そろそろ源泉徴収制度から脱出しよう!
Last updated on 2023年6月14日 By 杉田健吾
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源泉徴収制度にどっぷり浸かったサラリーマンの方、どんぶり勘定の個人事業主の方、前回のレクチャー見ていただけましたか?前回は源泉徴収制度の闇のお話をしました。少しでも危機感を持ってくれたら嬉しいです。
今回は前回に引き続き、源泉徴収制度のお話をしていきます。この話を読めば、もっと税金のことをちゃんと知ろうという気になると思いますよ。
源泉徴収制度について前回のおさらい
前回は、源泉徴収制度があなたを税について無知にさせるために作られた制度ですよ〜ってお話をしました。そして、この源泉徴収という制度が有る限り、国はサラリーマンから税金を取りっぱぐれることは絶対にないという話をしましたね。
まあ政府が合法的にあなたのポケットに手を突っ込んであなたのお金を奪っていくというあれですね。まさに、あなたが汗水垂らして働いて稼いだ大切なお金が、なすすべもなく奪われていく〜という感じですね。
しかも、そのサラリーマンから源泉徴収している税金が所得税全体の税収入のうちのなんと85%を占める17兆円もあるんですよ〜って話をしましたね。
税の仕組みを理解しよう
前回の話を聞いて、ちょっとびっくりしませんでしたか?日本人、このままで大丈夫なの?って。こんなに税に無知のままな人が多くて諸外国に勝てるの?って思いませんでした?
だから本当は、もう税金の計算がめんどくさいなんて言っている時代ではないんです。税金の細かい計算なんかは専門家に任せればいいし、なんなら税務署にやって貰えばいいんです。そうじゃなくて、そもそもの税の仕組みをちゃんと理解しようよ!ってことです。
よくわからないまま大金を国に払うのはもう止めよう
税金を納める行為って、これも立派な経済行為であって、国から大きな買い物をするのと一緒ですからね。あなたは車を買うときに、よくわからないままお金を払いますか?家を買うのに、よくわからないまま誰かに勝手に計算させて高いお金を払いますか?
いやいや、300円のコンビニ弁当を買うのだって、結構中身を見て比べて、これは卵が入っているとか、いややっぱ今日はシャケだなとか、いやいややっぱり唐揚げだろとか、まあまあ検討しているでしょ?
それなのに、納税という経済行為になった途端、チ〜ンってなってしまう。あ〜よくわかんな〜いってなって、その実態を見ようともしない。もうそろそろ、そんな考えを捨てませんか?それではいつまで経ってもお金が増えませんよ。毎年、大きなお金を納めるんだから、税金についてもしっかり検討しましょう。
源泉徴収制度から脱出して、自分でお金をコントロールしよう
今回は前回に引き続き、源泉徴収制度のお話をしてきました。源泉徴収制度は国が税金を取りっぱぐれないように巧妙に仕組んだ罠だと気が付きましたか。このまま源泉徴収されつづけていると、どんどん国にお金を持っていかれますよ。そうならないためにも税の仕組みを理解して、自分で納税できるようになりましょう。
そして、源泉徴収制度にどっぷり浸かったサラリーマンの方も、どんぶり勘定の個人事業主の方も、そろそろ自分で稼いだ大切なお金を、自分でコントロールする力を持とうじゃありませんか。お弁当を毎日節約するより、もっとたくさんのお金が手元に残るかもしれませんよ。