副業時代の法人の賢い使い方?
Last updated on 2023年11月29日 By 杉田健吾
–
「生活をもう少しリッチにしたいから」「老後資金の足しにしたいから」という理由で副業を始めたいと思っていませんか?最近では副業が解禁されている会社も多くなってきましたが、副業が許可されていない会社も多いですよね。でも、副業が許可されていなくても副業をしたい人って意外と多いんです。
そして副業が許可されていないから、会社に副業していることがバレたくなくて、あまり稼げない人が多いんです。でも工夫次第では、しっかり稼いでも会社に副業がバレない方法だってあるんです。そこで今回は、副業の会社を作って本業の会社にバレないようにする方法について解説します。
副業する人が増えている
最近ではサラリーマンをしながら自分のビジネスを立ち上げる人が増えてきましたね。とてもいいことです。また副業解禁の大手企業も少しずつ増えてきましたね。これもとてもいい傾向ですよね。
副業禁止で副業ができない人も多い
でもね、そうは言ってもまだまだ副業禁止の会社も多いのが実情です。やっぱり副業OKという会社はまだまだ少数派というのが現状ですよね。副業禁止の会社にお勤めだからほんとは自分のビジネスやりたいんだけど、やれないって方、実は結構多いらしいです。
副業が会社にバレないようにしている
さらにはこんな時代だから自分のビジネスをこっそりやっているけど、あんまり稼ぐと申告しないといけなくなるから、あえてアルバイト程度で稼ぎをストップして調整している人も結構いるとか。あ〜もったいない。確かに会社にお勤めで、その会社の給料以外に個人でビジネスやって利益(所得)を20万円以上稼いだら確定申告しないといけなくなりますからね。それだと勤め先の会社にバレる可能性があるからと、ちょっと稼いではドキドキ、ちょっと稼いではドキドキ、みたいに苦労している人が意外に多いらしいですね。
副業がバレたくないなら会社作れば?
僕は思うのですがこんな時こそ、いっそのこと会社(法人)作ったら!って思いますね。
会社を作って給料をもらわない
会社を作って社長になって、その上で会社から給料をもらわなければいいんじゃないの?って思うなぁ〜。えっ?社長が給料もらわなくてもいいの?って声が聞こえてきそうですが、だって会社設立した起業初期なんてまだまだ売上なんてあまりないじゃないですか。
給料を貰わなければ確定申告が不要
つまり思ったほど稼げないってことは会社にお金ないでしょ?お金がないのにどうやって給料を出すの?って話ですよ。だからある程度お金が稼げるまでは社長に給料なんか出しませんよ!って至極当たり前のことです。経営者として当然の判断ですよね。
となると、副業しながら会社の社長やってても社長の給料がゼロならば社長自身は個人の収入はお勤め先の給料のみのままですよね。ということは社長個人は「確定申告をする必要なし!」ってことです。この方法を使うと実は結構お勤め先にバレにくい。
登記でバレたくないなら社長を親族にする
とは言え、社長になると法人登記に名前が載るのでまったくバレないかというとバレる確率がゼロではないけど、まあバレにくい。僕のクライアントさんも、もう4年も5年もそれ以上の方もバレてないですからね。なのでこの方法で副業してる人は意外といますよね。さらに登記にも名前を出したくなければ出資だけして社長は奥さんや父ちゃんや母ちゃん、兄弟に頼むなんてバージョンもあります。こうするとさらにバレなくなります。
会社を作れば節税になるし、お金はもらえる
まあ会社を作るとそこにあなたが稼いだ収入を入れる器がいい感じにできるので、結構便利です。しかも自分でいろいろ活動して支払ったお金も経費にできたりするし、旅費規程を導入すれば給料はもらわないけど旅費としてお金はもらうなんてことも可能になります。(旅費は非課税ですからね)
このように自分のビジネスにかかる費用はしっかりと会社の経費にしておけば、賢く節税できます。しかも稼いだ収入を会社の収入にしておいて、でもそこから自分が給料をとらなければ自分としては個人の確定申告はしなくてもいいんです。う〜ん。やっぱり会社を持つと便利ですよね。どうですか?ちょっとやってみませんか?
副業がバレたくないなら会社を作ろう
今回は、副業の会社を作って本業の会社にバレないようにする方法について解説してきました。副業を禁止している会社に勤めていると、たとえ副業をしていたとしても少額しか稼げないですよね。だって20万円以上利益が出てしまうと確定申告をしなければいけなくなりますからね。だから利益が20万円を超えないように、ドキドキしながら稼いでいる。
でもそんなことをするくらいなら、副業の法人を作ってしまった方が良いんじゃないの?って思っています。そして利益は全て会社に蓄えておいて、自分には給料を支払わなければ、確定申告は不要です。会社を作って社長になると登記をしなければいけませんが、それでバレる心配があるなら、親族を社長にしてもよいかもしれませんね。
こうすれば費用を経費にできて節税にもなるし、旅費規程を導入すれば旅費をもらえる。副業が会社にバレるのが嫌だったら、会社を作ってこんな使い方をしてみてはいかがでしょうか。