1-6 家族との時間を犠牲にしてまで働く意味はあるのか?【本当の成功とは】
Last updated on 2025年9月1日 By 杉田健吾
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こんにちは、毎朝メルマガ1通で年収1000万円を稼ぐ専門家の杉田健吾です。
今日は、お盆の時期ということもあり、家族との時間について深く考えてみたいと思います。
それは「家族との時間を犠牲にしてまで働く意味はあるのか?」という大切な問いです。
実は僕、この問題について長い間悩み続けてきました。
この記事を読むことで、仕事と家族の関係について改めて考えるきっかけを得られ、本当の成功とは何かについて新しい視点を持てるはずです。

今回の内容は
サラリーマン時代の僕の生活
当時の価値観
独立後も変わらなかった現実
独立の目的を見失う
でも楽しかった独立初期
一時的な充実感の落とし穴
でも何かが足りなかった
根本的な疑問の浮上
成功の定義を見直した瞬間
成功の再定義
家族を大切にするということ
具体的な行動の必要性
根本的な見直しを決意
時間の使い方の構造的問題
自動化が教えてくれたこと
自動化がもたらした変化
あなたは何のために働いていますか?
働く目的の再確認
労働集約型ビジネスの罠
構造的な問題
解決策は自動化しかない
自動化の本当の価値
時間は戻ってこない
後悔しない選択を
まとめ
サラリーマン時代の僕の生活
サラリーマン時代の僕は、なんだかんだ言って仕事がメインの生活を送っていました。
朝7時台に家を出て、帰ってくるのは夜の10時、11時は当たり前の生活でした。独立する直前なんかは、月の半分は出張で家にいないという生活でした。
すっかり会社メインの生活で、仕事で家を空けるのは仕方がないという考え方だった。自分は家族を養うために頑張って働いている、将来の安心のために今は頑張っているんだからって…
当時の価値観
当時の僕は、「仕事を頑張ることが家族のため」だと本気で思っていました。収入を安定させ、将来の備えをすることが、家族への愛情表現だと考えていたんです。
でも、その結果、家族と過ごす時間がほとんどない、みたいな状況でした。
だから、家族との時間を大切にしていたかと聞かれると、仕事優先の考え方だったので、家族のことは気にはかけていましたが、大切にできていなかったというのが正直なところですね。
今思うと、仕事漬けの僕の生活スタイルを、よく20年以上も妻は耐えてくれたと感謝しています。
独立後も変わらなかった現実
そんなサラリーマン時代を経て、僕は自由を求めて独立するわけですが、じゃあ独立したら家族を大切にしたの?と聞かれると、これも全然ダメで。
元々仕事漬けスタイルが染み付いている僕は、今度は自分のビジネスを軌道に乗せるために、明けても暮れても仕事をしている状態になりました。
自由を求めて独立したのに、今度は仕事場を以前の職場から自分の会社に変えただけで、結局、仕事漬けの生活を送ることに、、、
いつも仕事で忙しくしていることには変わりはありませんでした。
独立の目的を見失う
これは多くの起業家が陥る罠だと思います。自由になるために独立したはずなのに、いつの間にか前より働いている。形は変わったけれど、本質的には何も変わっていない状況です。
場所や雇用形態が変わっただけで、働き方の根本的な問題は解決されていなかったんです。
でも楽しかった独立初期
独立して、自分のビジネスがうまく回り出してきた頃は楽しかったですよ。
だって、サラリーマンの時は会社の仕事で朝から晩まで、本当は嫌な仕事でも文句も言わず(いや文句は言ってたね…笑)、それが当たり前だと思ってプライド持ってやってきた。
でも、独立したら人の仕事ではなく、自分の仕事に没頭できるから。
だから、仕事大好き人間の僕にとって、独立はある意味、めっちゃ向いていたんだと思います。今度は朝から晩まで、自分の仕事、自分のビジネスを成功させることに没頭できた。
あ〜楽しい、あ〜幸せって。
一時的な充実感の落とし穴
自分の好きなこと、得意なことで収入を得られるようになると、確かに充実感はあります。サラリーマン時代の不満やストレスから解放されて、毎日がとても楽しく感じられました。
でも、この充実感には大きな落とし穴があったんです。
でも何かが足りなかった
でもね、この時の僕は、すっかり家族を大切にすることを忘れていたんですね。
というか、サラリーマン時代からずっと仕事優先の生活を送っていたので、家族を大切にするということが本当はよくわかっていなかったんだと思います。
でも、独立して仕事がうまく回り出してきた頃、ふと思ったんです。
「あれ?俺って、なんのために起業したんだっけ?」
「仕事は好きだし、自分の好きな仕事、得意なことでサラリーマン時代よりも圧倒的にお金が稼げるようになってきたけど、結局、仕事ばっかりしているやん」
「あれ?俺ってなんのために仕事してるの?」って。

根本的な疑問の浮上
成功の波に乗っている時だからこそ、この疑問は深刻でした。うまくいっているのに、なぜか満たされない。何かが決定的に欠けている。その「何か」が何なのか、しばらくわからなかったんです。
成功の定義を見直した瞬間
なんか起業して、ある程度成功してきたから、いつの間にか勘違いして、いつの間にか、もっともっと成功しないと、って思うようになっていました。
でも、本当の成功って何なんだ?って考えたんです。
自分の家族も大切にしないで、自分の家族も幸せにしないで、成功って言えるの?って、、、
自分だけ、自分のビジネスで楽しくて、それでいいの?って、、、
まあ、亭主元気で留守がいい、という夫婦関係をお互いが求めているのなら、それもありですが(笑)
成功の再定義
ここで僕は、成功というものを根本的に見直すことになりました。売上や利益、社会的地位といった外側の指標だけでなく、内側の充実感や人間関係の質も含めて考える必要があると気づいたんです。
家族を大切にするということ
でね、じゃあ、家族を大切にするって、何なの?って考えたんですよ。僕なりに…
で、僕の場合は、家族を大切にする、イコール、定期的に家族の時間をちゃんと取るということ。
つまり、日常の生活の中に家族との時間をちゃんと確保して、その確保した時間は家族のために使う、ということだったんですね。
これが、サラリーマン時代も、独立起業した後も、成功すればするほど守れなくなっていたんですよ。
具体的な行動の必要性
「家族を大切にする」というのは抽象的な概念ですが、僕はこれを具体的な行動に落とし込む必要があると考えました。気持ちだけでは何も変わらない。実際に時間を確保し、その時間を家族のために使う。これが僕なりの答えでした。
でも、これが想像以上に難しかったんです。仕事が忙しくなると、つい家族の時間を後回しにしてしまう。「今度の休みに」「来月は時間を作ろう」と言いながら、結局いつまでも実現できない状況が続いていました。
根本的な見直しを決意
これに気がついて、僕は時間の使い方を根っこの部分から見直すことにしました。
じゃあ、どうやったら家族の時間を優先的に確保できるようになるのか?って。
そのためには、今の仕事スタイルを変える必要がある。つまり、僕の仕事に当てている時間を圧倒的に減らす必要がある、ということですね。
そこで、僕は自分のビジネスモデルを自動化の方に舵を切ったんですね。
時間の使い方の構造的問題
問題は意志力や時間管理のテクニックだけでは解決できませんでした。根本的には、労働集約型のビジネスモデルそのものに問題があったんです。
自分が働かないと収入が止まる仕組みである以上、どうしても仕事を優先せざるを得ない。この構造を変えない限り、本当の解決にはならないと気づきました。
自動化が教えてくれたこと
デジタル商品化による自動化を進めることで、僕は本当の意味で時間の自由を手に入れることができました。
今では:
- 朝はゆっくり妻と朝食
- 午後からはほとんど仕事はしない
- 毎日、子供の話はできるだけ聞く
- 家族旅行も思い立ったら即決定
- 夜は家族と夕食やドラマを見ながら過ごす
こんな生活ができるようになりました。
そして、気づいたんです。「本当の成功とは、大切な人との時間を大切にできること」だと。
どんなにお金を稼いでも、どんなに社会的に成功しても、家族との関係がうまくいっていなければ、それは本当の成功じゃない。
自動化がもたらした変化
自動化によって得られたのは、単に時間の余裕だけではありませんでした。心の余裕、精神的な安定、そして家族との関係の質の向上。これらすべてが連動して、人生全体の満足度が大きく向上したんです。
仕事のストレスで家族にイライラをぶつけることもなくなり、家族との会話も増え、お互いの理解も深まりました。
あなたは何のために働いていますか?
ここで、あなたに質問です。
あなたは、何のために働いているのでしょうか?
お金のため?成功するため?社会に認められるため?
それとも、「大切な人との時間を豊かにするため?」
もし後者なら、今のあなたの働き方は正解でしょうか?
家族のために頑張って働いているのに、その家族との時間がない。これって、本末転倒だと思いませんか?
働く目的の再確認
多くの人が、働く目的を見失っています。手段であるはずの仕事が、いつの間にか目的になってしまっている。本来は家族の幸せのために働いているはずなのに、その家族との時間を犠牲にして働いている。
この矛盾に気づくことが、働き方を変える第一歩です。
労働集約型ビジネスの罠
多くの1人社長が、この矛盾に気づいていません。
労働集約型のビジネスは、あなたが働かないとお金が入ってきません。だから、売上を上げようと思ったら、もっと働くしかない。
でも、1日は24時間しかありません。仕事の時間を増やせば、家族の時間は減る。
つまり、労働集約型のビジネスを続ける限り、「仕事と家族はトレードオフの関係」になってしまうんです。
構造的な問題
これは個人の努力や意志力の問題ではありません。ビジネスモデルそのものの構造的な問題です。
労働集約型ビジネスでは、時間とお金が直結しているため、どちらかを選ばなければならない状況に必ず陥ります。家族の時間を取れば収入が減り、収入を増やそうとすれば家族の時間が削られる。
この仕組みを理解せずに、根性や時間管理だけで解決しようとしても、根本的な解決にはならないんです。
解決策は自動化しかない
この問題を解決する方法は1つしかありません。
それは「ビジネスの自動化」です。
あなたの時間と売上を切り離すことで、家族との時間を犠牲にすることなく収入を確保できるようになります。
僕自身、この自動化のおかげで、仕事も家族も両方を大切にできる働き方を手に入れました。
自動化の本当の価値
自動化の価値は、単に楽になることではありません。本当の価値は、人生の優先順位を正しく保てることです。
大切なものを大切にできる。これこそが、自動化がもたらす最大のメリットなんです。
時間は戻ってこない
最後に、あなたにお伝えしたいのは、「時間は二度と戻ってこない」ということです。
お金は後からでも稼げますが、大切な人との時間は二度と戻ってきません。
子供の成長は一度しかありません。パートナーとの関係も、一度壊れてしまったら修復するのは大変です。
だからこそ、今すぐビジネスモデルを見直してほしいんです。
あなたの大切な人は、あなたと過ごす時間を待っています。
後悔しない選択を
僕が自動化に舵を切ったのは、家族を大切にしたかったからです。今では、子供たちから「お父さんって、いつも家にいるね」「お父さんみたいに自由に働きたい」なんて言われます ( ̄▽ ̄)
あの時、働き方を変える決断をして本当によかったと思っています。
人生は一度きりです。後になって「あの時、もっと家族との時間を作っておけばよかった」と後悔しても、その時間は戻ってきません。
まとめ
今日お伝えしたかった重要なポイントをまとめます:
- 仕事の成功だけが本当の成功ではない
どんなに稼いでも、家族との関係がうまくいっていなければ、それは本当の成功ではありません。 - 労働集約型ビジネスは仕事と家族をトレードオフにする
時間とお金が直結している限り、どちらかを選ばなければならない状況に陥ります。 - 解決策はビジネスの自動化
時間と売上を切り離すことで、家族との時間を犠牲にすることなく収入を確保できます。 - 時間は二度と戻ってこない
お金は後からでも稼げますが、大切な人との時間は二度と戻ってきません。
あなたも、まずは自分が何のために働いているのかを改めて考えてみてくださいね。そして、本当に大切なものは何かを見つめ直して、それを実現できる働き方に変えていってください。
ということで…今日は早めに仕事を切り上げて、家族との時間を大切にしてくださいね。
ではでは、今日はこの辺で。。。( ̄▽ ̄)