杉田健吾(すぎた・けんご)
「稼ぎながら残す」1人社長の経営設計の専門家
元国税・ベストセラー作家・一人社長専門コンサルタント・不動産投資家


こんにちは、杉田健吾です。僕は「働きすぎから抜け出せない1人社長」をサポートする専門家です。
1人社長の経営には「攻め」と「守り」の両方が必要です。デジタル商品や自動化の仕組みで売上を伸ばす「攻め」と、法人活用や節税設計でしっかりお金を残す「守り」。この両輪が揃って初めて、1人社長は労働集約から抜け出せる——それが僕の考え方です。
現在は、
- デジタルコンテンツの自動販売
- ひとり社長専門のコンサルティング
- ベストセラー作家として書籍執筆
- メルマガ・オンライン講座の運営
- 不動産投資家
などをメインに活動しています。
かつては対面コンサルが仕事の中心でしたが、今は自分自身が「攻め」と「守り」を実践し、売上のほとんどがオンラインで自動的に立つ仕組みに切り替わっています。
デジタル商品が勝手に売れていく。法人も安定しているし、資産もある。銀座と新宿にオフィスも持っている。そして何より、家族との時間をしっかり確保できている。
仕事がインターネット上で完結しているおかげで、急に思い立って博多の屋台でもつ鍋を食べに行ったり。冬になれば北海道でパウダースノーを滑りに行ったり。「来週、家族で沖縄行こうか」と金曜日に決めて、月曜には海にいたり。
娘たちとスキーに行った帰り道、温泉でぼんやりしながら「こういう時間のために仕事を仕組み化したんだな」と、ふと思うことがあります。
僕にとって自由とは、何かをしないことではなく、「大切にしたいものを、大切にできる状態」のこと。
お金があっても使う時間がなければ意味がないし、時間があっても経済的な不安があったら心から楽しめない。
お金と時間があっても、精神的にすり減っていたら、家族の前でも笑えない。
「経済」「時間」「心」の3つが揃って初めて、人は本当の意味で自由になれる。 僕はそう考えています。
その考えに至るまでには、長い回り道がありました。ここから先は、僕がどうやって今のライフスタイルにたどり着いたのか、その道のりをお話しします。
目次
1. 国税職員として20年-企業の「裏側」を見続けた日々
2. 「金持ち父さん貧乏父さん」が突きつけた問い
3. 独立して銀座にコンサル会社を設立
4. 300社以上をコンサルして直面した「自分自身の矛盾」
5. 労働集約からの脱出-暗中模索の日々
6. 仕組みが回り始めた瞬間
7. 本当の自由とは何か
8. 大切なものを、大切にできる働き方
9. あなた自身の「正解」を見つけてほしい
1. 国税職員として20年-企業の「裏側」を見続けた日々

学校を卒業した後、僕はまず地元の中小企業に就職しました。
真面目に4年間働きました。でも、給料が安すぎた。どれだけ頑張っても、生活はギリギリ。「このまま続けていても先が見えない…」そう思い、一念発起して専門学校に2年通い、猛勉強の末に国税の世界への転職を果たしました。
周りは大学を出てストレートに入ってきた人ばかり。中小企業から転職してきた僕は、少し異色な存在でした。でも、この「回り道」が、後に大きな意味を持つことになります。
企業調査の担当として20年以上にわたり、1万社以上の企業の経営実態を調べてきました。調査対象の多くは中堅〜大企業で、年商数億円規模の法人から上場企業まで、あらゆる業種・規模の企業の「お金の流れ」をつぶさに見てきました。
正直に言うと、国税に入った時点で、僕にはぼんやりとした野望がありました。「いつかは独立したい」と。
独立するなら、お金に強くなければいけない。数字が読めなければいけない。国税で培う知識と経験は、将来必ず武器になる——そう考えて、この世界に飛び込みました。
だから当初は「10年もいないだろうな」と思っていたんです。知識と経験を積んだら、さっさと独立するつもりでした。
ところが、気づけば20年以上も勤めることになるのですが……。
その理由のひとつが、企業調査の仕事があまりにも奥深かったからです。何千社もの企業の内側を見ているうちに、どうしても気になることが出てきました。
「売上が大きいのに、なぜかお金が残っていない会社」がたくさんある。
もっと言えば、「社長が必死に働いているのに、会社にも本人にもお金が残らない」パターンが、驚くほど多いのです。
一方で、売上はそこまで大きくなくても、法人を上手に使い、お金の流れを設計している経営者は、しっかり手元にお金が残っている。
「稼ぐ力」と「残す力」は、まったく別のスキルだ。
この事実に気づいたことが、僕のその後のキャリアを大きく変えることになります。
2. 「金持ち父さん貧乏父さん」が突きつけた問い
国税職員として日々企業を調査するなか、ある一冊の本と出会いました。
ロバート・キヨサキ著「金持ち父さん貧乏父さん」。

この本は、僕の頭の中にあった漠然としたモヤモヤを、鮮やかに言語化してくれました。
- E(Employee:従業員)
- S(Self-employed:自営業者)
- B(Business owner:ビジネスオーナー)
- I(Investor:投資家)
多くの独立した人は、「S(自営業者)」のまま止まっている。
自分が働かなければ収入が途絶える。稼げば稼ぐほど忙しくなる。自由を求めて独立したのに、以前より不自由になっている。
僕が国税の現場で目にしてきた「忙しいのに報われない経営者」の姿が、この本の理論と完全に重なりました。
「S」のまま頑張り続けるのではなく、「B」の仕組みを持つ側にならなければいけない。
そしてもうひとつ、ティム・フェリスの「週4時間だけ働く」にも大きな影響を受けました。仕事を自動化し、時間を取り戻すという発想は、当時の僕にとって革命的でした。

「いつか独立するなら、国税で培った”お金の流れを見る力”は、必ず武器になる。」
そう確信してから、日々の企業調査は単なる仕事ではなく、将来の独立に向けた自己投資に変わりました。
3. 独立して銀座にコンサル会社を設立

2016年、満を持して独立。東京・銀座にコンサルティング会社を設立しました。
「ひとり起業家専門のお金と税のコンサルタント」として活動をスタートします。
元国税としての知見、税理士の視点への深い理解、そして自分自身がひとり社長として法人を運営してきた経験。この3つの視点を掛け合わせたコンサルティングは、他にはないものでした。
特に僕が力を入れたのは、「1人法人をどう活用すれば、手元にお金を残せるのか?」という設計です。国税の現場で何千社も見てきたからこそ分かる、法人の「正しい使い方」をクライアントに伝えました。
最初の5年間で300社以上のひとり起業家をサポート。多くの方が節税効果を実感し、手取りが増え、感謝の言葉をいただきました。
仕事は順調でした。紹介も途切れない。売上も安定している。
でも、胸の奥にずっとひっかかるものがありました。
4. 300社以上をコンサルして直面した「自分自身の矛盾」

気づけば、朝から晩までクライアントの相談に乗り、セミナーの準備をし、資料を作り、移動し、また相談に乗る。
コンサルティングはやりがいのある仕事です。目の前の人の問題が解決する瞬間は、何度経験してもうれしい。
でも、構造的な問題がありました。
僕のビジネスは100%「自分の時間」で成り立っている。相談が増えれば収入は増える。でも同時に、自分の時間はどんどん削られていく。
ある日、スケジュール帳を見て愕然としました。娘たちの行事にほとんど参加できていない。家にいても、頭の中はいつもクライアントの案件。
「これって、僕がクライアントに”やめましょう”と言っている働き方そのものじゃないか?」
クライアントには「労働集約型から抜け出しましょう」「法人を活かして仕組みをつくりましょう」と言っている。なのに、僕自身がまさに労働集約のど真ん中にいる。
この矛盾に気づいたとき、ものすごく恥ずかしくなりました。
自分が変わらなければ、クライアントに本当のことを伝えられない。
そう腹を決めました。
5. 労働集約からの脱出-暗中模索の日々

ビジネスモデルを根本から変える決断をしました。
コンサルティングという「すでに収益が安定しているビジネス」の比重を下げ、デジタル商品の自動販売に軸足を移す。
言葉にすると簡単ですが、実際は恐怖との戦いでした。
「毎月確実に入ってくる収入を減らして、うまくいくかどうか分からない仕組みに賭ける」
合理的に考えたら、正直バカな選択に見えたかもしれません。
最初の数ヶ月は苦戦しました。デジタル商品を作っても思うように売れない。仕組みを構築しても反応が薄い。
「やっぱりコンサルに戻った方が早いんじゃないか」
その考えが何度も頭をよぎりました。
でも、国税時代に散々見てきたんです。「目先の売上」に飛びついて、いつまでも仕組みを作れない経営者の末路を。
ここで引き返したら、一生同じところをぐるぐる回り続けることになる。
そう自分に言い聞かせて、デジタル商品の設計、集客の導線、ステップメール、決済と納品の仕組み、一つひとつを泥臭く積み上げていきました。
6. 仕組みが回り始めた瞬間

ある朝、目が覚めてスマホを見ると、決済の通知が入っていました。
寝ている間に、デジタル商品が売れていたんです。
最初は「たまたまだろう」と思いました。でも次の日も、その次の日も、通知が来る。
仕組みが、回り始めていた。
この瞬間の感覚は、今でもはっきり覚えています。「金持ち父さん」で読んだ「B(ビジネスオーナー)」の世界に、ようやく片足を踏み入れた感覚。
それからは、仕組みの精度を上げることに集中しました。
デジタル商品の販売だけで、最高月商1000万円を超えた月もありました。僕が旅行している間も、娘たちと遊んでいる間も、寝ている間も、仕組みが勝手に動いてくれている。
コンサルをしていた頃は「稼げば稼ぐほど忙しくなる」のが当たり前でした。
今は逆です。仕組みが育つほど、自分の時間は増えていく。
企業調査の20年と、300社以上のコンサル経験を通じて、ようやく辿り着いた答えがこれでした。
1人社長に必要なのは、「もっと稼ぐ」ことではなく、「稼ぎながら残す仕組み」をつくること。
7. 本当の自由とは何か

よく「自由になりたい」と言う人がいますが、自由って実はけっこう複雑です。
お金がたくさんあっても、朝から晩まで働いていたら自由じゃない。
時間がたっぷりあっても、口座の残高が気になって眠れないなら自由じゃない。
お金も時間もあっても、心がすり減っていたら何も楽しめない。
「経済」「時間」「心」—この3つのうち、どれか1つが欠けているだけで、人は自由を感じられない。
企業調査の現場では、数字の上では成功しているのに幸せそうに見えない経営者をたくさん見てきました。そして独立後、自分自身がまさにその状態に陥りかけました。
だからこそ断言できます。
1人社長が本当の自由を手に入れるには、「稼ぐ」だけでは足りない。「稼ぎながら残す」仕組みと、労働集約から抜け出す設計の両方が必要です。
僕が提唱している「労働集約脱却 × 節税・法人活用 × お金を残す」という統合アプローチは、この20年以上の経験から生まれたものです。
「稼ぐこと」と「残すこと」の間にある溝を埋めること。それが僕の仕事であり、使命だと思っています。
8. 大切なものを、大切にできる働き方

ここまで読んでいただいて、僕がどんな道を歩んできたか、少しは伝わったでしょうか。
20年以上にわたって企業の「お金の裏側」を見てきた。独立してからは300社以上のひとり起業家と直接向き合ってきた。そして自分自身も、労働集約の苦しみと、そこから抜け出す過程を経験してきた。
この一連の経験があるからこそ、確信を持って言えます。
「1人社長の仕事は、本来もっとシンプルでいい」ということを。
僕自身、今は家族との時間を最優先にしています。
週末は一緒にランチに行ったり、買い物に行ったり。平日でも、用事があれば迷わず仕事を調整します。
ふと思い立ってひとり旅に出ることもあるし、コーヒーとスイーツが好きなので、平日の午後にお気に入りのカフェでのんびりすることもある。
筋トレは日課だし、ドライブも好きだし、温泉でぼーっとするのも好きです。
こういう時間を「贅沢」と思う人もいるかもしれません。でも僕はむしろ、これが「経営者としての正しい姿」だと思っています。
自分がすり減っていたら、いい仕事はできない。家族との時間を犠牲にしてまで得たお金に、本当に価値はあるのか。
僕が仕事を仕組み化しているのは、楽をしたいからじゃありません。大切なものを、大切にしたいからです。
ここまで読んで、「最初からうまくいったんでしょ?」と思うかもしれません。
とんでもない。
国税時代は、安定を捨てることへの恐怖でなかなか動けなかった。独立した後は、コンサルの忙しさに飲み込まれて「自動化しなきゃ」と気づくまでに5年以上かかった。
遠回りだらけでした。
でも、遠回りしたからこそ分かることがあります。「稼ぐ」だけじゃダメだということ。「残す」だけでもダメだということ。その両方を同時に設計しなければ、1人社長はいつまでも楽にならないということ。
僕の失敗と回り道が、あなたのショートカットになれば本望です。
9. あなた自身の「正解」を見つけてほしい

「正しい働き方」なんて、人それぞれです。
でも一つだけ確かなことがあります。「今のやり方で10年後も同じ働き方を続けられるか?」と自問したときに、迷いなく「YES」と言えないなら、何かを変える必要があるということです。
僕は、1万社以上の企業調査で、「お金の真実」を見てきました。
その後、コンサルタントとして、1人社長の「リアルな苦悩」に向き合ってきました。
そして自分自身が、労働集約の泥沼からもがき出て、仕組みで稼ぐ側に移行しました。
その全てのプロセスで得た知見を、メルマガ、オンライン講座、そしてコンサルティングを通じてお伝えしています。
「稼ぎながら残す」経営術で、あなたの時間もお金も家族との関係も取り戻す。
そのお手伝いができることを、心から楽しみにしています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
※プライベートでは3人の娘を持つ父親として、スキー、野球、筋トレ、ドライブ、ひとり旅、そして美味しいコーヒーとスイーツを楽しみながら、家族との時間を大切にしている。