1-7 体調を崩しても休めない1人社長が陥る負のスパイラル【健康という資産を守る働き方】
Last updated on 2025年9月4日 By 杉田健吾
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こんにちは、毎朝メルマガ1通で年収1000万円を稼ぐ専門家の杉田健吾です。
僕の周りには、そこそこ成功している1人社長の仲間がたくさんいます。
でね、プロモーションの時期になると、期限とプレッシャーに追われて、「吐きそう、、、」なんて言いながらも、必死に頑張ってる人がいるんです。
「チームのためにも絶対成功させるぞ!」って、責任感と使命感で自分を奮い立たせる姿は、正直、めちゃくちゃカッコいいなって思うんです。
僕もサラリーマン時代はゴリゴリの体育会系だったので、熱があろうが、風邪をひこうが、やる時はやる!って感じで働いてたから、その気持ち、痛いほどわかるんですよね。
でもね、、、今の僕から見ると、その働き方って、ちょっと心配になっちゃうんです。
なぜなら、その先にあるものを僕自身が経験してきたからです。
この記事を読むことで、無理な働き方が引き起こす負のスパイラルの正体と、健康という資産を守りながら成功できる働き方について理解できるはずです。

今回の内容は
気づかないうちに身体は悲鳴を上げている
身体からの警告サイン
僕が「無理」をしないと決めた、もう一つの理由
無理が積み重なった先にあるもの
若い頃の無理は後で必ず返ってくる
なぜ、僕たちは無理をしてしまうのか?
負のスパイラルの始まり
スパイラルが深刻化する理由
あなたの体は「資産」ですか?それとも「歯車」ですか?
健康を歯車として扱う危険性
構造的な問題の解決
時代は「仕組み」で働くスタイルへ
仕組みが働く時代
自動化システムの連携
精神的な安心感が最大の資産
安心感がもたらす好循環
あなたの選択が未来を決める
今こそ決断の時
まとめ
気づかないうちに身体は悲鳴を上げている
責任感や使命感で働く、その心意気は本当に素晴らしいことです。
でも、それが過度な負担になっているのなら、その働き方は40代前半ぐらいまでで見直した方がいい。
僕自身、30代、40代の頃は、自分が倒れるなんて1ミリも思ったことがありませんでした。
でも、、、実は2回、倒れてるんです。何の予兆もなく、突然、意識がなくなって、、、
身体からの警告サイン
この時、心の底から思いました。自分では無理してるつもりがなくても、身体はとっくに悲鳴を上げてるんだなって。そして、倒れるまで、その悲鳴には気づけないんだなって。
多くの1人社長は、自分の身体の限界を過信しています。若い頃の体力や回復力を基準に考えてしまい、年齢とともに変化していく身体の状態を受け入れることができないんです。
でも、身体は正直です。無理を続けていれば、必ずどこかでサインを出しています。ただ、忙しさにかまけて、そのサインを見逃してしまうことが多いんです。
僕が「無理」をしないと決めた、もう一つの理由
倒れるという短期的なアクシデントも、もちろん怖いですが、もっと怖いのは、長期的な視点で見た時の健康リスクです。
ちょっと、プライベートな話になりますが、僕の父親と義理の母は、2人とも70代でパーキンソン病を患いました。
脳の神経細胞が少しずつ減っていく病気で、だんだんと身体の自由が効かなくなっていくんですね。
無理が積み重なった先にあるもの
でね、これは僕の勝手な解釈なのですが、「頑固」とか「我慢」とか、常に気を張って「無理をしている状態」が続くと、神経系統が少しずつやられていくんじゃないかなって。
その結果、早い人だと60代ぐらいから身体が動かなくなってくる、、、
うちの親父がよく言うんです。「こんな身体で生きていても何も楽しくない。もう早く死にたいわ」って、、、
この言葉を聞くたびに、胸が締め付けられます。
若い頃の無理は後で必ず返ってくる
そうなんです。若い頃の無理って、後々、50代、60代、70代になってから、ドッと出てくるんです。
せっかくビジネスでそこそこ成功して、お金も時間も自由になったのに、肝心の身体がついてこない。「あ〜もっと自分を大事にしてきたらよかった」って後悔するんです。
僕は、親父や義母を介護してきて、このことを嫌と言うほどわからせられたので、自分にだけは絶対に無理はさせない、って固く決めたんです。
身近な人の介護を通じて、健康の大切さを痛感しました。どんなにお金があっても、どんなに時間があっても、健康を失ってしまったら、人生を楽しむことはできません。
なぜ、僕たちは無理をしてしまうのか?
でも、頭で「無理は禁物」とわかっていても、僕たち1人社長は、ついつい無理をしてしまう。なぜなんでしょうか?
それは、これまでもお話ししてきた通り、「自分の労働が止まる = 収入が止まる」という恐怖が、骨の髄まで染み込んでいるからです。
この恐怖こそが、僕たちを気づかないうちに、恐ろしい「負のスパイラル」に引きずり込むんです。

負のスパイラルの始まり
普段からクライアントワークに追われ、自分の時間がなく、常にプレッシャーにさらされていると、心身ともに余裕がなくなってきます。
そんな状態で、少し無理がたたって体調を崩してしまう。でも、先ほどの「恐怖」があるから、休むという選択肢が取れずに、無理して仕事を続けてしまうんです。
この時点で、すでに負のスパイラルは始まっています。体調が悪いのに働き続けることで、回復が遅れ、さらに体調が悪化する悪循環に入ってしまうんです。
スパイラルが深刻化する理由
当然ですが、無理して働けば、回復はどんどん遅れますよね。集中力も散漫になって、普段ならしないようなミスをしたり、仕事のクオリティが下がってしまう。
その間に、新しい仕事や問い合わせは、容赦なくやってきますから、目の前の仕事をこなすだけで精一杯で、どんどん仕事が溜まっていく、、、
そして、溜まった仕事の山を見て、「早く取り戻さないと!」と焦り、体調が万全でないにもかかわらず、さらに無理をしてしまう。そしてまた、体調を崩す、、、
この繰り返しになってしまうんですね。
この負のスパイラルの恐ろしいところは、一度入ってしまうと、自力で抜け出すのが非常に困難だということです。体調が悪い状態では、冷静な判断ができず、ますます無理を重ねてしまうからです。
あなたの体は「資産」ですか?それとも「歯車」ですか?
この負のスパイラルから抜け出せない、その根本的な原因は、あなたのビジネスが「あなたの健康」という、たった一つの歯車に100%依存しているからです。
歯車が一つでも欠けたら、ビジネス全体が止まってしまう。これって、ものすごく脆い構造だとは思いませんか?
だから、吐きそうになりながら、プロモーションを続けたりしちゃうわけです。
健康を歯車として扱う危険性
多くの1人社長は、自分の健康を「ビジネスの歯車」として扱っています。調子が悪くても、無理をすれば何とかなると考えてしまうんです。
でも、健康は歯車ではありません。健康は「資産」です。それも、お金では買えない最も貴重な資産です。
歯車は壊れても交換できますが、健康は一度失うと、完全に元に戻すことは困難です。だからこそ、健康は歯車としてではなく、資産として大切に守るべきなんです。
構造的な問題の解決
じゃあ、どうすれば、この脆い構造から抜け出せるのか?
答えはもう、お分かりですよね。「あなたの健康(時間)とビジネスを切り離す」。これしかありません。
ビジネスがあなたの健康に100%依存している限り、この問題は解決できません。でも、ビジネスを自動化することで、あなたの健康状態に関係なく、収入を得られる仕組みを作ることができるんです。
時代は「仕組み」で働くスタイルへ
これからの時代は、我慢して、自分の心と身体に鞭を打って働く時代じゃない。もっと気楽に、シューっとスマートに、余裕を持って、楽しく優雅に働く時代です。
でも、楽して怠けろって言ってるわけじゃないですよ。そうじゃなくて、いかに「仕組み」で仕事をするか?そこに、あなたの貴重な時間と労力を使っていくべきなんです。
それこそが、僕がずっとお勧めしている「自動化の仕組み」なんですね。
仕組みが働く時代
この仕組みが、あなたの分身となって、24時間365日、文句も言わずに働いてくれるんです。
じゃあ、その「仕組み」って何なの?って思いますよね。
具体的には、こんな感じです。まず、あなたの知識やノウハウを、オンライン講座などの「デジタル商品」に置き換えます。
そして、そのデジタル商品を売るために:
- Kindle、ブログ、YouTubeなどを活用した集客の自動化
- 120通のステップメールを使った教育の自動化
- UTAGEなどを活用したセールス・決済・納品の自動化
これらの仕組みを、インターネット上に構築していくんです。
自動化システムの連携
この仕組みたちが、それぞれ連携して動くことで、あなたが熱を出して寝込んでいても、Kindleやブログが、あなたの代わりに未来のお客さんを集めてきてくれて、ステップメールが、あなたの代わりに商品の価値をじっくり伝えてくれて、UTAGEのようなシステムが、あなたの代わりに販売から納品までを完了させてくれる、という状態が生まれるわけです。
この仕組みがあれば、あなたが無理をしなくても、ビジネスは回り続ける。だから、心にも身体にも余裕が生まれるんです。
想像してみてください。体調が悪い時に、「休んだら収入がゼロになる」という不安を感じることなく、安心して休養を取れる状態を。これこそが、自動化がもたらす真の価値なんです。
精神的な安心感が最大の資産
僕にとって、自動化の仕組みがもたらしてくれた一番の価値は、収入の安定も、もちろんですが、「いつでも休める」という精神的な安心感でした。
この安心感こそが、日々のパフォーマンスを最大化してくれる本当の資産だと感じています。
安心感がもたらす好循環
「いつでも休める」という安心感があると、逆に体調管理に気を遣うようになります。無理をする必要がないので、早めに休息を取ったり、予防に力を入れたりできるようになるんです。
その結果、体調を崩すことが減り、常にベストなパフォーマンスで仕事ができるようになります。これが好循環を生み、さらにビジネスが安定していくんです。
あなたの選択が未来を決める
体調を崩しても休めないのは、あなたの根性が足りないからではありません。ビジネスモデルそのものに問題があるからです。
あなたの体を「酷使すべき歯車」にするのか、それとも「最も大切にすべき資産」として守るのか。それは、あなたがどんなビジネスモデルを選択するかで決まります。
今こそ決断の時
多くの1人社長は、問題があることはわかっていても、「今は忙しいから」「もう少し安定してから」と先延ばしにしてしまいます。
でも、健康を失ってからでは遅いんです。今、この瞬間から、健康という資産を守る働き方に変えていく必要があります。
まとめ
今日お伝えしたかった重要なポイントをまとめます:
- 無理な働き方は負のスパイラルを生む
体調を崩しても休めない状況は、さらなる体調悪化と仕事の質の低下を招く悪循環を生みます。 - 健康は歯車ではなく資産
あなたの健康は交換できない貴重な資産であり、ビジネスの歯車として酷使すべきではありません。 - 根本原因はビジネスモデルにある
労働集約型ビジネスが健康に100%依存している限り、この問題は解決できません。 - 解決策は自動化の仕組み
時間と売上を切り離す自動化により、健康を守りながら安定収入を得ることができます。 - 精神的安心感が最大の価値
「いつでも休める」という安心感が、パフォーマンス向上と健康維持の好循環を生みます。
あなたも、まずは自分の働き方を見直して、健康という資産を守りながら安定的に成長していけるビジネスを構築していきませんか?
無理をしなくても成功できる働き方は、必ず存在します。その第一歩を、今日から踏み出してみてください。
応援しています!