【9割が陥る罠】売れない商品の共通点|財務コンサルが全く売れなかった起業家が見つけた公式
Last updated on 2025年12月25日 By 杉田健吾
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こんにちは、毎朝メルマガ1通で年収1000万円を稼ぐ専門家の杉田健吾です。
今日は、僕が起業当初に犯した致命的な失敗と、そこから学んだ「売れる商品作りの本質」についてお話しします。
この記事を読むことで、9割の人が陥る「自分が売りたい商品」の罠から抜け出し、お客さんに喜ばれる商品を作る方法が見えてくるはずです。

今回の内容は
全く売れなかった「優等生コンサル」時代
自信のなさから始まった失敗
「自分目線」から「お客さん目線」へ
ビジネスの本質はシンプル
「私には、そんな商品ありません…」という幻想
あなたの中に必ず宝物がある
「お客さんのニーズ」と「自分の当たり前」を掛け合わせる
独りよがりな商品を避ける方法
売れる商品を生み出す唯一の公式
「え〜!!!!」友人の一言がすべてを変えた
カチッと繋がった瞬間
お客さんの「悩み」を探しに行く
まとめ
全く売れなかった「優等生コンサル」時代
「さあ、自分の経験を商品にするぞ!」
そう意気込んだ時、あなたなら、まず何から商品にしようと考えますか?
おそらく、多くの人が、かつての僕と同じ「罠」にハマってしまうと思います。
そして、その罠に気づかない限り、あなたのビジネスが軌道に乗ることは、残念ながら、ありません。
自信のなさから始まった失敗
起業したての頃、僕が売ろうとしていたのは「中小企業の財務コンサルティング」でした。
自分に圧倒的に自信がなかった僕は、とにかくいろんな専門書を片っ端から読み漁って、そこに書かれている正しい知識、立派な理論を一生懸命インプットしました。
そして、その知識を使って「財務コンサルタントです」と名乗っていました。
自分では「こんなに価値のある情報を提供できるのだから、絶対に売れるはずだ!」と、信じて疑いませんでした。
でもね、、、
全く売れませんでした。
今思えば、当たり前ですよね。
だって、僕が提供していたのって、僕が「売りたい」と勝手に思い込んだ、自己満足で独りよがりな商品だったのですから。
そこには、お客さんが本当に「お金を払ってでも解決したい」と思っている悩みが、完全に抜け落ちていました。
本の知識を自分なりにまとめただけの体温のない情報。そんなもの、誰の心にも響くわけがありませんよね。
「俺って、コンサル向いてないのかな、、、」
そんな風に落ち込む毎日でした。
「自分目線」から「お客さん目線」へ
そこで僕は、考え方を180度変えることにしました。自分が売りたい商品ではなく、お客さんの「ニーズ」がある商品を売る。つまり、ビジネスの出発点を「自分」から「お客さん」に切り替えたのですね。
ビジネスの本質はシンプル
ビジネスとは、突き詰めれば**「お客さんの問題解決」**です。
ということは、すでに問題が発生していて「助けてー!」と叫んでいる人の目の前に、その解決策を差し出してあげればいい。
実にシンプルですよね。
「私には、そんな商品ありません…」という幻想
でも、こんな話をすると、多くの方はこう言います。
「私には、そんな、お客さんが欲しがるような商品なんてありません…」
「人に教えられるようなスキルやノウハウなんて持っていません…」
って。
あなたの中に必ず宝物がある
もし、あなたが今、少しでもそう感じたのなら、僕から、はっきり言わせてください。
人生を40年、50年も真面目に生きてきた人に、人に伝えられる知識やノウハウが何もないなんてことは、絶対にありません!
それは、あなたが勝手に「自分には何もない」と思い込んでいるだけ。
あなたが、まだその価値に気づいていないだけです。
本当は、あなたの「当たり前」の中に、お客さんが喉から手が出るほど欲しがる「宝物」が眠っています。

「お客さんのニーズ」と「自分の当たり前」を掛け合わせる
じゃあ、その「宝物」をどうやって掘り起こせばいいのか?
ここが一番大事なポイントです。
独りよがりな商品を避ける方法
僕たちはどうしても、自分の知識やスキルがあるものだけを見て、商品を作ろうとしてしまいます。
でも、それだと、いつの間にか、かつての僕のように独りよがりな商品になってしまう危険がある。
そうではなくて、まず最初にやるべきは、**「お客さんが、今まさにどんなことで悩んでいるのか?」**を、徹底的にリサーチすることです。
そして、その「お客さんのニーズ」と「自分がすでに持っている経験やスキル」をパズルのように掛け合わせる。
売れる商品を生み出す唯一の公式
この**「ニーズ × 自分の当たり前」**という考え方こそが、売れる商品を生み出すための唯一の公式です。
「え〜!!!!」友人の一言がすべてを変えた
僕の場合も、この公式に当てはめたことで道が開けました。
売れない日々の中、起業家仲間の友人と話していた時のこと。
僕が自分自身のために当たり前にやっていた「ひとり社長の節税」の話を、ポロっとしました。
僕にとっては、それが商品になるなんて1ミリも考えたことがない「当たり前の知識」でした。
カチッと繋がった瞬間
でも、それを聞いた彼が目を丸くしてこう叫びました。
「え〜!!!! そ、そ、そんなことできるんですか? それ、めちゃくちゃ知りたいです! 教えてくださいよ〜!」
って。
、、、
、、、
、、、え?
まさに**「お客さんのニーズ」と「僕の当たり前」がカチッと音を立てて繋がった瞬間でした。**
僕が勝手に売りたいと思っていた「財務コンサル」ではなく、彼らが本当に知りたがっていたのは、もっと身近で、もっと切実な、ひとり起業家向けの「節税」というテーマだったのですね。
お客さんの「悩み」を探しに行く
あなたがこれから最初のデジタル商品を作るなら、まずやるべきは自分の中を探すことではありません。
お客さんの「悩み」を探しに行くことです。
そして、その悩みという「鍵穴」にピッタリ合う「鍵」を、あなたの経験という道具箱の中から見つけ出してあげる。
そうすれば、あなたの最初のデジタル商品は、驚くほど、あっさりと生まれてくるはずです。
そして、その商品は、かつての僕のコンサルのように誰にも見向きもされないのではなく、「待ってました!」と多くのお客さんに喜んで迎え入れられることになるでしょう。
まとめ
今日お伝えしたかった重要なポイントをまとめます。
- 起業当初の僕は独りよがりな商品で全く売れませんでした。 本の知識を自分なりにまとめただけの体温のない情報は、誰の心にも響きませんでした。
- ビジネスの出発点を「自分」から「お客さん」に切り替えました。 自分が売りたい商品ではなく、お客さんのニーズがある商品を売ることが本質です。
- 40年、50年真面目に生きてきた人に伝えられる知識がないはずがありません。 あなたの「当たり前」の中に、お客さんが欲しがる宝物が必ず眠っています。
- 「ニーズ × 自分の当たり前」が売れる商品を生み出す唯一の公式です。 お客さんの悩みと自分の経験をパズルのように掛け合わせることが重要です。
- まずやるべきはお客さんの「悩み」を探しに行くことです。 その悩みという鍵穴にピッタリ合う鍵を、あなたの経験という道具箱から見つけ出してください。
「お客さんの悩みって、どうやって見つければいいの?」って思いますよね。
その一番簡単な方法は、「過去の自分」にインタビューしてみることです。
3年前、5年前のあなたは、一体、どんなことで夜も眠れないほど悩んでいましたか?
その答えこそが、あなたの最初の「売れる商品」の最高のヒントになりますよ。
応援しています!
