ステップメールを数字で読み解く!開封率・クリック率・コンバージョン率の分析法
Last updated on 2025年4月7日 By 杉田健吾
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こんにちは、杉田健吾です。先日、あるお客様から「ステップメールを始めたんですが、本当に効果があるのかわからなくて…」という相談を受けました。
実は僕もステップメールを始めた頃は、毎日不安でいっぱいでした。
「これでいいのかな…」
「ちゃんと読まれているのかな…」
「効果はあるのかな…」
そんな思いを抱えながら、ただ作って配信するだけの日々。でもある日、「数字」を見ることの大切さに気づいたんです。
最初は正直、数字を見るのが怖かったです。だって、もし低い数字だったら…って考えると不安で。でも、勇気を出して毎日数字をチェックしていくうちに、不思議なことが起きました。それは…数字を見るのが楽しくなってきたんです^^
今では毎朝、コーヒーを飲みながら、ステップメールや日刊メルマガの数字をチェックするのが日課になっています。
「あ、この記事、反応良かったな」
「このタイトル、工夫した甲斐があったぞ」
「おっ、新しい読者さんが増えてる!」
まるでゲームのスコアを見るような、そんなワクワク感があるんです( ̄▽ ̄)
今日は、そんな僕が毎日楽しみながらチェックしている「3つの重要指標」について、詳しくお話ししていきたいと思います。

今回の内容は
ステップメールは効果を測らなきゃ始まらない!
開封率:最初の関門を突破しよう!
クリック率:興味を行動につなげる
コンバージョン率:最終目標の達成度を測る
まとめ:継続的な測定と改善がステップメールを成長させる
ステップメールは効果を測らなきゃ始まらない!
ステップメールって、一度設定しておけば自動で見込み客に配信してくれる便利なツールですよね。でも、ただ配信するだけじゃもったいないんです。どんなに素晴らしい内容のメールを作っても、実際にどれくらい成果が出ているのか測定しなければ、改善のしようがありませんよね。
僕がいつも大事にしているのは、「数字で効果を確認すること」。感覚や勘だけに頼らず、しっかりとデータを見て判断することが、ステップメールを成功させる秘訣なんです。
今日は特に重要な3つの指標について、詳しく解説していきますね( ̄▽ ̄)
- 開封率(お客さんがメールを開いてくれるかどうか)
- クリック率(内容に興味を持ってリンクをクリックしてくれるか)
- コンバージョン率(最終的な目標行動をとってくれるか)
これらの指標をきちんと理解して分析できるようになれば、あなたのステップメールはどんどん効果的になっていきますよ。
開封率:最初の関門を突破しよう!
まず最初に見るべきなのが「開封率」です。これは、送ったメールのうち、実際に開封されたメールの割合を表しています。
開封率が持つ意味
高い開封率は、あなたのメールの件名(タイトル)が魅力的で、受信者の興味を引いていることを示しています。逆に低い場合は、件名に工夫が必要だったり、メールが迷惑メールフォルダに振り分けられていたりする可能性があります。
ステップメールの目的は、単に情報を届けるだけじゃなく、その後のクリックやコンバージョンにつなげることですよね。でも、メールが開かれなければ、その後の行動も期待できません。だから開封率は、最も基本的でありながら、とても重要な指標なんです( ̄▽ ̄)
目標値の設定方法
「じゃあ、開封率は何%を目指せばいいの?」って思いますよね。
これは業界や、メールリストの質、過去の実績などによって変わってきます。一般的には20%以上が一つの目安と言われていますが、自分の状況に合わせて現実的な目標を設定することが大切です。リストの質が高く、すでに関係性のある相手なら、もっと高い開封率も期待できますよ。
ちなみに、僕のステップメールの開封率、すごくないですか?広告経由でオプトイン(登録)してくれた方は40%〜50%、オーガニック経由(ブログやKindle、YouTube等)からオプトインしてくれた方は70%〜80%以上もあるんです。一般的な開封率が20%程度と言われる中で、これだけ高い数字が出せているのは、やっぱり嬉しいですよね^^
開封率を上げるためのポイント
開封率を上げるためには、次のようなポイントに注意してみてください( ̄▽ ̄)
まず、件名を工夫することが超重要です。数字を入れる(「3つの秘訣」など)、質問形式にする、緊急性や限定性を出す(「今だけ」「本日限り」)、得られるメリットを明確にするなど、様々な工夫ができます。
あとは、送信者名をわかりやすくしたり、プレヘッダー(件名の下に表示される短いテキスト)を活用したりするのも効果的ですよ。ちなみに僕は送信時間を毎日19時に設定しています。これは、仕事帰りのスキマ時間にスマホでサクッと読んでもらえるよう、あえてこの時間帯を選んでいるんです( ̄▽ ̄)
クリック率:興味を行動につなげる
次に重要なのが「クリック率」です。これは開封されたメールのうち、メール内のリンクがクリックされた割合を表します。

クリック率の重要性
高いクリック率は、メールの内容が受信者のニーズに合っていて、提供している情報や提案に価値を感じてもらえていることを示しています。
ステップメールの最終目的はコンバージョン(商品購入や申し込みなど)ですが、そこへつながる重要なステップがこのクリックなんです。だからクリック率は、あなたのステップメールが適切に機能しているかを測る上で、とても重要な指標と言えますね( ̄▽ ̄)
目標値の設定
クリック率の目標値も、業界や内容によって変わってきますが、一般的には開封率の数%程度が目安になることが多いです。
ここで大切なのは、「開封数に対するクリック数の割合」を見ること。つまり、開封した人がどれだけ興味を持って次の行動に移ったのかを測ることができます。
クリック率を上げるためのポイント
クリック率を上げるためには、以下のポイントに注目してみてください( ̄O ̄;)
まず何より大切なのは、「価値のある内容を提供すること」。お客さんの悩みや疑問を解決する情報や魅力的な提案を提供できれば、自然とリンクもクリックしてもらえます。
そして、行動を促すための「コールトゥアクション(CTA)」を明確にすることも重要です。「詳細を見る」「今すぐ購入」「無料でダウンロード」など、クリックで何が得られるのかを具体的に伝えましょう。
CTAはボタン形式にして目立たせたり、緊急性や限定性を加えたりするのも効果的です。また、スマホで見たときにもクリックしやすいデザインにすることも忘れないでくださいね。
コンバージョン率:最終目標の達成度を測る
そして最後に、最も重要な指標が「コンバージョン率」です。これはステップメールを通じて最終的な目標(商品購入や資料請求など)を達成した受信者の割合を表します。
コンバージョン率の意味
高いコンバージョン率は、あなたのステップメールのシナリオが、見込み客を最終ゴールへと効果的に導いていることを示しています。逆に低い場合は、オファーの内容や、ランディングページの構成、ターゲット顧客とのミスマッチなどが考えられます。
ステップメールは、お客さんとの関係を段階的に深めながら、最終的な行動を促すことが目的です。コンバージョン率は、その最終目的がどれだけ達成されているかを直接示すので、ステップメール成功の可否を判断する上で最も重要な指標なんです( ̄▽ ̄)
目標値の設定
コンバージョン率の目標値は、ビジネスゴールと密接に連携させる必要があります。例えば、月に〇〇件の売上を達成したいなら、ステップメールを通じてどれだけのコンバージョンが必要かを逆算して考えることができます。
一般的には数%のコンバージョン率が目安となることが多いですが、高単価な商品や専門性の高いサービスの場合は、それよりも低い数値が妥当な場合もありますよ。
コンバージョン率を上げるためのポイント
コンバージョン率を向上させるには、ステップメールのシナリオ全体を見直し、以下のポイントに注目してみてください( ̄▽ ̄)
まず、「魅力的なオファー」を作ることが重要です。お客さんのニーズを深く理解し、本当に欲しいと思えるような価値の高いオファーを提供しましょう。
また、「ランディングページの最適化」も欠かせません。オファーの内容やメリット、CTAなどを明確に伝え、信頼性を高める工夫(実績や顧客の声など)をしましょう。フォームは入力項目を最小限にして、離脱を防ぐことも大切です。
そして何より大切なのが「信頼関係の構築」です。ステップメールの初期段階で、自己紹介や価値提供を通じてお客さんとの信頼関係を築くことが、高いコンバージョンにつながります。一方的に売り込むのではなく、お客さんの課題解決に寄り添う姿勢が大切なんですよ。
僕の経験では、ステップメールの中で自分の失敗談や、実際にお客さんを助けた事例を紹介することで、親近感や信頼感が生まれ、コンバージョン率が上がることが多いですね( ̄▽ ̄)
まとめ:継続的な測定と改善がステップメールを成長させる
今日は、ステップメールの効果測定において重要な3つの指標、「開封率」「クリック率」「コンバージョン率」について解説してきました。
大切なポイントをおさらいしておきましょう。
- 開封率は件名の魅力が鍵。数字や質問、緊急性を上手に活用
- クリック率は内容の価値とCTAの明確さが決め手
- コンバージョン率はオファーの魅力とランディングページの最適化、そして信頼関係の構築が重要
- 一度測定して終わりじゃなく、継続的に測定と改善を繰り返すこと
明日からできる一歩目として、まずは現在のステップメールの開封率・クリック率・コンバージョン率を確認してみてください。現状を把握することから、すべての改善は始まります。
そして、1つずつ改善策を試してみてください。特に効果が出やすいのは件名の工夫です。A/Bテストを使って、どんな件名が開封率アップにつながるか試してみるといいですよ( ̄▽ ̄)
ステップメールは一度設定して終わりではなく、常に進化させていくものです。効果測定と改善を繰り返すことで、あなたのステップメールはより多くの見込み客を惹きつけ、ビジネスを大きく成長させる強力なツールになっていくはずです。
ではでは、今日はこの辺で。。。( ̄▽ ̄)