顧客に刺さる!条件分岐を活用したステップメールでパーソナライズ配信のコツ
Last updated on 2025年4月11日 By 杉田健吾
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こんにちは、杉田健吾です。今日は多くの方が悩んでいる「ステップメールをもっと効果的に使う方法」について、僕なりの考えをお伝えしますね( ̄▽ ̄)
実は僕は、数年前に120通からなる大規模なステップメールを作って、商品の自動販売の仕組みを完成させました。それなりの売上も上がっていたんですが、でも、「まだまだ進化できるはずだ」「もっとお客様の役に立てるはずだ」という思いが頭から離れなかったんです。
毎日のようにステップメールの配信状況をチェックしながら、「このメール、もっと読者さんに響くようにできないかな」「一人一人に合わせた内容を届けられたら、もっと喜んでもらえるのに」と考えていました。
そんな時、あるお客様から「杉田さんのメール、いつも勉強になるんですが、私にはちょっと難しすぎる内容もあって…」というフィードバックをいただいたんです。
その言葉がきっかけで、「そうか!全員に同じ内容を送るんじゃなくて、一人一人の状況に合わせてカスタマイズできたら…」というアイデアが閃いたんです( ̄▽ ̄)
それからというもの、僕は条件分岐を使ったパーソナライズ配信の研究を始めました。試行錯誤の末に見つけた効果的な方法を、今日はみなさんにお伝えしていきたいと思います。

今回の内容は
なぜただのステップメールじゃダメなの?
条件分岐を使ったパーソナライズが効果的!
パーソナライズのメリットは大きいんです!
具体的にどうやって条件分岐を設計するの?
具体的な活用例を見てみよう!
条件分岐を使う時の注意点
まとめ:明日から始める条件分岐活用法
なぜただのステップメールじゃダメなの?
一度設定すれば自動的に配信できるステップメール。便利ですよね?でも、全員に同じ内容を送り続けるだけでは、その効果は半減してしまうんですよ。だって考えてみてください。あなたのお客さんは、みんな同じ悩みを持っているわけじゃありません。同じ情報に興味があるわけでもないんです( ̄O ̄;)
たとえば、あるお客さんはすでに商品について詳しく知っていて、具体的な活用法を知りたいと思っている。でも別のお客さんは、まだ基本的な情報を求めている段階かもしれません。こんな時、全員に同じメールを送っていたら…どうなるでしょう?
そう、「この情報、自分には関係ないな」と思われてしまうんです。そうなると開封されなくなり、せっかくのメールがゴミ箱行きになっちゃいますよね( ̄▽ ̄)
条件分岐を使ったパーソナライズが効果的!
そこで役立つのが、「条件分岐」を使ったパーソナライズ配信なんです!
お客さんの行動や属性に応じて、その後のメール内容を自動的に変更する機能です。これを使えば、「この人にはこの情報」「あの人にはあの情報」と、まるでそれぞれのお客さんに合わせてカスタマイズしたかのような配信ができるんですよ。
例えば、メールを開封したかどうかで分けたり、メール内のリンクをクリックしたかどうかで分けたりできます。どんな商品を購入したか、どのページを見たか、登録時の情報なども分岐の条件にできますよ。これを活用すると、お客さんは「あ、この人は自分のことを理解してくれている」と感じるようになります。そうすると、メールの開封率も上がるし、最終的な成約率も上がっていくんですよ( ̄▽ ̄)
パーソナライズのメリットは大きいんです!
実際、パーソナライズしたステップメールには大きなメリットがあります。お客さんが「自分に必要な情報だけが届く」と喜んでくれますし、開封率やクリック率も上がります。お客さんとの関係が深まって、購入や問い合わせといった行動につながりやすくなります。そして何より、長期的なファンになってもらいやすいんです。
つまり、一手間かけるだけで、その後の効果が全然違ってくるんです!
具体的にどうやって条件分岐を設計するの?
では、実際にどうやって条件分岐を使ったステップメールを作ればいいのか、順番に見ていきましょう( ̄▽ ̄)
ステップ1:目的とターゲットを明確にする
まずは「なんのためにステップメールを送るのか」をハッキリさせましょう。新規のお客さんを育てるため?特定の商品を売るため?セミナーに集めるため?
そして、どんな人に届けたいのかも考えます。年齢や性別だけじゃなく、「どんな悩みを抱えているか」「どんなことに興味があるか」「どんな生活を送っているか」といった、より具体的なイメージを作っておくといいですよ。
ステップ2:お客さんの行動を予測して分岐点を作る
次に、お客さんがどんな行動を取りそうかを予測し、そこに分岐点を作ります。
例えば、最初のメールで資料のダウンロードリンクを送ったとします。ここでお客さんの行動は大きく2つに分かれます。ダウンロードした人は興味が高い人だと考えられますよね。一方、ダウンロードしなかった人はまだ迷っている可能性があります。
この2つのグループには、次に送るメールの内容を変えた方がいいんです。ダウンロードした人には「さらに詳しい情報」や「実際の成功事例」を送るといいでしょう。ダウンロードしなかった人には「資料の魅力を改めて伝える」か「別の角度からの情報」を送るといいですね。
このように、お客さんの行動に合わせて次の一手を変えるんです( ̄▽ ̄)
ステップ3:それぞれの分岐に合わせた内容を用意する
分岐点ごとに、その後のシナリオを考えます。どんな内容を、どんな順番で送るか、具体的に決めていきましょう。
基本的な流れとしては、最初に自己紹介をして、お客さんが抱える問題を提起します。その後、解決策を提示し、実績や証拠を紹介していきます。そして、お客さんが得られるメリットを説明して、最後に期間限定のオファーを出す…といった感じですね。
こんな流れを基本としつつ、お客さんの反応に合わせて調整していくといいですよ。

ステップ4:実際に設定してテストする
考えたシナリオに基づいて、実際にステップメールシステムで条件分岐の設定をします。絶対にテスト配信をして、ちゃんと意図した通りに配信されるか確認してくださいね。
ステップ5:効果を測定して改善する
配信を始めたら、その効果を測定します。どのメールが開封されたか、どのリンクがクリックされたか、どれだけ成約につながったか…こういったデータを見ながら、シナリオを改善していきましょう。
具体的な活用例を見てみよう!
それでは、実際にどんな風に条件分岐を使うのか、具体例を見てみましょう( ̄▽ ̄)
まず、ウェビナーへの参加を促す場合です。最初にウェビナーの案内メールを送ります。そして参加申し込みのリンクをクリックした人には、詳細情報や参加方法のリマインダーを送りましょう。一方、クリックしなかった人には、ウェビナーの魅力を別の角度から伝えたり、過去の録画への案内を送ったりするといいですね。
次に、商品の販売を促す場合です。複数の商品を紹介するメールを送ります。A商品のリンクをクリックした人にはA商品の詳細情報や利用者の声を送り、B商品のリンクをクリックした人にはB商品の情報を送ります。どれもクリックしなかった人には、商品の選び方や活用例を送るといいでしょう。
また、複数の商品を順番に販売していく場合も、条件分岐が効果的です。例えば、最初のA商品を紹介するメールを送った後、購入した人と購入しなかった人で分岐させます。
A商品を購入した人には、「ありがとうございました!」という感謝のメールと共に、A商品の活用法を丁寧に説明します。そして、A商品をマスターしたころを見計らって、「さらにステップアップしたい方へ」といった形でB商品を紹介するメールを送ります。
一方、A商品を購入しなかった人には、A商品の価値をより具体的に伝えるメールを送ります。例えば、実際の利用者の声や、具体的な成果事例を紹介したり、商品の特徴を別の角度から説明したりするんです。そして、期間限定の特典付きで再度オファーを出すといいですね。
このように、お客さんの行動(購入したかしなかったか)によって、次のステップを変えることで、それぞれに最適なアプローチができるんです( ̄▽ ̄)
最後に、無料トライアルに誘導する場合です。まずはサービスの無料トライアルを紹介します。トライアルを始めた人には活用法やサポート情報を送り、トライアルを始めなかった人にはサービスのメリットや導入事例を送るといいですね。
条件分岐を使う時の注意点
便利な条件分岐ですが、使う時にはいくつか気をつけたいポイントがあります( ̄O ̄;)
あまり複雑にしすぎないことが大切です。たくさんの分岐を作りすぎると、管理が大変になってしまいます。また、お客さんに「監視されている」と感じさせないようにしましょう。あまりに細かい情報まで把握していることをアピールすると、気持ち悪がられてしまうかもしれません。
そして、しっかりテストすることも忘れないでくださいね。設定ミスは思わぬトラブルの元になります。効果測定もとても大切です。改善し続けることで、どんどん効果が上がっていきますよ。
まとめ:明日から始める条件分岐活用法
今日は「条件分岐を使ったステップメールのパーソナライズ」について、具体的な方法をお話ししました( ̄▽ ̄)
大切なのは、お客さん一人ひとりに合わせた情報を届けること。そうすれば、お客さんの体験が良くなり、結果的にあなたのビジネスも成長していきます。
今日話したポイントは、全員に同じメールを送るのではなく、お客さんの行動に合わせて内容を変えること。目的とターゲットを明確にしてから、分岐点を設計すること。お客さんの行動を分析して、次のステップを考えること。そして、複雑にしすぎず、効果測定を忘れないことです。
明日からでも、あなたのステップメールに「ここで分けてみようかな?」という視点を取り入れてみてください。小さな変化から始めて、徐々に最適化していくのがコツですよ。
ではでは、今日はこの辺で。。。( ̄▽ ̄)