ワンちゃんのエステに月20万円?

Last updated on 2023年7月6日 By 杉田健吾

以前のレクチャーで「先日テレビを見ていたら、東京の南麻布で家賃100万円の家に住んでるあの人って一体何者?という番組をやっていました。」という話をしましたね。覚えていますか?

その方の節税方法が事業をするにあたってとっても参考になると思うので、今回はその方のお話をもう少ししてみたいと思います。

今回の内容は

一体何者?正体は??
超人気高級ドックサロンを経営する女性社長
ワンちゃんのエステに月20万円かける社長

ワンちゃんって経費になるの?

ペットだから経費にできるわけではない

もっともっと節税脳を鍛えていきたいですね

一体何者?正体は??

まず、南麻布に家賃100万円で住んでいる人がどんな方だったか紹介します。

超人気高級ドックサロンを経営する女性社長

南麻布に家賃100万円で住んでいる人の正体は、ワンちゃんと一緒に優雅に暮らしている41歳の女性でした。そして、その方のお仕事は、超人気高級ドックサロンを経営する女性社長でした。という話は以前もしたのですが、この番組の中でこの女性社長がめっちゃ気になることを言っていたんです。

ワンちゃんのエステに月20万円かける社長

それが今回のタイトルと関係することなのですが、この女性社長が一緒に住んでいるワンちゃんって、なんと毎月エステ代に20万円もかけているらしいんです。番組の中でタレントのOSさんが私がこのワンちゃんに生まれ変わりたいなんて言っていたんですが、ほんまそれですね。

ワンちゃんって経費になるの?

僕はこのテレビ番組を見て、この女性社長は賢いなあ〜って思ったんです。そして、このワンちゃんの毎月20万円のエステ代は、間違いなく会社の経費になっているんだろうなあ〜って思ったんです。

えっ?そんなことは許されるの?って思ったそこのあなた!まだまだ節税脳が鍛えられていないですね〜。しかも、たぶんこのワンちゃんって会社の減価償却資産として、その購入費用も、予防注射も、毎日のお食事代も、たぶんぜ〜んぶ経費になっていると思いますよ。えええ〜?そ、そ、そんなことができるの〜?って思いましたか?でも、それができるのが法人の醍醐味でしたよね。

前にも書きましたが、ペットは減価償却資産です。なので、建物や車を買った時と同じように耐用年数っていうのが決まっていて、その耐用年数に応じてその購入にかかったお金は減価償却費として経費になるんです。ちなみに犬の耐用年数は8年です(笑)

ペットだから経費にできるわけではない

ここで注意したいのが、ペットだから経費にできるわけじゃなくて、あくまでもそのペットがあなたの会社の「事業の用に供されていれば」というお話です。つまり会社の事業活動に実際に使用されていればという話ですね。

まあ今回のこの女性社長の場合は、超人気高級ドックサロンを経営されています。そして、たぶん間違いなくこのワンちゃんって、この女性社長が経営する超人気高級ドックサロンの広告塔になっているであろうと思われます。だからもちろん会社の事業の用に供されているのは間違いなさそうですね。

ワンちゃんがこの会社の事業活動に実際に使用され、会社の事業に貢献しているのであれば、というかこの女性社長さんは賢いから絶対そうしているはずなので、そうであれば、このワンちゃんにかかる費用は全て会社の経費になっていると思われます。つまり、月20万円のエステ代だけじゃなくて、このワンちゃんって会社の減価償却資産なんだから、会社のもの(資産)なんだから、それを維持するためにかかる費用はもちろん会社の経費でいいでしょ?となるわけです。

まあ、会社の車の維持費が全部経費になるのと一緒ですね。そして、その経費にできる条件が会社の事業の用に供していることということでしたね。なので、僕はこのテレビを見ながらこの社長さんやるなあと思っていました。社宅に、ペットに、家具に、その他、かなりのものが賢く会社の経費になるように考えて、お金を使っているのは間違いなさそうです。

もっともっと節税脳を鍛えていきたいですね

今回は、テレビに登場した超人気高級ドックサロンを経営する女性社長についてお話ししてきました。ドックサロンを経営していれば問題なくワンちゃんは経費になりますし、維持するための費用も経費にできます。ここで重要なのは「事業の用に供されていれば」ということです。事業によって経費にできるものは変わるので、みなさんがワンちゃんを経費にできるわけではないので注意しましょう。

ということで、起業家として上手にお金を回しているから、益々この女性社長の手元にはお金が集まってくるんだなあって感心しながらこのテレビを見ていたというお話でした。あなたはそこまで考えて事業を経営していますか?節税脳を鍛えてこのくらい考えられるといいですね。それではまた。