【一人社長の完全自動化】ビジネスを自動化する4つの構築ステップ|正しい順番で組み立てる方法

Last updated on 2025年12月1日 By 杉田健吾

こんにちは、毎朝メルマガ1通で年収1000万円を稼ぐ専門家の杉田健吾です。

1人社長がビジネスを完全自動化するためには、3つの重要な「パーツ」が必要です。

あなたの知識や経験を価値に変える「デジタル商品化」という土台、Kindle本やブログなどで見込み客を集める「自動集客」という水脈、ステップメールやセールスファネルで商品を届ける「自動販売」というエンジン。

この3つのパーツがあれば、あなたが寝ている間も、旅行に行っている間も、24時間365日ビジネスが回り続ける仕組みを作ることができます。

でも、きっとあなたは今、こう思っているのではないでしょうか。

「パーツは分かったけど、一体、どの順番でこれらを組み立てていけばいいんだろう…?」
「ゴールまでの具体的な手順が見えなくて、まだ不安だよ…」

その気持ち、すごくよく分かります。プラモデルだって、どんなに素晴らしい部品が揃っていても、「組み立て説明書」がなければ完成させることはできませんからね。

今日は、その最後のワンピース。僕が何年もかけて試行錯誤しながらようやくたどり着いた「完全自動化ビジネス」というプラモデルを完成させるための「組み立て手順」をあなたにお見せしたいと思います。

今回の内容は

ステップ1:まず「エンジン」を作る(販売の仕組み化)
ステップ2:「泉」を掘りながら、最初の「流れ」を作る(集客の開始)
ステップ3:最初の「テスト販売」と「拡大」
遠い道のりだと感じた、あなたへ
諦めなければ必ず到達できる
まとめ

ステップ1:まず「エンジン」を作る(販売の仕組み化)

多くの人が最初にやろうとして挫折するのが「集客」です。

ブログやYouTubeを作ってみたものの、その先に何が待っているのか分からなくて、続かなくなってしまう。

そうじゃないんです。僕たちが最初に作るべきは、お客さんを待ち受ける「受け皿」であり、ビジネスの「心臓部」です。

具体的には、以下の3つのパーツをまず作り上げます。

  • あなたの核となる「デジタル商品」
  • 信頼関係を築く「ステップメール」
  • 商品を提案する「セールスファネル」

もちろん、いきなり何ヶ月もかけて完璧なデジタル商品を作り込むのはリスクがあります。

だから、本格的な制作に入る前に、まずは商品の「コンセプト」だけを固めて、「本当に、この商品はお客さんの『痛み』を解決できるのか?」「お金を払ってでも欲しいと思ってもらえるだろうか?」という市場調査をしてみるのも非常に賢いやり方です。

僕の場合は、この段階で必ず信頼できる起業家の仲間数人に相談します。「この商品のコンセプトって、どう思う?」「これって、売れそう?」といった率直な意見をもらうことで、自分一人では気づけない視点や改善点が見えてくるんですよね。

そして、「これならいける!」と思えたら(まあ、この段階ではまだ半信半疑ですが…)、本格的にデジタル商品の制作に取り掛かります。

そして、商品が形になってきたら、お客さんに届けるためのステップメールセールスファネルといった販売の仕組み(エンジン)も作り上げていくんです。

ここまでくると、「最終的に、お客さんをこの仕組み(エンジン)に案内すればいいんだな」という明確な目的地ができるので、初めてその後の集客活動に意味と目的が生まれるんですね。

まずは、お客さんがたどり着くゴール地点を作り上げましょう。

ステップ2:「泉」を掘りながら、最初の「流れ」を作る(集客の開始)

エンジン(販売の仕組み)がある程度、形になってきたら、いよいよそこにお客さんを呼び込んでいきます。

でもね、ここが多くの人が時間を無駄にしてしまう最大のポイントなんです。

もしかして、あなたは「完璧な商品が完成するまで集客は始められない…」そう思っていませんか?

それは大きな間違いです。

なぜなら、もしあなたがデジタル商品が完成するまで集客を始めないとすると、せっかく商品が完成しても、その商品を売るお客さんがまだ一人もいない状態からスタートすることになる。

これでは、売上が立つまでどれだけ時間がかかるねん!って話ですよね。

だから、僕たち1人社長がやるべきなのは、「商品作り」と「集客」を同時並行でスタートさせること

つまり、コンテンツを作りながら、同時にあなたのメルマガ読者さんを集め始める(リスト構築する)ということです。

この段階での集客は、いきなり大きな「泉」を掘り始める必要はありません。まずは小さな「流れ」を作ってテストしてみるんです。

例えば:

  • 今いるSNSのフォロワーさんにステップメールを案内してみる
  • 広告を1日1,000円だけでもいいから出稿してみる
  • 今まで知り合った起業家仲間に個別に案内してみる

そうやって、あなたのデジタル商品が完成する頃には、あなたのメルマガにはある程度の読者さんが集まっているはずです。

ステップ3:最初の「テスト販売」と「拡大」

そして、あなたのデジタル商品が完成したら、いよいよ最初のテスト販売です。

例えば、その時までに100人の読者さんがいてくれたとしたら、まずはその100人に向けてこう言うんです。

「お待たせしました!ついに商品が完成したので、今日から販売を開始します!」って。

もしそこで、たった一人でも商品を買ってくれる人が現れたとしたら…それはあなたのビジネスにとって歴史的な瞬間です

なぜなら、「この商品には、価値がある」ということが証明されたんですから。

そこからは、もう迷う必要はありません。集客の手をもっともっと広げていけばいい。

300人、500人、1000人と、あなたの「泉」に訪れてくれる人を増やしていくことに全力を注ぐんです。

ちなみに僕の場合は、この段階から広告を一気に回し始めますね。

遠い道のりだと感じた、あなたへ

この話を聞いて、「杉田さん、言いたいことは分かったけど、やっぱり、すごく遠い道のりに感じるんですけど…」って、少し弱気になってしまいましたか?

やったことがない人にとっては、そう感じるかもしれません。でも、大丈夫です。

僕が好きな言葉に「人生も起業も、竹の節と同じ」というのがあります。

竹って、空洞の間に節がありますよね。一番下の地面に近い節が一番硬くて、分厚いんです。そして、上に行けば行くほど節はだんだん薄くなっていく。

僕たちのビジネス作りも、これと全く同じです。

一番最初の「節」を突破するのが一番大変で、一番時間がかかる

コンコン叩いても、なかなか破れないから、「やっぱり自分には無理だ…」って諦めてしまう人がほとんどなんです。

でも、思い出してください。あなたが今、必死で叩いているその節こそが、一番硬くて、分厚いんです!

そこさえ突破すれば、次の節はもっと薄くて、もっと簡単に突破できるようになる。さらにその次の節は、もっともっと薄い。

起業で言えば、最初の100万円を稼ぐのが一番難しい。でも、そこを越えれば、200万円、500万円、1000万円と、実はどんどん楽になって加速していくんです

完全自動化ビジネスの構築も全く同じ。

最初の「デジタル商品」を作り、最初の「1リスト」を獲得し、最初の「1セールス」を達成する

この最初の節を抜けるまでが一番つらくて、しんどい時期。でも、一つ節を抜けるたびに見える世界はガラッと変わります。あなたのビジネスはス〜っと上に伸びて、成長スピードが一気に上がっていくんです。

諦めなければ必ず到達できる

完全自動化への道は、決して平坦な一本道ではありません。それは、いくつかの「節」を乗り越えていく冒険の旅です。

そして、その旅路でゴールにたどり着けない、たった一つの理由。それは、あなたが途中で「もう無理だ」と戦意喪失してしまうこと。ただそれだけです。

あなたが諦めさえしなければ、必ず頂上からの景色を見ることができます。

僕が、このメルマガを通じて、その道筋は明るく照らし続けます。だから、どうか、諦めないでください。

あと少しです。今が一番、頑張りどころですよ。

まとめ

今日お伝えしたかった重要なポイントをまとめます。

  1. 最初に作るべきは販売の仕組みです。集客から始めるのではなく、まずデジタル商品・ステップメール・セールスファネルという受け皿を作りましょう。
  2. 商品作りと集客は同時並行で進めましょう。完璧な商品ができるまで待つのではなく、小さな流れを作りながら同時にリストを構築していきます。
  3. 最初の1セールスが歴史的瞬間です。たった一人でも買ってくれたら、商品の価値が証明されたということ。そこから集客を拡大していけばOKです。
  4. 竹の節の法則を理解しましょう。最初の節が一番硬くて分厚く、突破するのが大変。でも、一度抜ければ次はどんどん楽になって加速していきます。
  5. 諦めないことが唯一の成功法則です。ゴールにたどり着けない理由は、途中で戦意喪失してしまうことだけ。諦めなければ必ず到達できます。

僕も、このステップを何度も行ったり来たりしながら今の仕組みを作り上げてきました。最初から完璧な設計図なんて描ける人はいません。

大事なのは、「作りながら、考える」「走りながら、修正する」という軽やかなスタンスです。

あなたも、プラモデルを楽しむ子供のように、ワクワクしながら自分だけの最高の作品を作り上げてみませんか?

ではでは、今日はこの辺で…