1-2 休日も仕事が頭から離れない本当の理由【人間ATM状態からの脱却法】

Last updated on 2025年8月22日 By 杉田健吾

こんにちは、毎朝メルマガ1通で年収1000万円を稼ぐ専門家の杉田健吾です。

先日、起業家仲間に会いに沖縄に行ってきました。青い海を見ながら美味しいコーヒーを飲んで、最高にリラックスした3日間でした ( ̄▽ ̄)

でも、これって僕が起業して9年目の話なんです。起業して3〜5年の頃は、こんな風にのんびり旅行なんてとてもとても無理でした。

なぜかというと、旅行中でも仕事のことが頭から離れない状態だったからです。

今日は、なぜ僕たち1人社長は休日でも仕事が頭から離れないのか、その本当の理由と、どうすれば沖縄でのんびりコーヒーを飲みながら過ごせる自由な働き方を手に入れることができるのか、その具体的な解決策について詳しくお話ししたいと思います。

この記事を読むことで、あなたも心から安心して休日を楽しめるようになるはずです。

今回の内容は

起業初期の僕:まるで囚人のような日々
あなたが「人間ATM」になっている理由
人間ATM状態の恐ろしさ

1人社長の「3つの呪縛」
呪縛1:全責任が自分にある恐怖
呪縛2:代わりがいない不安
呪縛3:収入が不安定な恐怖

僕が沖縄でコーヒーを飲めるようになった理由
現在の僕の1日の仕事
あなたの分身が24時間働いてくれる仕組み

あなたも「人間ATM」から脱出できる
デジタル商品のすごさ
まずは小さく始めてみよう

仕事が楽しくなる瞬間

まとめ

起業初期の僕:まるで囚人のような日々

起業して3〜5年の頃の僕は、まさに24時間365日仕事に縛られている囚人のような状態でした。

旅行に行っても、

「あのクライアントのプロジェクトは大丈夫かな?」
「来週の締切に間に合うかな?」
「メールの返信しなきゃいけないんだった」

と、常に仕事のことが頭の中をぐるぐると回っていました。

せっかくの旅行なのに、心はまったく休まらない。これでは何のための休暇なのかわからませんよね。あなたはいかがですか?休日でも仕事のことが頭から離れないってこと、ありませんか?

実は、これって1人社長にとってはとても自然なことなんです。でも、同時にとても危険な状態でもあります。なぜなら、この状態が続くと、心身ともに疲弊してしまい、結果的にビジネスそのものに悪影響を与えてしまうからです。

あなたが「人間ATM」になっている理由

結論から言うと、休日に仕事が頭から離れない理由、それは、あなたのビジネスがあなた個人に100%依存しているからです。

僕は、これを「人間ATM状態」と呼んでいます。

ATMって、お金を入れないとお金が出てきませんよね。あなたのビジネスも、あなたが働かないとお金が出てこない。つまり、あなた自身が人間ATMになってしまっているということです。

だから、ATMが休んだらお金が出てこないので、休むことができない。ちょっと恐ろしい話ですよね。

人間ATM状態の恐ろしさ

この人間ATM状態の何が恐ろしいかというと、あなたという人間がビジネスの生命線になってしまっているということです。

普通のATMなら、1台が故障しても他にもATMはたくさんあります。でも、あなたのビジネスの場合、あなたという唯一のATMが故障したら(つまり、あなたが働けなくなったら)、収入は完全にゼロになってしまいます。

これでは、安心して休むことなんてできるわけがありません。常に「自分が働き続けなければ」という強迫観念に駆られてしまうのは、当然のことなんです。

1人社長の「3つの呪縛」

僕の経験上、1人社長には3つの呪縛があります。これらの呪縛が、あなたを休日でも仕事から解放されない状態にしているんです。

呪縛1:全責任が自分にある恐怖

売上も、お客さんの満足度も、品質も、すべてがあなたの責任です。何か問題が起これば、それはすべてあなたのせい。

この責任の重さが、あなたを休ませません。

サラリーマンなら、問題が起こっても責任は会社や上司と分担できます。でも、1人社長の場合、すべての責任があなた一人の肩にかかってきます。

「もしクライアントが不満を持ったらどうしよう」
「品質に問題があったらどうしよう」
「締切に遅れたらどうしよう」

という心配が、常にあなたの心を重くしているんです。

呪縛2:代わりがいない不安

あなたが倒れたら?
病気になったら?
家族に何かあったら?

ビジネスはどうなるのか?この「代わりがいない」不安が、常にあなたの心を重くしています。

会社員なら、自分が休んでも他の誰かが代わりに仕事をしてくれます。でも、1人社長の場合、あなたが休むということは、ビジネスそのものが止まるということを意味します。

この状況では、心から安心して休むことなんてできませんよね。常に「何かあったらどうしよう」という不安が頭の片隅にあるはずです。

呪縛3:収入が不安定な恐怖

今月は良くても、来月はどうか?この先ずっと今のペースで仕事が取れるのか?

この不確実性が、あなたを休ませません。

サラリーマンなら、毎月決まった給料が入ってきます。でも、1人社長の場合、来月の収入は保証されていません。今月100万円の売上があっても、来月はゼロかもしれない。

この収入の不安定さが、「今のうちに働けるだけ働いておかなければ」という気持ちにさせてしまうんです。

でもね、これって当たり前のことなんです。だって、あなたが働かないとお金が入ってこないビジネスモデルなんですもん。これじゃあ休めるわけないですよね。

僕が沖縄でコーヒーを飲めるようになった理由

では、なぜ今の僕は、沖縄旅行中にのんびりコーヒーを飲むことができるのか?

答えは簡単です。僕のビジネスが「デジタル商品」中心になったからです。

現在の僕の1日の仕事

今の僕のビジネスは、こんな感じです。

毎朝、メルマガを1通書く(30分)。それだけです。

あとは、僕が沖縄でコーヒーを飲んでいても、北海道でスキーをしていても、博多の屋台でラーメンを食べていても、デジタル商品が24時間365日勝手に売れ続けてくれます。

実際、沖縄旅行中にも毎日売上通知のメールが届いていました。

これが「時間と売上を切り離す」ということです。

あなたの分身が24時間働いてくれる仕組み

つまり、僕がどこにいようと、何をしていようと、僕の分身であるデジタル商品が勝手に働いてくれるんです。

この感覚って、本当にめちゃくちゃ気持ちいいですよ。朝起きて売上通知を見ると、「ああ、寝ている間にも収入が発生してたんだ」って実感できます。

旅行先でも、家族と過ごしている時間でも、趣味に没頭している時間でも、常にビジネスは動き続けています。これこそが、真の意味での「不労所得」なんです。

あなたも「人間ATM」から脱出できる

あなたも、今の「人間ATM状態」から脱出することができます。

そのためには、あなたのビジネスを労働集約型から「デジタル商品型」に変える必要があります。

デジタル商品のすごさ

デジタル商品って、一度作ってしまえばあなたがいなくても売れ続けてくれます。まるで、あなたの分身が24時間365日働いてくれるようなものです。

これまで、あなたが1対1で提供していた価値を、1対多数で提供できるようになります。つまり、同じ時間でより多くの人に価値を届けられるようになるということです。

そして何より、あなたが休んでいても、旅行していても、家族と過ごしていても、収入が発生し続けるという安心感を得ることができます。

まずは小さく始めてみよう

なので、あなたもぜひ、あなた自身の知識や経験、そしてノウハウをデジタル商品に置き換えることを考えてみてください。

最初は下手くそでも構いません。30点でも50点でも、まずは作ってみることが大事です。

そして、それを実際にお客さんに提供してみて反応を見る。良い反応が得られたら、それを改良してもっと良いものにしていく。

こうやって少しずつデジタル商品を増やしていけば、いつの間にかあなたも「人間ATM状態」から脱出できるはずです。

完璧を求める必要はありません。重要なのは、まず一歩を踏み出すことです。あなたの持っている知識やノウハウは、必ず誰かの役に立ちます。それをデジタル商品という形で多くの人に届けることができれば、あなたも時間と売上を切り離した自由な働き方を手に入れることができます。

仕事が楽しくなる瞬間

ちなみに、沖縄にいる間も実は毎朝メルマガは書いてました。でも、それが苦痛じゃないんです。

なぜなら、これを書くことでお金が入ってくるのがわかってるから、むしろ楽しみながら書けるんですよね。

これが、労働集約型とデジタル商品型の大きな違いです。労働集約型の場合、働くことは「やらなければならないこと」になりがちです。でも、デジタル商品型の場合、働くことが「やりたいこと」に変わります。

なぜなら、その作業が将来の自由につながることがわかっているからです。毎朝30分のメルマガ執筆が、1日中の自由をもたらしてくれる。この感覚を一度味わうと、もう元の働き方には戻れません。

まとめ

今日お伝えしたかった重要なポイントをまとめます:

  1. 休日に仕事が頭から離れない原因は「人間ATM状態」にある
    あなたのビジネスがあなた個人に100%依存しているため、休むことができない状況になっています。
  2. 1人社長には3つの呪縛がある
    全責任が自分にある恐怖、代わりがいない不安、収入が不安定な恐怖という3つの呪縛が、あなたを休ませません。
  3. 解決策は「デジタル商品型」への転換
    労働集約型からデジタル商品型に変えることで、時間と売上を切り離すことができます。
  4. まずは小さく始めることが重要
    完璧を求めず、30点でも50点でもまずは作ってみて、少しずつ改良していくことが大切です。

あなたも、まずは自分のビジネスがどれくらい自分に依存しているかを振り返ってみてくださいね。そして、少しずつでもデジタル商品化に取り組んで、本当の意味での自由な働き方を手に入れていってください。

毎日仕事のことが頭から離れない日々から抜け出して、心から安心して休日を楽しめるようになることは、決して不可能ではありません。正しい方向に向かって一歩ずつ進んでいけば、必ず実現できます。

応援しています!