時間と労力の効率的な配分が全てを変える

Last updated on 2024年11月11日 By 杉田健吾

こんにちは、杉田健吾です。今日は、多くのひとり起業家が直面する「ビジネス自動化の本質」について、深掘りしてお話ししたいと思います。

実は最近、こんな悩みをよく聞きます。「自動化したいけど、かえって仕事が増えそう…」「どこから手をつければいいのか分からない…」「今の忙しさから抜け出せる気がしない…」

僕自身、起業して8年になりますが、最初の2〜3年は本当に苦労しました。個別コンサルからグループ講座へ、そしてオンライン化へと、ビジネスモデルを進化させてきましたが、その過程で気づいたことがあります。

それは、ビジネスの自動化って、単に業務をシステム化することじゃないんです。時間と労力を「効率的に配分する」という視点こそが、実は一番重要なんです。

今日は、その理由と具体的な方法について、僕の失敗と成功の経験を交えながら、本音でお話しさせていただきますね( ̄▽ ̄)

今回の内容は

自動化って、ただタスクを機械化すればいいの?
まずは現状分析から始めよう!

段階的アプローチこそが成功の鍵
ステップ1:コンサルティング内容の標準化
ステップ2:グループコンサルティングへの移行
ステップ3:自己学習型オンラインコースの開発
ステップ4:ステップメールシステムの構築

重要なのは顧客満足度の維持・向上
フィードバックを活かした継続的な改善
自動化は一気にやらない!
あなたも自動化の第一歩を踏み出しませんか?

自動化って、ただタスクを機械化すればいいの?

「杉田さん、ビジネスの自動化ってどうやって進めればいいんですか?忙しいところから順番に自動化していけばいいんですよね?」

最近、こんな質問をよく受けます。でもね、それが大きな間違いなんです( ̄▽ ̄)

実は、ビジネスの自動化って、単に「忙しい」タスクを自動化すればいいって話じゃないんですよ。もっと戦略的に、ビジネス全体を見渡して進めていく必要があるんです。

まずは現状分析から始めよう!

僕の場合、起業当初は個別コンサルティングがメインでした。1日3〜4件のコンサルティングをこなすのが精一杯で、他のビジネス開発なんて考える余裕もありませんでした( ̄O ̄;)

東京と関西を行ったり来たりする生活で、正直、家族との時間もほとんど取れない状態。朝から晩まで個別相談やコンサルティングをこなす毎日で、サラリーマン時代より忙しくなっていました。

でも、このままじゃいけないと思って、ある日、真剣に自分のビジネスを分析してみることにしたんです。具体的には、1週間分のスケジュールを細かく書き出して、どんな業務にどれくらいの時間を使っているのか、徹底的に洗い出しました。

すると、面白いことに気づいたんです。個別コンサルの内容って、実は8割くらいが同じような内容なんですよね。例えば:

・法人設立のメリット・デメリット 

・旅費規程の作り方と活用方法 

・役員報酬の決め方 

・経費の計上の考え方

これらの話題が、ほとんどのコンサルで繰り返し出てくるんです。

段階的アプローチこそが成功の鍵

この分析結果から、僕は段階的なアプローチで自動化を進めることにしました。一度にすべてを変えるのではなく、一つずつ着実に改善を重ねていったんです。

というのも、一気に全部変えようとすると、どこに問題があるのか分からなくなってしまうんですよね。だから、一つずつ変化を加えて、その都度効果を確認していく方法を選びました。

ステップ1:コンサルティング内容の標準化

まずは、よくある質問や解決策をマニュアル化することから始めました。特に、法人化のメリットや旅費規程の作り方など、頻出の質問については、図解入りの詳しい資料を作成。これによって、説明時間を大幅に短縮できただけでなく、クライアントの理解度も上がったんです。

ステップ2:グループコンサルティングへの移行

次に、個別対応からグループ形式に変更しました。最初は不安でしたが、むしろグループ形式にしたことで、参加者同士の学び合いが生まれ、より深い理解につながったんです。この変更により、1回のプロモーションで1000万円以上の売上を上げることができるようになりました。

ステップ3:自己学習型オンラインコースの開発

グループコンサルの内容を、動画コンテンツとして再構築。各テーマを15〜30分程度の動画に分割して、隙間時間でも学習できるように工夫しました。これにより、クライアントは自分のペースで何度でも復習できるようになり、理解度が更に向上しました。

ステップ4:ステップメールシステムの構築

最後の仕上げとして、顧客教育と商品販売を自動化するステップメールシステムを導入。実に120通にも及ぶメールを作成し、その中で7つのデジタル商品を順番に販売していく仕組みを構築しました。この仕組みにより、24時間365日、安定した売上を生み出せるようになったんです。

重要なのは顧客満足度の維持・向上

自動化を進める中で、最も重要視したのが顧客満足度の維持・向上でした。正直に告白すると、自動化を始めた当初は不安でいっぱいだったんです。

「システム化することで、サービスが冷たく感じられないだろうか?」

「お客様との大切な関係性が失われてしまうのでは?」

「自動返信メールって、どこか味気ないよね…」

そんな懸念が頭をよぎっていました。しかし、実際に自動化を進めてみると、むしろ顧客満足度が向上したんです!その理由は主に3つありました:

1. 一貫性のある高品質なサービス提供

人間が対応していると、その日の体調や気分で説明の質にムラが出てしまうことがあります。でも、動画コンテンツやマニュアルを活用することで、いつでも最高の状態での説明が可能になりました。

2. 24時間365日の対応が可能に

夜中に質問が浮かんだとき、すぐに動画を見返せる。休日でも、ステップメールで新しい気づきが得られる。「いつでもサポートされている」という安心感をお客様に提供できるようになったんです。

3. より深い個別対応の実現

基本的な説明や FAQ を自動化することで、実際のコンサルティング時間では、より踏み込んだ相談や個別具体的な課題解決に集中できるようになりました。

フィードバックを活かした継続的な改善

各ステップで得られた顧客からのフィードバックは、次のステップの改善に活かしていきました。

例えば:

・「この説明がわかりづらい」という声を受けて、マニュアルの内容を修正 

・「もっと具体例が欲しい」という要望に応えて、事例を追加 

・「質問する機会が欲しい」という声から、Q&Aセッションを設定

このように、お客さんの声を丁寧に聞き、適切に判断しながら、少しずつ改善を重ねていくことで、より使いやすく、効果的なサービスへと進化させることができたんです。

もちろん、この改善のプロセスに終わりはありません。今でも定期的にフィードバックを集め、より良いサービスを目指して改善を続けています。このような継続的な努力が、最終的にはお客様の成果につながっていくと信じているからです。

自動化は一気にやらない!

ここで特に強調しておきたいのが、一度にすべてを自動化しようとしないことです。段階的なアプローチだからこそ、各ステップでの改善点が見えてきて、より良い仕組みが作れるんです。

僕も最初は「全部一気に自動化しちゃおう!」って思いましたが、それは間違いでした( ̄▽ ̄;)

なぜかって?それは、お客さんの反応を見ながら、少しずつ改善していく必要があるからです。一気に変えてしまうと、どこに問題があるのかが分かりづらくなってしまいますからね。

あなたも自動化の第一歩を踏み出しませんか?

自動化への道のりは、決して簡単ではありません。でも、段階的に進めていけば、必ず成果は出てきます。

まずは、自分のビジネスの現状分析から始めてみませんか?どこに一番時間を取られているのか、それは本当に必要な時間なのか…。

そして、できることから少しずつ、でも着実に改善を重ねていく。それが、最終的には大きな変化につながっていくんです。

ビジネスの自動化、本気で取り組む価値ありますよ!

ではでは、今日はこの辺で。。。( ̄▽ ̄)