個別コンサルティングの限界を突破せよ!〜グループサポートへの進化〜

Last updated on 2024年10月4日 By 杉田健吾

こんにちは、杉田健吾です。今日は、僕の起業家としての経験、特に個別コンサルティングモデルの限界と、そこからグループサポートへどのように進化していったかについてお話しします。この話が、今まさに起業の道を歩んでいる方や、ビジネスの壁にぶつかっている方の励みになれば嬉しいです。

個別コンサルティングモデルの始まり

起業して2年目、僕のビジネスは、ようやく軌道に乗り始めました。メルマガを活用した集客方法を確立し、個別コンサルティングを中心に事業を展開し始めたんです。その流れは、メルマガで読者を集め、ある程度読者が集まったらフロントエンドセミナーを開催し、セミナー参加者に個別面談の機会を設け、そこから個別コンサルティングの契約につなげるというものでした。

この方法で、40〜50万円の個別コンサルティングがそこそこ売れるようになりました。気がつけば、年収1500万円を超えるまでになっていたんです。

「やった!これで成功だ!」

そう思いました。でも、実はここからが本当の勝負だったんです( ̄▽ ̄;)

成功の裏に潜む限界

確かに、収入は大幅に増えました。でも、同時に気づいたんです。この成功には大きな代償があることに。

個別コンサルティングは、文字通り「個別」です。つまり、1対1でクライアントと向き合います。売上を上げようと思えば、それだけ多くの時間を費やす必要があります。

僕の場合、東京と関西を行ったり来たりする生活になりました。家族と離れ、東京で単身赴任のような日々を送ることになったんです。朝から晩まで、個別相談やコンサルティングをこなす毎日。気がつけば、サラリーマン時代以上に忙しくなっていました。

「えっ?俺の求めていた起業って、こんなんだったっけ?」

そんな疑問が頭をよぎるようになりました。

もう一つの問題は、収入の天井です。個別コンサルティングモデルでは、自分の時間と労力が収入に直結します。つまり、売上を上げるには、より多くの時間を費やすか、単価を上げるしかありません。でも、時間には限りがあります。1日24時間、それ以上は増やせません。かといって、いきなり単価を倍にしても、クライアントが付いてくるかどうか…。

個別コンサルティングの限界を実感

ある日、僕は自分の状況を冷静に見つめ直してみました。確かに収入は増えましたが、それと引き換えに失ったものも大きかったのです。

東京での単身生活で、家族と過ごす時間が激減しました。毎日の長時間労働で、体力的にも精神的にもギリギリの状態でした。忙しさのあまり、新しいことを学ぶ時間がなくなっていました。そして、個人の力には限界があり、ビジネスの大きな成長が見込めませんでした。

これらの問題に直面し、「このままではいけない」と強く感じました。でも、どうすればいいのか。答えはすぐには見つかりませんでした。

転機:グループサポートへの移行

悩みに悩んだ末、僕は一つの結論に至りました。それは、個別コンサルティングからグループサポートへの移行です。

グループサポートには、時間効率の向上や収入の増加、価値の共有、そしてビジネスの規模を拡大しやすいというメリットがあります。一度に複数のクライアントに対応できるため、時間を効率的に使えます。また、参加者数を増やすことで、売上を大きく伸ばせる可能性があります。さらに、参加者同士の相互作用で、より多くの価値を提供できるのも魅力的でした。

ただし、グループサポートへの移行は簡単ではありませんでした。個別コンサルティングの内容をグループ向けに再編成し、価格設定を見直し、新しいマーケティング戦略を立て、グループを効果的に運営するためのシステムやツールを導入する必要がありました。

グループサポートの実践

理論は理解できても、実際に実行するのは簡単ではありませんでした。最初は戸惑いや不安もありましたが、一歩一歩進んでいきました。

最初のグループサポートを開催したとき、正直不安でいっぱいでした。「みんなに価値を提供できるだろうか」「個別対応と同じような成果が出せるだろうか」そんな思いが頭をよぎりました。

しかし、実際に始めてみると、予想以上の手応えがあったんです。参加者の方々が積極的に質問し、お互いに学び合う姿を見て、「これだ!」と思いました。

グループサポートを始めて3ヶ月が経った頃、驚くべき変化が起こりました。個別対応の時と比べて、明らかに自由な時間が増えました。1回のグループサポートで、以前の個別コンサルの3倍以上の収入が得られるようになりました。予想以上に高い満足度を得られ、リピーターも増えました。そして、多様な質問に答えるため、自分自身も常に学び続ける必要があり、大きな成長を感じました。

グループサポートの進化

初期の成功を経て、僕はさらにグループサポートを進化させていきました。

参加者のニーズに合わせて、コンテンツを常に更新し続けました。個別コンサルティング時代には気づかなかった新しいニーズも発見でき、サービスの幅を広げることができました。

グループサポートを通じて、参加者同士のつながりが生まれていきました。このコミュニティの力を活かし、参加者同士が学び合い、支え合える場を提供するようになりました。

当初は対面でのグループサポートが中心でしたが、徐々にオンラインでの開催も増やしていきました。これにより、地理的な制約がなくなり、より多くの人にサービスを提供できるようになりました。

グループサポートの具体的な成果

グループサポートへの移行から1年が経ち、ビジネスは大きく成長しました。年間売上が前年比で2倍以上に増加し、週の労働時間が半分以下になり、家族との時間や自己投資の時間が増えました。サービスを受けるクライアント数が5倍以上に増加し、グループサポートの成功により、業界内での認知度が大きく向上しました。

起業家の皆さんへのアドバイス

ここまで読んでくださった起業家の皆さん、いかがでしたか?僕の経験から、皆さんにいくつかのアドバイスをさせてください。

まず、変化を恐れないことです。ビジネスモデルの変更は怖いものです。でも、現状に満足できないなら、勇気を出して一歩踏み出してみてください。

次に、顧客の声に耳を傾けることです。グループサポートへの移行は、顧客のニーズをよく聞いた結果でもありました。常に顧客の声に耳を傾け、そのニーズに応えていくことが大切です。

効率化を考えることも重要です。単に働く時間を増やすのではなく、どうすればより効率的にビジネスを拡大できるかを常に考えましょう。

価値提供を第一に考えることも忘れないでください。グループサポートでも、個別コンサルティングと同等以上の価値を提供することが重要です。そのために常に自己研鑽を怠らないでください。

柔軟性を持つことも大切です。最初から完璧なグループサポートは難しいかもしれません。試行錯誤を恐れず、常に改善を重ねていく姿勢が大切です。

長期的な視点を持つことも忘れないでください。短期的な利益だけでなく、長期的にビジネスをどう成長させていくかを考えましょう。時には、短期的な利益を犠牲にしても、長期的な成長のための投資が必要な場合があります。

最後に、自己投資を忘れないことです。ビジネスの成長と同時に、自分自身の成長も大切です。学び続けることで、新たな可能性が開けるはずです。

最後に

個別コンサルティングからグループサポートへの移行は、僕のビジネス人生における大きなターニングポイントでした。確かに、変化には不安もありました。でも、その一歩を踏み出したからこそ、今の成功があると思っています。

皆さんも今、何かしらの壁にぶつかっているかもしれません。でも、それは新たな成長のチャンスだと考えてください。今の状況に満足していますか?もし「いいえ」なら、勇気を出して一歩踏み出してみてください。新しいアイデアを試してみる。今までとは違うアプローチを取ってみる。そんな小さな一歩が、大きな変化につながるかもしれません。

僕の場合は、個別コンサルからグループサポートへの移行でした。皆さんの場合は何でしょうか?ぜひ、自分なりの「次の一手」を考えてみてください。

そして、忘れないでください。起業の道のりは長いです。一時的な成功や挫折に一喜一憂せず、長期的な視点で自分のビジネスを育てていってください。

最後になりましたが、起業家の皆さんの成功を心から応援しています。一緒に、より良いビジネスと人生を築いていきましょう!頑張ってください( ̄▽ ̄)

追伸:実は、グループサポートにも限界が来る時が来ます。僕の場合、そこからさらに新しい挑戦をすることになりました。でも、それはまた別の機会にお話ししますね。お楽しみに!

ではでは、今日はこの辺で。。。( ̄▽ ̄)