デジタル商品の作り方:既存のサービスをデジタル化する方法
Last updated on 2024年10月16日 By 杉田健吾
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こんにちは、杉田健吾です!今日は、多くの起業家が頭を悩ませている「デジタル商品の作り方」について、僕の経験を交えながらお話しします。「自分のサービスはデジタル化できない」なんて思っていませんか?大丈夫です!ほとんどのサービスは、工夫次第でデジタル化できるんです。では、その方法を、一緒に見ていきましょう( ̄▽ ̄)
デジタル化への不安を乗り越える
まず、正直に言いますが、僕も最初は不安でいっぱいでした。20年以上の税務経験と、個別コンサルティングで培ってきたノウハウを、どうやってデジタルの世界に移し替えればいいの?って。
「私のサービスは個別性が高すぎる」 「顧客との対話が必要不可欠だ」 「デジタル化すると品質が落ちてしまう」
こんな思いが頭をグルグル巡っていました。でも、実際に取り組んでみると、ほとんどのサービスはデジタル化が可能だということがわかったんです。驚きですよね(゜o゜)
デジタル商品化の4ステップ
では、具体的にどうやってデジタル商品を作ればいいのか。僕が行った手順を、4つのステップでご紹介します。
ステップ1:サービスの本質を見極める
まず最初に取り組んだのは、個別コンサルティングの内容を丁寧に整理することでした。10人、20人とこなしてきた個別コンサルの内容を振り返り、毎回同じように話している部分を洗い出したんです。
例えば、起業初期の基本となる税務戦略、法人を作るときの有利な作り方、一人社長に特化した旅費規程の作り方、一人社長ならではの出張の作り方など、多くのひとり起業家に共通して必要な知識やスキルがあることに気づきました。
この作業、単に過去を振り返るだけじゃないんです。むしろ、自分のサービスの本質を見つめ直す貴重な機会になりました。「僕は顧客に何を提供しているのか」「顧客は何を求めてコンサルティングを受けに来るのか」。こんな根本的な問いに向き合うことで、自分のサービスの価値を再認識できたんです。
ステップ2:知識をマニュアル化する
次に、特定した共通部分を、順を追ってマニュアル化していきました。例えば、「法人化メリット活用講座」「失敗しない法人化マニュアル」「旅費規程導入マニュアル」といった具合です。
正直、この過程は大変でした( ̄O ̄;) それまで頭の中にあった知識やノウハウを、明確な言葉や図表で表現する必要があったからです。でも、この苦労が後々大きな実を結ぶことになるんです。
この作業を通じて、僕自身の知識やスキルがより体系化され、洗練されていったんです。これって、意外な副産物だったんですよ( ̄▽ ̄)
ステップ3:グループ講座で検証する
マニュアルがある程度完成した時点で、個別コンサルティングをグループ講座に変更しました。共通して躓くポイントや必ず知ってほしいポイントをマニュアルにまとめ、それを基に講義形式で話すようにしたんです。
ここで重要だったのは、参加者の反応を細かく観察することです。どの部分で参加者が特に興味を示すのか、どの説明が分かりにくいと感じられているのか。そういった情報を基に、マニュアルや講義内容を随時改善していきました。
ステップ4:オンラインコースに進化させる
最後に、グループ講座の内容を収録し、それをオンラインコースとして構成しました。これが現在の各デジタル商品の基礎となっています。
ここでのポイントは、単に講座内容をそのまま動画化するのではなく、オンライン学習に適した形に再構成することです。例えば、1つのトピックを15分〜30分程度の動画にまとめるなど、隙間時間でも視聴できるように学習効果を高める工夫を施しました。
デジタル商品化で得られる意外な恩恵
ここまでデジタル商品化の手順をお話ししてきましたが、実はこの過程を経ることで、思わぬ恩恵も得られるんです。
自分の知識の再体系化
まず、自分の持っている知識やスキルが再体系化されます。バラバラだった知識が整理され、より深い理解につながるんです。
僕の場合、税務や経営の知識をデジタル商品化する過程で、「あれ?このつながりって、こうだったんだ!」みたいな新しい発見がたくさんありました。結果的に、コンサルティングの質も上がったんですよ。
時間の有効活用
デジタル商品化することで、同じ内容を何度も繰り返し説明する必要がなくなります。その分の時間を、より高度な問題解決や新しいサービスの開発に充てられるようになりました。
新たな顧客層の開拓
デジタル商品は、地理的な制約がありません。その結果、これまでリーチできなかった新しい顧客層を開拓できるようになりました。
さあ、あなたも始めてみよう!
ここまで読んで、「よし、僕もやってみよう!」と思った方もいるでしょう。素晴らしい!その意欲、大切にしてくださいね。
デジタル商品化は、決して簡単な道のりではありません。でも、一歩一歩着実に進めていけば、必ず道は開けます。僕がそうだったように、あなたも素晴らしいデジタル商品を作り上げることができるはずです。
最後に、デジタル商品化に挑戦する方へのアドバイスです:
- 完璧を求めすぎない:まずは小さく始めて、徐々に改善していきましょう。
- 顧客の声に耳を傾ける:フィードバックは宝物です。それを基に商品を進化させていってください。
- 自分の強みを活かす:他の人と比べる必要はありません。あなたにしかできない価値提供を考えましょう。
- 継続は力なり:最初はうまくいかなくても、諦めずに続けることが成功の鍵です。
さあ、あなたの知識や経験を、価値あるデジタル商品に変える旅に出発しましょう!きっと、素晴らしい未来が待っていますよ。一緒に頑張りましょう!
ではでは、今日はこの辺で。。。( ̄▽ ̄)