メルマガリストで節税対策だって?

Last updated on 2023年5月18日 By 杉田健吾

先日の「リストと不動産投資の関係」という話の中で、「僕はリストってある意味不動産投資と一緒だなと思っています。」という話をしました。そして「僕は、リストにコストをかけるようになればなるほど、不動産投資をやってるのと一緒やんってますます思うようになってきた。」という話をしましたね。

そして、リスト集めは不動産投資と同じように節税として使えるかもという話をしました。ますます気になる内容になってきたのではないでしょうか。そこで今回は、メルマガのリスト集めで節税対策ができる理由について解説していきます。

今回の内容は

リスト集めが不動産投資と同じ理由
リスト集めにお金をかけると分析するようになる
不動産投資も利回りを考えて投資する

リスト集めが不動産投資より節税になる理由
不動産投資が節税になる理由
不動産投資の節税は速効性がなく全額経費にできない
リスト集めの広告費なら一括で経費にできる
同じ500万円の支出でも今年経費にできる額が違う
リスト集めの広告費は最高の節税商品

リスト集めで売上を増やしながら節税しよう

リスト集めが不動産投資と同じ理由

僕がなぜ「リスト集めと不動産投資が同じ」と思うかというと、リスト集めにお金をかけて、リストをしっかり集められるようになればなるほど、その後にリスト集めでかけたコストがちゃんと回収できているのかについて、きちんと分析するようになるからです。

リスト集めにお金をかけると分析するようになる

いかに低コストで(CPAを下げて)濃いリストを集めるか(ROASを上げるか?)とか、そもそも広告にかけたコストって、どれくらいの期間で回収できているのかみたいなことを、めっちゃくちゃ分析するようになるんですよね。だから、リスト集めって投資用不動産を買うときと一緒やん!って思うんです。

不動産投資も利回りを考えて投資する

不動産投資だって、いかにお得な価格でいい物件を仕入れるか?そして、その物件を買うのにかかったコスト(頭金)をどれくらいの期間で、どれくらいの利回りで回収していくのか?について考えますよね。いや〜ほんとに、不動産投資とリストって一緒やんって思います。

リスト集めが不動産投資より節税になる理由

リスト集めが不動産投資と同じと言いましたが、不動産投資より優れていると思っている点があります。それが節税です。僕はリスト集めの方が不動産投資より節税に向いていると思っています。そこで、リスト集めが節税になる理由を紹介します。

不動産投資が節税になる理由

まず先に、不動産投資がなぜ節税になるのかと言うと、銀行から融資を引っ張ってきて、レバレッジをかけて高額な物件が買えるからでしたよね。覚えていますか?覚えていない方は、「【借金編】社長なら無税のお金を使いこなそうぜ!」を復習してみましょう。

簡単にまとめると、自分のお金ではない他人のお金(銀行から借りたお金、これを僕は無税のお金と言っています)を使って、買った物件についても減価償却費として毎年経費にすることができるんです。だから、不動産投資は節税になる(正確には税金の繰延べになる)ということでしたね。

不動産投資の節税は速効性がなく全額経費にできない

ただし、不動産投資って1億円の物件を買ったとしても、すぐにその1億円が経費にできるわけではないんです。しかも不動産投資はあくまでも減価償却費として少しずつ経費になるだけです。さらに土地の部分は経費にはできないですから、使ったお金全てを経費にできるわけではありません。

このような理由があるから、かなり大きなお金を動かさないと、そこそこの節税のメリットは得られないと言うのが不動産投資の節税の仕組みであり現状なんですね。ちなみに、建物の値段が1億円のRC構造のマンションを新築で買った場合、耐用年数47年なので47年かけて経費にしていいよ!ってことになっています。

つまり、実際に1年で経費にできる金額は1億円×0.022(償却率)=220万円だけです。すくな!!!って思いませんか?1億円を払って、年間220万円だけですよ。土地代も1億円かかるとしたら、2億円払って年間220万円だけですからね。

リスト集めの広告費なら一括で経費にできる

ところが、不動産投資に比べたらメルマガのリストを得るための広告費って、使ったときに一括で経費にできるんですよ。だから例えば、300万円の広告費を使って3000件のリストを取得することができたとしたら(CPA1000円)、この広告費300万円は不動産投資のように減価償却費で何年もかけてちょっとずつ経費になるのではなくて、300万円が一括で経費にできるんです。

ん?今回の杉田さんは何が言いたいの?って思っちゃいましたか?これね。このメルマガリストを得るための広告費って、うまく活用すれば節税対策に使えるよね!って話です。

同じ500万円の支出でも今年経費にできる額が違う

例えば、リストを取得するために500万円の広告費をかけるとします。これって、500万円の頭金をかけて収益不動産を一棟買うのと一緒やんって僕は思っているのですが、収益不動産だと1億円の物件を買っても1年で経費にできるのはさっき書いた通り220万円だけです。

それなのに、これがリストを取得するための広告費ならその500万円全てが一括で経費にできるんです。ということは、これを決算期末近くにうまく活用すれば、もしかしてめっちゃいい節税対策として使えるんじゃないの?っていうわけです。

リスト集めの広告費は最高の節税商品

リスト集めの広告費は、もしかして最高の節税商品かもと思います。決算期末直前になって税金計算して慌てて経営セーフティー共済(倒産防止共済のことね)に、せっかくの事業資金を預けてしまってお金を寝かせてしまったり、下手な不動産を買ったり必要もないのに中古のベンツ買ってしまうより、もっと言うとドローン投資なんかよりもずっといい節税商品なんじゃないかなって思います。

リスト集めで売上を増やしながら節税しよう

今回は、メルマガのリスト集めで節税対策ができる理由について解説してきました。他人のお金で資産を増やしつつ、毎年節税できるのが不動産投資です。しかし速効性がないのが難点ですね。それと比べて、リスト集めの広告費は一括で経費にできるから、速効性が高い節税対策になります。しかも集めたリストで本業の売上も増えるから一石二鳥です。

つまり取得したリストをあなたがお客さんに変えることができるならば、これってめっちゃ利回りのいい収益不動産を買って貸すのと一緒ですよねって話ですね。理解していただけましたか?もしかしたら今日の話はわかる人にはわかるけど、わからない人にはまったくわからない話だったかもしれませんね。

もし今回の内容がいまいちピンッと来なかったら、他のレクチャーも読んでみてください。きっとあなたに合った節税方法が見つかりますよ。それではまた。