社長もたまには羽目を外したいよね?

Last updated on 2023年12月4日 By 杉田健吾

このレクチャーを読んでいる人の中には、会社が大きくなり始めている人もいるのではないでしょうか?会社が大きくなることは良いことのように思いますが、会社が大きくなったことで増える悩みもあるんです。

例えば、会社が小さい時には自分の意見で会社を自由に動かせたのに、大きくなったらいろんな人の意見を聞かなければいけなくなるとか。昔は会社のお金を使って経費にできたのに、今は自由にお金を使えないとか。そこで今回は、会社がちょっと大きくなって自由が聞かなくなったら、もう一個会社を作っちゃいなという話をします。

今回の内容は

会社が大きくなると会社のお金を自由に使えない

自分だけの会社をもう一個作ってみたら?

自分だけの会社を作って自由になろう

会社が大きくなると会社のお金を自由に使えない

以前100名以上社員がいる会社の経営者の方とお話しする機会がありました。話題は会社が大きくなるとなかなか自由がきかないというものです。この気持ちはわかるような気がします。この社長は、今は会社に右腕も育って自分があまり会社には出勤しなくても会社は回っているとのことです。羨ましい限りですが、やはりその立場になるとまた違う悩みが出てくるのですね。

この社長曰く会社が小さい時はもっと自由に好きに会社のお金を使えたそうです。でもだんだんと大きくなってここまで来たら(100人以上の会社)社長が勝手に会社を好きにはできないですよね。逆に見張られてる気分で昔みたいに無茶ぶりがまったくできなくなって寂しいって言っていました。昔は相当無茶やっていた方みたいでしたね。

自分だけの会社をもう一個作ってみたら?

なので僕がちょっとした提案をしてみました。社長だけの会社をもう一個作ったらどうですか?ってね。「どうせ今の会社では社長がやることないんでしょ?だったら社長の会社をもう一個作って、本体の会社に何かリースでもして収入の道を作って、その会社で好きなことやればいいのではないでしょうか。例えば旅費規程なんか楽しいですよ。どうせ社長は会社に出勤しないんでしょ?」って言ったら、「そんな手があったかあ〜」ってもうノリノリでしたね。久しぶりに悪ガキみたいな顔をしていました。まあ、あまりやりすぎるとどっかの会長のようになってしまいますが。

会社ってほんと大きくなればなるほど自分のものじゃなくなっていきます。なので事業を大きくするやりがいは当然ありますが、ある程度まで来てしまうと逆に不自由になってくるんです。このバランスって実は大切ですよね。なのでもしこのバランスを崩しかけている社長さんがいたら、もう一個自分の自由になる会社を作ってみるのもおすすめですね。その小さい会社でなら、またちょっと無茶やっても大丈夫ですしね。

自分だけの会社を作って自由になろう

今回は、会社がちょっと大きくなって自由が聞かなくなったら、もう一個会社を作っちゃいなという話をしました。会社が大きくなって売上も従業員も増えていくと社長がいなくても会社が回っていくようになります。これ自体はうらやましいことですが、会社が大きくなったことで社長が会社を好き勝手にすることが難しくなります。誰の会社か分からなくなってしまうこともあるかもしれないですね。

そんな時は、社長だけの小さな会社をもう一個作ってみてはいかがでしょうか?メインの会社から仕事を受注しても良いと思います。その会社で旅費規程なんかを作って自由に活動するのも良いんじゃないでしょうか。社長っていろいろと大変なんだから、たまには羽目をはずしたいですよね。社長、お疲れ様です。