【起業の真実】「いつかやろう」は一生来ない。20年準備しても動けなかった理由
Last updated on 2025年12月4日 By 杉田健吾
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こんにちは、毎朝メルマガ1通で年収1000万円を稼ぐ専門家の杉田健吾です。
突然ですが、あなたの心の中に、ず〜っと前から「いつか、やりたいなあ」と思っていること…ありませんか?
「いつか、会社を辞めて独立したい」
「いつか、自分の好きなことで起業したい」
「いつか、時間に縛られない生活がしたい」って…
もし少しでも心当たりがあるなら、今日の話はちょっとだけ耳が痛いかもしれません。
なぜなら、何を隠そう、僕自身がその「いつか」という言葉に縛られて、20年以上もの間、一歩も前に進めなかった男だからです。

今回の内容は
僕が「やろうとしてただけ」で終わった20年間
なぜ、僕は20年も動けなかったのか?出世という名の「心地よい罠」
20年間の学びが「机上の空論」だったと知った日
さっさとやっちゃいな!
まとめ
僕が「やろうとしてただけ」で終わった20年間
今でこそ、こうして自分のビジネスを自動化する仕組みについてお話ししていますが、僕のサラリーマン時代は、それはもう「独立したい病」の重症患者でした。
僕ね、サラリーマン時代からずっと、起業に関する本をもう20年以上も読み続けていたんです。
えっ?20年以上?それって最初から起業したかったの?って…
実はそうなんです。そもそも将来起業する時に有利になると考えて就職したんですね。だから、3年〜5年も働いたら、さっさと起業するぞ〜って本気で思っていたんです。若気の至りというか、怖いもの知らずというか。
20歳そこそこの頃なんて、レストランのチェーン店化が成功の象徴みたいに言われてた時代で、「俺もそれやりたい!」なんて知り合いに話していたら、ほんとに「ログハウスを使ったレストラン経営をやってみないか?」という話が来たこともありました。
もうね、僕自身は「やるぞ!」って一人で盛り上がってたんですが、初期投資に1000万円以上必要で…当時の僕にはそんな資金力もなく(資金を集めるアイデアも知らなかった)、あっさり諦めざるを得ませんでした。
その後、20代も半ばになった頃、今度はカイロプラクティックの施術に感動して、「これだ!俺も人を癒す仕事がしたい!」って、なけなしのお金をはたいて、当時で35万円もするカイロプラクター養成講座に通ったこともあるんです。
まあ、かなりマジで独立しようとしてたんですね。
でもね、だんだんと本業が忙しくなってきて、周りからはもちろん大反対されて…「何夢見てんの…」みたいな。で、「やっぱり独立するにはそれなりの確実性が必要だよな…」なんて、もっともらしい理由をつけて、いつの間にか通わなくなり、気がついたらほったらかしに…
そうそう、e-bookが全盛期の頃にはね、子育てのメルマガを書いていて、まぐまぐで殿堂入りしたこともあったんですよ。で、その経験を活かして「今度こそe-bookで起業だ!」なんて思ってたこともある…
でも、結局、どれもこれも「やろうとしてただけ」。準備ばかりしていて、独立には至らなかったんです。
なぜ、僕は20年も動けなかったのか?出世という名の「心地よい罠」
じゃあなんで、熱い想いがあったはずなのに20年以上も行動できなかったのか?
その理由は、今ならよく分かります。当時の僕は、典型的な「失うことのリスク」ばかりを考えるサラリーマンだったんです。
「独立したい」という気持ちはもちろんありました。でも、それと同時に、こんな声が頭の中で鳴り響くんです。
「でも、失敗したらどうするんだ?」
「今の安定した給料を手放すのか?」
「家族を路頭に迷わせるわけにはいかないだろう…」
そして、たちが悪いことに、「よ〜し、今度こそ独立するぞ!」って思うと、なぜか会社で出世しちゃうんですよ。(笑)
まあ、それなりに仕事はプライド持ってやってましたし、結果も出してましたからね。なので、もともと仕事が嫌いなわけじゃなく、むしろ向いていたんだと思います。当時は「企業戦士」なんて言葉も流行ってて、まさにそんな感じでバリバリ働いていました。
でも、その一方で「やっぱり自分で事業をやってみたい」という想いは、ずっと消えませんでした。
だから、3〜5年経つごとに「そろそろ本気で起業するか!」って思うんです。でも、そうするとまた出世したり、子供が生まれたり、家族から猛反対されたりと…タイミングを逃し続けて、気がついたら20年以上という歳月が流れてしまっていたんです。

20年間の学びが「机上の空論」だったと知った日
そんな僕にも、ついに転機が訪れます。47歳になったある日のことでした。
特別な何かがあったわけではありません。ただ、いつものように会社の洗面所で鏡に映る自分を見た時、ふと思ったんです。
「あれ?俺、あと3年で50歳か…」って。
その瞬間、なんとも言えない強烈な焦りが全身を駆け巡りました。このまま、何も変えられないまま人生を終えるのか?
「いや、もう待てない」
心の底から、そんな声が聞こえたんです。
不思議なもので、あれだけ考え続けても動けなかったのに、その時は何の迷いもありませんでした。
「50歳までに起業しなければ、もう後がない」
そう覚悟を決めて、20年以上も読み漁ってきた起業の本の知識を武器に、「俺が起業したら半年でドカンと稼ぐよ!」なんて自信満々で独立したわけです…
でもね、なんとね、その結果は…
半年経っても売上ゼロ〜、お客さんゼロ〜、自分の商品すら作れな〜い。みたいな状態だったんです。
やべ…どうしよう…これってちょっとまずいんじゃね…と、本気で焦りました。
ここで僕は、痛いほど思い知ったんです。
いくら起業に関する本を20年以上読んでいても、机上で勉強していても、準備を長い間していても、それってしょせん「机上の空論」で、実際にやってみないと分からないことばかりなんだって。
本を読むこと自体は、すごくいいことです。先人の知恵を学ぶのはとても大切です。
でも、それだけじゃダメ。最後は、自分でやってみること。やってみて初めて分かることが、ほとんどなんですね。
さっさとやっちゃいな!
今日、僕が一番言いたいこと。
それは、起業したいって思ってるなら、さっさとやっちゃいな!法人作ってみたいって思ってるなら、さっさとやっちゃいな!ってことです。
起業も節税も法人も、これ、やったもん勝ちなんですよ。
やらなきゃ、いつまで経っても、その本当の価値はわからないまま。そして、気がついたら3年、5年、10年と、あっという間に時間が過ぎていく。
もうね、どんだけ時間とお金を無駄にするねん!って話です。
う〜んと悩んで動けなくなっているそこのあなた!もう十分悩んだでしょ?
そろそろ「えいや!」ってやってみる時なんじゃないでしょうか?
まとめ
今日お伝えしたかった重要なポイントをまとめます。
- 「いつか」は一生来ません。20年以上も「いつか起業したい」と思い続けても、行動しなければ何も変わりません。
- 「失うことのリスク」ばかり考えると動けません。安定した給料や出世という「心地よい罠」にはまり、タイミングを逃し続けてしまいます。
- 机上の空論では何も始まりません。20年以上起業の本を読んでも、実際にやってみないと分からないことばかりです。
- やってみて初めて分かることがほとんどです。準備を長い間していても、実践して初めて学べることの方が圧倒的に多いのです。
- 「えいや!」とやってみる勇気が必要です。十分悩んだなら、そろそろ行動する時。やったもん勝ちなんです。
ちなみに、そんな偉そうなことを言っている僕の起業8ヶ月目までの売上は…たったの「14,500円」でした。
最初からうまくいく人なんて、どこにもいませんから。大事なのは、そこからどう立ち上がるか、です。
ではでは、今日はこの辺で…
