「動画なんて絶対ムリ…」と思っているあなたへ。僕が顔出しナシで成功した制作術

Last updated on 2025年10月15日 By 杉田健吾

こんにちは、毎朝メルマガ1通で年収1000万円を稼ぐ専門家の杉田健吾です。

デジタル商品を作ろうと決意した1人社長の方から、よくこんな相談を受けます。

「商品の構成も決まったし、いよいよ中身を作っていくぞ!」

そう意気込んでパソコンの前に座ったものの、手が再びピタッと止まってしまった、と。

「え、これを、、、動画にするの、、、?」
「カメラの前で話すなんて考えただけで緊張するし、何を話せばいいか分からない、、、」
「そもそも撮影機材なんて何もないし、編集ソフトなんて触ったこともないよ」

そう、多くの1人社長にとって「動画制作」は、ITスキルの中でも特にアレルギー反応が出やすいラスボスのような存在です。

でも、もしあなたが動画というだけで拒否反応を示しているのなら、それはとてつもなくもったいないことをしています。

この記事を読むことで、重くて高い動画制作へのハードルを地面スレスレまでググッと下げる方法と、顔出しなしでも成功できる動画制作術が理解できます。

今回の内容は

なぜ今、「動画」なのか?
動画市場の隠されたチャンス
僕の「ヒドい動画」が売れた理由
お客さんが求めているのは内容
頑張らない動画制作、3つの「ない」
1. すごい機材は、いらない
2. 完璧な編集は、いらない
3. 顔出しは、しなくていい
声だけでも十分に人柄は伝わる
あなたのメルマガが「動画」に変わる魔法
具体的な手順
一つの動画が、無限の資産になる
動画の汎用性とリーチ力
まとめ

なぜ今、「動画」なのか?

最近、僕が気づいた面白い事実があるんです。

僕の周りの起業家さんたちって、ブログやSNSの投稿のようなテキストコンテンツは結構みんな気軽に作れるんですよね。

でも、いざ「動画」となると、、、

「いや〜、私には無理です」
「編集なんてできません」
「機材を揃えるのが大変そうで…」

って、急にブレーキがかかってピタッと手が止まってしまう。

動画市場の隠されたチャンス

これ、実は巨大なチャンスが隠されていることに気づきますか?

YouTuberは増えましたが、自分の専門分野でビジネス系の動画コンテンツを定期的に投稿し続けている人となると、その数はガクッと減るんです。

つまり、テキストコンテンツの市場が超満員の通勤電車だとしたら、動画コンテンツの市場はまだガラガラのグリーン車みたいなものなんです。

ライバルが少ない土俵であなたは戦うことができる。これだけで、動画を始める価値が十分にあるとは思いませんか?

僕の「ヒドい動画」が売れた理由

「でも、クオリティの高い動画なんて作れないし、、、」って思いますよね。

僕も最初はそう思っていました。

僕が最初に作った節税系の動画コンテンツなんて、今見返すと笑っちゃうくらいクオリティが低いんです。

お客さんが求めているのは内容

どうやって撮っていたかというと、セミナーをやっているところを家庭用のホームビデオで撮影していただけ。しかも、僕自身は映りたくないから、ホワイトボードの部分だけが映るように編集して、、、

画質も音声も、はっきり言って悪かったです。

でもね、その動画、たくさんの方に買っていただけたんです。

もちろん、画質が気になるという声も少しはありましたが、それ以上に「すごく分かりやすかったです!」「内容が素晴らしい!」という感謝の感想をたくさんいただきました。

なぜか?

それは、お客さんが求めていたのがキレイな映像やクリアな音声ではなく、僕の話す内容そのものだったからです。

僕たち1人社長は映像クリエイターになる必要はありません。話している「中身」で勝負すればいいんです。

そう考えれば、少し気が楽になりませんか?

頑張らない動画制作、3つの「ない」

じゃあ、その「中身」で勝負する動画をどうやって作るのか?

僕が実践している頑張らない動画制作の3つの「ない」をお伝えします。

1. すごい機材は、いらない

まず、カメラ、マイク、照明、、、そんなプロ機材は一切必要ありません。

あなたの手の中にあるスマートフォン、それ一台あれば十分すぎるほどです。

僕が使っていた昔のホームビデオに比べたら、今のスマホのカメラなんてハリウッド映画が撮れるレベルですよ。

2. 完璧な編集は、いらない

次に、多くの人が挫折する「編集」です。

これも、結論から言うとほとんど、いりません。

テロップも、BGMも、派手な効果音も、最初は全部なくていい。

あなたが最低限やるべき編集は、たった一つ。

話の途中で言葉に詰まったり、言い間違えたりした部分を、ハサミでチョキンとカットするだけ。

これなら、CapCutのようなスマホの無料アプリで誰でも簡単にできます。

3. 顔出しは、しなくていい

そして、これが一番ハードルを下げてくれるかもしれません。

僕は今でもYouTubeに週2本以上動画をアップしていますが、一度も顔出ししたことはありません。

僕がやっているのは、パソコンの画面に簡単なスライドを映して、それを説明する声を録音しているだけ。

これなら、「カメラの前で話すのが恥ずかしい」というあなたでもできそうな気がしませんか?

声だけでも十分に人柄は伝わる

もちろん、顔を出した方が信頼感は増すかもしれません。でも、声のトーンや話し方だけでも、文字の何十倍もあなたの「人となり」は伝わるんです。

これは、僕が動画を始めてみて一番驚いた発見でした。

文字だけのメルマガやブログでは表現しきれない、あなたの温度感や人柄が、声を通して自然に伝わるんです。

あなたのメルマガが「動画」に変わる魔法

「でも、話す内容を考えるのが大変、、、」って思いますよね。

大丈夫です。その悩みも今日で解決します。

僕がYouTubeを始めた時に使っていた超簡単な方法をあなたにだけこっそりお教えしますね。

それは、、、

毎日書いているメルマガをそのまま動画にするという方法です。

具体的な手順

あなたが一生懸命書いたメルマガ、ありますよね?

その文章を、Canvaやパワーポイントなどのスライドに適当に区切って貼り付けるんです。今ならAIを使えば、スライドも一瞬でできますよね。

そして、後はそのスライドをただ読み上げるだけ。

時間にして4分から5分程度。これなら、新しく原稿を考える必要も全くないですよね?

既にあなたが書いた文章は、お客さんの悩みを解決するために練り上げられた価値あるコンテンツです。それを声で伝えるだけで、十分に価値のある動画になるんです。

一つの動画が、無限の資産になる

そして、こうして作ったたった一本の動画は、あなたのビジネスを加速させる無限の可能性を秘めた「資産」になります。

例えば:

  • 横型の動画ならYouTubeに投稿して、検索からのアクセスを集める
  • 縦型に編集すればインスタリールやTikTokで、新しいファンに出会う
  • いくつかの動画をまとめればUdemyで、有料のミニ講座として販売する

一つの素材から、プラットフォームごとに少しアレンジを加えるだけで、全く違う形で価値を届けることができる。

これって、テキストコンテンツだけではなかなかできない、動画ならではの強みなんです。

動画の汎用性とリーチ力

動画コンテンツの素晴らしいところは、一度作れば様々な形で活用できることです。音声だけ抜き出してPodcastにしたり、内容を文字起こししてブログ記事にしたりと、一つのコンテンツから複数のメディアに展開できます。

また、動画は検索にも強く、YouTubeはGoogleに次いで世界第2位の検索エンジンです。あなたの専門分野で悩んでいる人が、動画を通してあなたを見つけてくれる可能性が格段に高まるんです。

まとめ

今日お伝えしたかった重要なポイントをまとめます。

  1. 動画市場は、テキストコンテンツに比べてライバルが少ない「グリーン車」のような状態です。特にビジネス系の専門的な動画を定期的に投稿している人は意外に少ないんです。
  2. お客さんが求めているのは、キレイな映像や音声ではなく「話している内容」そのものです。映像クリエイターになる必要はなく、中身で勝負すれば十分です。
  3. 動画制作で必要なのは、スマホだけ。編集は言い間違いをカットするだけ。顔出しも必要ありません。これだけで、十分価値のある動画が作れます。
  4. 既に書いているメルマガやブログをスライドにして読み上げるだけで、素晴らしい動画コンテンツになります。新しく原稿を考える必要はありません。
  5. 一つの動画から複数のプラットフォームで展開でき、無限の可能性を秘めた「資産」になります。

動画制作のハードルは、あなたが勝手に作り上げた「こうあるべきだ」という思い込みの壁にすぎません。

僕たち1人社長が目指すべきは、100点満点のエンタメ作品ではなく、たった一人の悩みを解決する30点の誠実なメッセージです。

そして、その最高の素材は、あなたがすでに持っている「メルマガやブログの記事」なんです。

まずは量質転化を信じて、一本でも多く動画を作ってみる。そうやって数をこなしていくうちに、自然と質も上がっていき、気がつけばあなたは、ライバルがいないグリーン車の中で悠々とビジネスを展開できるようになっていますよ。

さあ、今日、そのスマホを手に取って、カメラアプリを起動してみませんか?

最初は失敗して当たり前です。僕だって、いまだに何度も言い間違えては録り直していますから。

大事なのは、完璧を目指すことではなく、「失敗を楽しむ」くらいの軽い気持ちで一歩を踏み出してみること。

その一歩が、あなたのビジネスの可能性を無限に広げてくれるはずです。

応援しています!