一人でカフェも会議費でいいの?経費にするなら科目より理由が大事
Last updated on 2023年4月14日 By 杉田健吾
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前々回や前回のレクチャーは読んでいただけましたか?まだ読んでいない方は先にそちらを読んでいただいた方が良いかもしれませんが、前々回のレクチャーで僕は、「一人でカフェに入っても経費にしていいんですよ〜」という話をしました。
そしたら、これがなんとまあまあの反響がありました。「まじですか!」「そんなの知らなかった〜!」「一人での飲食はダメだって税理士さんから言われてます」などなど、知らなかった〜のオンパレードです。こんなに反響があったので、今回は前々回からの続きをもう少しお話しようかと思います。
経費にするには理由が必要
僕は前々回のレクチャーにこれほどの反響があるとは思っていなかったので、書いている僕の方がマジですか〜!って感じでした。
多くのひとり起業家の方は勘違いしているようですが、一人でカフェに入ったから経費にできるとかできないとかいうことではないんです。カフェに入った理由によって、経費にできるかできないかが変わりますよということが重要なんです。つまり、なんの目的でカフェを利用したの?これですよこれ!
こんな理由では経費になりません
経費にするには理由が大事なので、もちろんこんな理由では経費になりません。
- ただコーヒーを飲みに行った
- ただ休憩のために利用した
- ただモーニングを食べに行った
- あのおしゃれなカフェに行ってみたかっただけ
こんな理由ならもちろん「そんなもんは経費になりまっかいな〜」って話です。例え本心がこのような理由でも、経費にしたいなら別の理由を考える必要があります。
こんな状況、ひとり起業家ならありますよね
それではこんな理由ならどうでしょう。
- 移動中に思い出した仕事のメールを確認するために利用した
- 移動中にはっと閃いたメルマガやブログの記事を書くために利用した
- クライアントさんと会うまでの時間調整にカフェを利用した
- 明確な仕事内容がなくてもカフェを1つの仕事場として利用した
こんな場合って、ひとり起業家ならかなりありますよね。こんな場合は仕事で利用しているのですから、経費にしても良いと思いませんか。
理由があれば経費にできる
こんなことを言っている僕なんか、起業したての頃は自分の仕事スペースなんてどこにもありませんでした。だからずっとカフェを転々としながら、いくつものカフェに入り浸って仕事してましたからね。そして、カフェに入る以上は何か頼まないといけないですよね。しかも、2時間も3時間も粘るならコーヒーたった1杯じゃなんか申し訳ないですよね。だから途中でサンドイッチやケーキなんかも頼みますよね。
これを経費にして何が悪いの?って話です。めっちゃ自分の仕事場確保のためのカフェ利用ですよね。だから、「マジで〜」なんて言わないで、自信を持って経費にしてくださいね!そしてレシートに理由を書くのなら、そうですね〜「仕事場確保のためのカフェ利用」のように書いておけばいいと思いますよ。
経費にしたいなら理由を考えよう
今回も前回、前々回に引き続きカフェ代を経費にする話をしてきました。何回も言いますが、カフェ代が経費にできるとかできないとかでは無いんです。カフェに入った理由によって、経費にできるかできないかが変わるんです。だから節税脳を鍛えてしっかりとした理由を考えることが重要なんですよ。
といっても難しく考えることはありません。今回紹介したような理由で十分です。節税脳が鍛えられればカフェ代だけではなく、他のことも理由を付けて経費にできるようになりますよ。だからしっかり節税脳を鍛えていきましょうね。
それではまた。