知れば知るほど得をするのが節税!社長自身も節税の知識を得よう

Last updated on 2023年3月3日 By 杉田健吾

前回はあるひとり社長さんと会計士さんとの話を例に、社宅の家賃のうちどのくらいの割合で経費にできるかという話をしました。そして、会計士さんや税理士さんは、あなたの会社のことだけを考えることはできないから、一般的な回答になりがち。自分の会社のことは自分で考えないといけないねというような話をしました。

そして今回は前回の記事の補足として、社長自身が節税を知ることの重要性を紹介していきます。

今回の内容は

家賃の経費割合は答えが出ている

知らないと安全策を取るしかない

なぜ〇割しか経費にならないかを知ることが大事

専門家と軽く話せるくらいの節税知識は持っておこう

家賃の経費割合は答えが出ている

節税についてはやっぱり社長自身がある程度知識を持つことが大切だなと思います。だって、社宅の家賃をどこまで経費にできるかなんて問題は、国税庁によってわざわざ決められていますからね。だから多少手間はかかりますが、きちんと調べさえすれば8割経費にできるとか、9割経費にできるとか、いやこの物件は半分しか経費にできないよとか、はっきり答えが出せるんです。

知らないと安全策を取るしかない

答えが出ているのに、国税庁によって家賃の経費割合がきちんと決められているということを知らないと、はっきりした答えが出せない。だから誰かが言った安全策である「半分ならOKよ!」という情報を信じるしかないんですよね。これ、やらないよりはマシですが、どうせやるならもっと効果があった方が良いですよね。

きちんと調べて、仮に9割経費にできたら、年間数十万円の節税ができるかもしれません。しかも、それが毎年受けられる。最初はちょっとだけ手間はかかるけど、かなりタイパ(タイムパフォーマンス)が良い方法だと思いませんか?

なぜ〇割しか経費にならないかを知ることが大事

確かに条件によっては結果的に5割しか経費にできないということもあります。でも、それはそれで、なぜこのケースは半分しか経費にできないのか?ということがわかる!つまり、ちょっとだけ賢くなったということですね。それが大事なんです。

社宅に関してちょっとだけ賢くなったということは、次に社宅を考えた時は9割経費にできる物件を最初から探すという戦略を取れますからね。

専門家と軽く話せるくらいの節税知識は持っておこう

今回は前回の記事の補足として、社長自身が節税を知ることの重要性を紹介しました。今回紹介したように知れば知るほど、賢くなれば賢くなるほど、効果を大きくできるのが節税です。なのでやっぱり、社長自身が専門家と楽しく節税の話ができる程度の知識は持っておきたいですね。そしてここではそんな社長を応援できればと思っています。

それではまた。次回をお楽しみに〜。