2-2 「自動化なんて無理」と思っているあなたへ…その勘違い、僕が解きます。【6つのパーツを理解する】

Last updated on 2025年9月10日 By 杉田健吾

こんにちは、毎朝メルマガ1通で年収1000万円を稼ぐ専門家の杉田健吾です。

「手動で売るのは分かったけど、その先の『自動化』がぜんぜんイメージできない…」
「システムとかITとか、言葉を聞くだけでアレルギー反応が出るんです」
「杉田さんは元々、そういうのが得意なんでしょ?」

もしあなたがそう思っているのなら、今日の話は絶対に聞いてください。

なぜなら、何を隠そう、この僕も、、、ほんの数年前まで、あなたと同じか、それ以上にITが大の苦手な「システム音痴」だったからです。

この記事を読むことで、自動化の全体像と正しい進め方が理解でき、「自分にも自動化はできる」という確信を持てるようになります。

今回の内容は

「自動化」の全体像、見えていますか?
自動化の6つのパーツ
多くの人が陥る大きな勘違い
僕が最初にやった「たった2つの自動化」
最初のステップ:商品の自動化
次のステップ:教育の自動化
たった2つでも劇的な変化
「自動化」はプラモデル作りと同じ
段階的なアプローチの重要性
各パーツの具体的な作り方
段階的な学習の価値
勘違いしないでほしい、一番大事なこと
正しい順番で取り組む重要性
長期的な視点の必要性
試行錯誤の価値
まとめ

「自動化」の全体像、見えていますか?

最近、「セールスファネルで自動化!」「UTAGEであなたも自動収益!」なんて広告をよく見かけませんか?

「自動化」って本当に魅力的な言葉ですよね。

でも、ここに大きな落とし穴があるんです。

自動化の6つのパーツ

僕が考える、ビジネスの「自動化」には、実は6つのパーツがあります:

  1. 商品の自動化(あなたのサービスをデジタル商品にすること)
  2. 集客の自動化(Kindleやブログ等でメルマガ読者を集めること)
  3. 教育の自動化(ステップメールで信頼関係を築くこと)
  4. セールスの自動化(セールスレターや動画で商品を提案すること)
  5. 決済の自動化(決済システムで自動入金されること)
  6. 納品の自動化(決済後、商品を自動でお届けすること)

そして、最近よく言われる「UTAGEで自動化」というのは、主に後ろ3つの「セールス」「決済」「納品」の部分なんです。

多くの人が陥る大きな勘違い

でも、考えてみてください。

自動で販売する仕組み(後半3つ)だけを立派に作っても、そもそも売るべき「商品」がなかったり、そこに訪れる「お客さん」がいなかったり、商品の価値を伝える「教育」ができていなければ、その立派な仕組みは全く機能しないんです。

まるで、お客さんが一人も来ない砂漠のど真ん中に、最新式の自動販売機を置いているようなもの、、、

これじゃあ、売れるわけないですよね。

この例え話でわかるように、自動化システムというのは、それ単体では何の意味も持ちません。適切な商品があり、それを求めるお客さんがいて、初めて機能するものなんです。

僕が最初にやった「たった2つの自動化」

「じゃあ、6つ全部やらないと意味がないんですか?」って思うかもしれませんが、そんなことはありません。

もちろん、6つ全部が完成するのが最終形ですが、僕がお勧めするのは、自分のできる部分から一つずつ自動化していくこと。

最初のステップ:商品の自動化

僕自身、この6つのプロセスの中で一番最初にやったのは、「1. 商品の自動化」でした。

個別コンサルで提供していたノウハウを、PDFマニュアルというデジタル商品に置き換えていったんです。

これは、昨日お話しした「法人設立マニュアル」のような形で進めました。個別コンサルで毎回同じことを説明している内容を、PDFにまとめることから始めたんです。

次のステップ:教育の自動化

そして次に取り組んだのが、「3. 教育の自動化」です。

それまで毎日配信していたメルマガの記事を、テーマごとに整理して、120通からなるステップメールとして生まれ変わらせました。

セールスページは、ペライチという簡単なツールで作り、決済もまだ銀行振込がメイン。

つまり、この時点では、6つのうち、たった2つのパーツしか自動化できていなかったんです。

たった2つでも劇的な変化

でも、、、この「商品の自動化」と「教育の自動化」、たったこれだけでも、僕のビジネスは劇的に変わりました。

この仕組みから毎月200万円以上の売上が安定して上がるようになり、僕は、時間のかかるセミナーや個別コンサルティングを一切やらなくても、ビジネスを回せるようになったんです。

この体験は、僕にとって大きな発見でした。完璧な自動化システムがなくても、核となる2つのパーツがしっかりしていれば、十分にビジネスとして成立するということがわかったんです。

「自動化」はプラモデル作りと同じ

何が言いたいか、、、それは、自動化のプロセスって、いきなり全部を目指さなくていい、ってことです。

最初から完璧な完成形を目指す必要はないんです。

一つ一つのパーツを作り上げて、そのパーツ単体でも十分に機能させてみる。そして最終的に、それらのパーツを繋ぎ合わせて、全体の仕組みを完成させればいい。

まるで、プラモデルを作るように、まずは腕一本、足一本から作っていくイメージですね。

段階的なアプローチの重要性

この段階的なアプローチには、大きなメリットがあります。

まず、リスクが少ないこと。いきなり大きなシステムを作って失敗するより、小さなパーツから作って検証していく方が安全です。

次に、学習効果が高いこと。一つ一つのパーツを作る過程で、自動化の仕組みを深く理解できるようになります。

そして、モチベーションを維持しやすいこと。小さな成功を積み重ねることで、「自分にもできる」という自信がついていきます。

各パーツの具体的な作り方

実は、僕が作っているビジネス系のデジタル商品は、まさにこの一つ一つのパーツを、あなたが自分の手で完成させられるように作っています。

例えば「商品の自動化」なら

ほったらかしで勝手にお金を生み出すデジタル商品の作り方!

「教育の自動化」なら

ほったらかしで稼ぐステップメールの作り方!

「集客の自動化」なら

集客したければ、まずはKindle出版しよう!

といった具合に

それぞれのパーツを作るための具体的な設計図を用意して、段階的に自動化を進められるような仕組みにしているんですね。

段階的な学習の価値

このように、各パーツを個別に学び、作り上げていくことで、自動化の全体像が少しずつ見えてくるようになります。

最初は点だった知識が、線になり、面になり、最終的には立体的な理解になっていく。この過程こそが、本当の意味での「自動化スキル」を身につけることにつながるんです。

勘違いしないでほしい、一番大事なこと

今の時代、UTAGEのような便利なオールインワンツールもたくさん出てきました。

でも、絶対に勘違いしないでほしいのは、「ツールがあれば自動化が完成するわけではない」ということです。

正しい順番で取り組む重要性

大事なのは、「自動化」という言葉に踊らされるのではなく、自分のビジネスの全体像をしっかりと理解した上で、「今、自分はどのパーツを作るべきなのか?」という正しい順番で取り組んでいくことです。

多くの人が失敗する理由は、この順番を間違えるからです。まだ商品もお客さんもいないのに、いきなり高度な決済システムを導入しようとしたり、ステップメールの内容が固まっていないのに、複雑なセールスファネルを作ろうとしたりしてしまうんです。

長期的な視点の必要性

僕は、今でこそ6つのプロセスをほぼ完了させていますが、そこに至るまでには何年もかかっていますし、使うツールも何度も変えながら、試行錯誤を繰り返してきました。

だから、あなたも焦る必要は全くありません。

長期的な視点で、一つ一つのパーツを、じっくりと組み上げていってください。そのプロセス自体が、あなたのビジネスを強く、そして大きく育ててくれるはずですから。

試行錯誤の価値

僕の経験を振り返ると、使ったツールの変遷だけでも相当なものがあります。

メルマガ配信システムは3回変更し、決済システムは4つ試し、セールスページ作成ツールも3回変えました。その都度、「今度こそ完璧だ」と思うのですが、ビジネスの成長とともに新しいニーズが生まれ、より良いツールが登場する。

でも、この試行錯誤こそが、僕に深い理解をもたらしてくれました。表面的にツールを使うだけでなく、なぜそのツールが必要なのか、どういう仕組みで動いているのかを理解できるようになったんです。

まとめ

今日お伝えしたかった重要なポイントをまとめます:

  1. 自動化には6つのパーツがある
    商品、集客、教育、セールス、決済、納品の6つのプロセスを理解することが重要です。
  2. 一度に全部やる必要はない
    僕も最初は「商品の自動化」と「教育の自動化」の2つだけから始めました。
  3. プラモデル作りのように段階的に
    一つ一つのパーツを完成させて、最終的に全体を組み上げるアプローチが効果的です。
  4. ツールがあれば自動化完成ではない
    重要なのは正しい順番で、適切なパーツから作り上げていくことです。
  5. 長期的な視点で取り組む
    焦らず、じっくりと一つ一つのパーツを組み上げていくことで、強いビジネスが育ちます。

あなたも、まずは自分ができる一つのパーツから始めてみませんか?

完璧を目指さず、小さな一歩から始めることで、必ず自動化の道筋が見えてくるはずです。

ではでは、今日はこの辺で。。。