【52歳の自動化挑戦】120通のステップメールで広告費100円が200円に|ROAS200%達成の全記録

Last updated on 2025年12月16日 By 杉田健吾

こんにちは、毎朝メルマガ1通で年収1000万円を稼ぐ専門家の杉田健吾です。

今日は、52歳の僕が自動化に挑戦し、「広告費100円が売上200円になって返ってくる」という夢のような体験をした話をします。

この記事を読むことで、デジタル商品とステップメールによる自動化の可能性と、その先に待っている新たな課題が見えてくるはずです。

今回の内容は

52歳、働かなくても回る仕組みを作る決意
50代半ば、未知の世界への挑戦
ワクワクする新しい挑戦
120通のステップメールは「宝探し」だった
シェフのような作業
AIで作業が劇的に短縮
広告費100円が売上200円に化ける体験
ビジネスの概念を180度ひっくり返す結果
初めて知った自動化の本当の凄さ
終わりの始まり。「新たな壁」の足音
ジリ貧への不安
次なる挑戦。「オーガニック集客」への道
まとめ

52歳、働かなくても回る仕組みを作る決意

個別コンサルは「体力的」に限界。グループ講座は「精神的」に疲弊。

もう、僕が稼働することで売上を作る働き方はやめよう。

僕が働かなくてもビジネスが回り続ける仕組みを作るのだ!

52歳になった時、僕はそう固く決意しました。

そして、僕の人生を根底から変えることになる「第3ステージ」の扉を開きました。

50代半ば、未知の世界への挑戦

僕が「自動化」の核として選んだ武器は2つ。

これまでグループ講座で教えてきたノウハウを動画やPDFに置き換えた「デジタル商品」

そして、その商品を自動で販売してくれる「ステップメール」でした。

ワクワクする新しい挑戦

「50代半ばで新しいことを始めるなんて怖くなかったの?」って、よく聞かれます。

いやいや、むしろ、めちゃくちゃワクワクしましたよ。

周りの起業家仲間はどんどんプロモーションの規模を大きくしていましたが、僕は、たった一人、パソコンの前で新しい「仕組み」という名のおもちゃを手に入れた子供のように夢中になっていました。

「もう、あのプロモーション地獄には戻らないぞ!」

その決意が、僕をさらに熱くさせてくれました。

120通のステップメールは「宝探し」だった

でも、「120通もステップメールを書くなんて大変だったでしょう?」って、よく聞かれます。

実は、そうでもなかったのです。

というのも、僕はそれまでに何年も毎日メルマガを書き溜めていましたからね。

僕のパソコンの中には、数百、数千という過去の記事が「宝の山」のように眠っていました。

シェフのような作業

だから、僕がやったのは「0」から書き起こす作業ではなく、その宝の山の中からテーマごとに記事を分類し、「どの順番で読んでもらったら一番面白いかな?」と、最高のコース料理を考えるシェフのような作業でした。

この膨大なコンテンツをどう配置し、どう見せるかという知的パズルが、本当に楽しかったです。

まあ、それでも2ヶ月ぐらいはかかりましたけどね。

AIで作業が劇的に短縮

でも、安心してください。

今なら、この作業もAIを使えばあっという間にできてしまいますから。

僕が2ヶ月かけて作り上げた120通の構成をAIに学ばせて、あなたの商品のステップメールをサクッと作ってしまう。

そんな夢のようなことも可能になりました。本当にいい時代ですよね。

(ちなみに、このノウハウをそっくりそのままお伝えしているのが、僕の商品『AI活用実践講座-ステップメールの作り方』だったりします…ふふふ)

広告費100円が売上200円に化ける体験

そして、つぎの年の春。

ついに、僕の人生で初めての「自動販売の仕組み」が産声を上げました。

Facebook広告で集めたリストに、ステップメールを配信し、テキストだけの簡単なレターで商品を販売する。

今思えば、本当に拙い仕組みでした。

ビジネスの概念を180度ひっくり返す結果

でも、、、その仕組みが、僕のビジネスの概念を180度ひっくり返すとんでもない結果をもたらしました。

それは、広告費を100円投入したら200円の売上が返ってくるという現象でした。

マーケティング用語でいうROAS200%という状態です。

これ、どういうことか分かりますか?

例えば、広告費を100万円投入したら、そこから200万円の売上が返ってきます。

ってことは、、、

広告費、いくら投入してもええやん!ってなります。

だって、使ったお金が倍になって返ってくるわけですから。

初めて知った自動化の本当の凄さ

この仕組みができた時、僕は初めて、自動で売上が上がる仕組みの本当の凄さを思い知りました。

寝ている間にスマホが鳴り、「商品が購入されました」という通知が届く。

僕が何もしなくても、僕が作った仕組みが勝手にお金を稼いできてくれる。

この時期が、僕の中での「第一次自動化ブーム」でしたね。

この素晴らしい仕組みのおかげで、僕は1年以上もの間、広告費を投入するだけで自動でどんどん売上が立つという夢のような状態を満喫することができました。

終わりの始まり。「新たな壁」の足音

でも、そんな楽しいブームも、永遠には続きませんでした。

次第に、その仕組みに翳りが見え始めてきました。

それは、CPA(顧客獲得単価)が月を追うごとにジリジリと上がっていくことでした。

ジリ貧への不安

最初は1,000円台だったCPAが、いつの間にか2,000円、3,000円と少しずつ上がっていく。

その結果、ROAS200%を超えていた数字が、だんだんと100%に近づいてきました。

まあ、ROAS100%でも、広告費と売上がトントンなので赤字ではありません。

メルマガリストは無料で増え続けていくわけですから、そこまで困ることはありませんでした。

でも、このままでは、いずれジリ貧になっていくことは目に見えています。

「やばい…」というよりは、「なるほど、次のステージが来たな」という感覚でしたね。

次なる挑戦。「オーガニック集客」への道

そこで僕は、次の展開を考え始めました。

広告に頼り切ったこのビジネスモデルから脱却し、自然に、お金をかけずに見込み客が集まってきてくれる、いわゆる「オーガニック集客」を本気で構築しようって。

そのために、僕は何をすべきか?

ここからが、僕が「本格的なセールスファネル」という考え方を学び始めるきっかけになりました。

この「広告依存」という新たな壁をどう乗り越えていったのか、その具体的な方法については、また改めて詳しく解説しますね。

まとめ

今日お伝えしたかった重要なポイントをまとめます。

  1. 52歳で自動化への挑戦を決意しました。 デジタル商品とステップメールという2つの武器で、働かなくても回る仕組みを作ることを目指しました。
  2. 120通のステップメールは過去のメルマガから作成できました。 宝の山のような過去記事を分類し、最高のコース料理を考えるシェフのように構成する知的パズルが楽しかったです。
  3. 広告費100円が200円の売上になって返ってくるROAS200%を達成しました。 自動販売の仕組みが完成し、寝ている間にも売上が上がる「第一次自動化ブーム」を体験しました。
  4. しかし次第にCPAが上昇し、新たな壁が現れました。 ROAS200%から100%へと数字が悪化し、広告依存からの脱却が必要になりました。
  5. オーガニック集客という次の展開へ進む決意をしました。 お金をかけずに見込み客が集まる仕組みを本気で構築することを決めました。

最初の自動売上が上がった時の、あの「チャリン♪」という音。

金額の大小に関わらず、あの感動は、ビジネスの自動化を目指す者にとって最高の原動力になります。

もしあなたが今、仕組み作りの大変さに心が折れそうになっているのなら、まずは、あの「最初のチャリン♪」を聞くことだけを目標に頑張ってみてください。

その小さな成功体験が、あなたを次のステージへと押し上げてくれるはずですから。

応援しています!