ステップメールを使いこなそう!外部サービス連携で自動販売の仕組みを作る方法
Last updated on 2025年4月16日 By 杉田健吾
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こんにちは、杉田健吾です!今回は、多くの方から質問をいただく「ステップメールと外部サービスの連携」について、わかりやすく解説していきますね( ̄▽ ̄)
「外部サービスの連携」って聞くと難しそうですよね。でも心配いりません!例えば、メンバーサイトで新規登録があったら自動でウェルカムメールが届いたり、商品を購入したら自動で決済完了メールと商品のダウンロードリンクが届いたりしますよね。あれと同じような仕組みなんです。
つまり「あるサービスで何かが起きたら、別のサービスが自動的に動く」という便利な仕組みのことなんですよ。今日はそんな便利な仕組みの作り方を、初心者の方にもわかりやすくお伝えしていきます!

今回の内容は
なぜステップメールが大切なの?
デジタルコンテンツ販売の完全自動化に必要なもの
ステップメールと外部サービス連携の基本
メンバーサイトとの連携活用法
ファネルシステムとの連携活用法
連携の可能性を広げるヒント
連携時の注意点
まとめ:ステップメールと外部サービスの連携で自動化を実現しよう
別々のシステムからオールインワンへの流れ
明日から始められる一歩目
なぜステップメールが大切なの?
デジタルコンテンツを販売している人、あるいはこれから始めようとしている人にとって、「ステップメール」はとても大切な武器になります。
えっ、ステップメールってなに?って思った方もいるかもしれませんね。簡単に言うと、「あらかじめ設定しておいたメールが、決まったタイミングで自動的に配信される仕組み」のことなんですよ。
例えば、メルマガに新しく登録してくれた人には、まず初日に「ありがとうございます」のウェルカムメール。そして3日後には「役立つ情報」のメール。さらに5日目には「悩みを解決する方法」のメール。最後に7日目には「商品やサービスの案内」のメールというように、段階的にメールが届くようにしておくんです。
これがなぜ大切かというと、いきなり「商品買ってください!」と言っても、初めての人はなかなか購入しないものです。でも、段階的に価値ある情報を届けていくことで、「この人の情報は役立つ!」と思ってもらえれば、商品紹介をしたときに響きやすくなりますよね( ̄▽ ̄)
でも実は、単にステップメールを設定するだけでは、デジタルコンテンツを「完全自動化」して販売することはできないんです。
なぜかというと…
デジタルコンテンツ販売の完全自動化に必要なもの
デジタルコンテンツを完全自動で販売するには、実はいくつかの機能が必要なんです。
- 見込み客を集める仕組み(ランディングページなど)
- メールを自動配信する仕組み(ステップメール)
- 決済を処理する仕組み(決済システム)
- コンテンツを配信する仕組み(メンバーサイトなど)
- そして顧客のアクションに応じた対応をする仕組み(ファネルシステム)です。
これらがバラバラだと、例えば「決済が完了したらメンバーサイトへの登録も自動でやってほしい」「特定のコンテンツを見た人だけに特別なメールを送りたい」といったことが、なかなか難しくなってしまうんですよね( ̄O ̄;)
そこで今日は、これらのシステムをどうやって連携させて、スムーズな自動販売の仕組みを作るのか、具体的に解説していきますね!
ステップメールと外部サービス連携の基本
まず、「連携」って聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、基本的な考え方は簡単です。
例えるなら、あなたのビジネスの中で働いている「デジタルスタッフ」同士が情報交換をして、協力して働いてくれるイメージですね。「AさんがBさんに『新しい会員が登録したよ』と教えてあげる」「Bさんは『ありがとう、じゃあウェルカムメールを送っておくね』と対応する」みたいな感じです( ̄▽ ̄)
具体的に、連携するとどんなことができるようになるのでしょうか?例えば、メンバーサイトに新規登録があったら自動的にステップメールが始まったり、商品を購入した人は別のステップメールコースに自動的に移動したり。こういったことが手作業なしで自動的にできるようになるんです!これがデジタルコンテンツビジネスを「ほったらかし」で運営できる秘訣なんですよ( ̄∇ ̄)
では、具体的な連携例を見ていきましょう!
メンバーサイトとの連携活用法
まず最初に、「メンバーサイト」との連携について説明しますね。
メンバーサイトというのは、パスワードなどで保護された会員専用のWebサイトのことで、あなたの有料コンテンツを配置する場所になります。僕の場合は、UTAGEとTeachableという2つのメンバーサイトを活用しています。最初はTeachableで動画などのコンテンツを管理していたのですが、UTAGEの方が便利だということで移行を進めました。現在は主にUTAGEを使用していますが、万が一のバックアップとしてTeachableも補完的に活用しているんです。このようなメンバーサイトとステップメールを連携させると、とても便利な仕組みができあがります。
例えば、新しく会員登録した人には、登録当日に「サイトの使い方ガイド」、数日後には「おすすめコンテンツの紹介」、さらにその数日後には「よくある質問とその回答」などを段階的に送ることができます。これによって、会員さんがスムーズにサイトを使い始められるようサポートできるんですよ。
また、新しいコンテンツをアップロードしたときには、関連する興味を持っている会員さんだけに自動でお知らせを送ることもできます。例えば「マーケティング」カテゴリーに興味がある人には、新しいマーケティング系のコンテンツをお知らせする、といった具合です。
さらに、利用状況や購入履歴に応じて会員ランクを設定している場合は、そのランクに合わせた情報を送ることもできます。上位会員には「プレミアムコンテンツの先行案内」、しばらく利用していない会員には「お久しぶりです、こんな新コンテンツが追加されています」といったメールを送るといった対応が可能になるんです。
連携の具体例としては、ユーザーがメンバーサイトで会員登録すると、その情報がステップメールシステムに自動的に送られて、ステップメールシステムから「新規会員向けステップメール」が自動配信される仕組みです。さらに、会員の行動(コンテンツの視聴など)に応じて、次のステップメールの内容が変わる、といったこともできます。
こうした連携によって、会員さんは「自分に合った情報」を受け取ることができるので満足度が高まりますし、あなたは手作業で管理する必要がなくなるので時間の節約になるんです( ̄▽ ̄)
ファネルシステムとの連携活用法
次に、「ファネルシステム」との連携についてお話しします。
「ファネル」って言葉、聞いたことありますか?マーケティングでは「漏斗(じょうご)」のような形で、見込み客を段階的に育てていく仕組みのことをいいます。上が広くて下が狭い形から、最初はたくさんの見込み客がいて、だんだん絞られて最終的に購入してくれる人になる…というイメージですね。

ファネルシステムは具体的には、複数のランディングページ(LP)を作成・管理できるシステムのことなんです。オプトインのためのLP、無料コンテンツのダウンロードページ、商品販売のセールスページなど、複数のページを順番に用意しておいて、見込み客を段階的に誘導していく仕組みですね。
このファネルシステムとステップメールを連携させると、とても効果的なんです。例えば、オプトインページからメルマガに登録した人に、ステップメールで段階的に情報を届けながら、次のLPへのリンクを送る。そのLPで無料レポートをダウンロードした人には、また別のステップメールを送って、次の商品紹介ページへ誘導する…といった具合に。
ステップメールの自動配信と連携することで、「この人は今どの段階にいるのか」を正確に把握して、適切なタイミングで次のLPを表示することができるんです。例えば、無料レポートをダウンロードして3日後に商品紹介ページを見てほしい場合は、ステップメールで3日後に自動的にリンクを送ることができますよね。
また、ファネルの途中で離脱してしまう人も当然います。そんな時も、ステップメールが活躍します。商品ページを見たけど購入しなかった人には「よくある質問と回答」のメールを送り、再度LPに誘導するなど、離脱した人を諦めずにフォローすることで、再度興味を持ってもらえる可能性が高まります( ̄▽ ̄)
連携の可能性を広げるヒント
ここからは、システム連携をさらに効果的に活用するためのヒントをいくつか紹介しますね。
まず大切なのは、顧客データの統合と活用です。複数のシステムを使っていると、顧客データがバラバラになってしまうことがあります。でも、これらのデータを一元管理できると、もっと効果的なアプローチができるようになります。どのコンテンツに興味があるのか、メールの開封率はどうか、過去にどんな商品を購入したのか。こういった情報を統合して活用することで、より的確な提案ができるようになるんです。
次に、自動化する際のポイントは「人間味を残すこと」です。全てが機械的なメールだと、読み手は「テンプレートだな」と感じてしまいます。そこで、自分の言葉で書かれたあたたかみのあるメールを心がけましょう。僕自身、ステップメールを書く時は、「目の前の一人に話しかけるように」書くことを意識しています。そうすると不思議と反応率が高くなるんですよ( ̄▽ ̄)
そして、連携システムを構築したら、効果測定も忘れずに行いましょう。どのメールの開封率が高いか、どのリンクがクリックされているか、どの段階で離脱する人が多いか。こういったデータを分析して、常に改善していくことが大切です。完璧なシステムはなかなかできませんが、少しずつ良くしていくことで、成約率を上げていくことができます。
連携時の注意点
ここまで連携の良い面をお話してきましたが、注意点もいくつかあります( ̄O ̄;)
システム連携を始める初心者の方が特に気をつけたいのは「欲張りすぎないこと」です。最初から複雑な連携を目指すと、設定ミスや運用の混乱を招きがちです。まずはシンプルな連携から始めて、徐々に複雑なものにしていくのがおすすめです。例えば、最初は「メルマガ登録者へのステップメール配信」だけを確実にできるようにする。次に別の機能を追加する…というように段階的に進めていくといいですよ。
また、連携のための技術的な知識に不安がある方も多いと思います。その場合は、システム提供会社のサポートを利用したり、専門家に依頼したり、より使いやすいオールインワンシステムに切り替えたりする選択肢があります。特に3つ目の選択肢は、最近の大きなトレンドになっていますね。
まとめ:ステップメールと外部サービスの連携で自動化を実現しよう
今回は、ステップメールと外部サービスの連携について説明してきました( ̄▽ ̄)
ポイントをおさらいすると、デジタルコンテンツを完全自動販売するには複数の機能が必要で、メンバーサイトとの連携で会員管理を自動化したり、ファネルシステムとの連携で見込み客の育成を効率化したりできます。また、データを統合し、効果を測定しながら改善していくことが大切で、初心者はシンプルな連携から始めるのがおすすめです。
別々のシステムからオールインワンへの流れ
ここ数年で大きく変わってきたのが、「オールインワンシステム」の充実です。
以前は、ステップメール配信、メンバーサイト、決済システムなど、それぞれ別々のサービスを使い、それらを連携させるのが一般的でした。でも、それには技術的な知識も必要で、設定も複雑になりがちでした。
最近では、これらの機能が全て一つのシステムに統合された「オールインワンシステム」が登場しています。僕自身も以前は、ファネルシステムはClickFunnels、メール配信システムはMailChimp、メンバーサイトはTeachable、連携ツールはZapier、期限設定はDeadline Funnelといった具合に、いくつものシステムを連携させて使っていました。
これは正直、まあまあ大変でした(海外のシステムなので全部英語だし…笑)。でも今は、UTAGEというオールインワンシステムに切り替えたことで、これらの機能が全部1つのシステムで完結するようになり、とても楽になりました。というかめっちゃ楽になりましたね( ̄▽ ̄)
オールインワンシステムのメリットは設定が簡単で連携の手間がなく、データが一元管理されることです。また、料金が総合的に安くなることも多いですし(僕の場合は1/10になりました)、サポートが一本化されるのも大きな利点です。特にこれからデジタルコンテンツビジネスを始める方は、最初からオールインワンシステムを選ぶのも良い選択だと思います。
明日から始められる一歩目
「でも、何から始めればいいの?」と思っている方に、具体的なステップを提案します。まずは現在のビジネスプロセスを図に書き出してみて、自動化したい部分に印をつけてみましょう。そして必要な機能を洗い出し、既存のシステムで連携可能か、新しいシステムが必要かを検討します。そして小さな連携から試してみるのがいいですね。
大切なのは、完璧を目指さずに、小さなステップから始めることです。少しずつ自動化できる部分を増やしていくことで、やがて「寝ている間も販売が続くビジネス」が構築できるはずですよ( ̄▽ ̄)
ぜひチャレンジしてみてくださいね!何か質問があったら、いつでもコメントでお知らせください。
ではでは、今日はこの辺で。。。( ̄▽ ̄)