デジタル商品化への不安を乗り越える!ひとり起業家の挑戦と成功の道
Last updated on 2024年10月10日 By 杉田健吾
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こんにちは、杉田健吾です!今日は、多くのひとり起業家が抱える「デジタル商品化への不安と障壁」について、じっくりお話ししたいと思います。僕自身、この壁にぶつかり、悩み、そして乗り越えてきました。その経験を皆さんと共有することで、あなたの背中を少しでも押せたらいいなと思っています。
前回の記事をまだ読んでいない方は、「デジタル商品とは何か?ひとり起業家にとっての重要性」を先にご覧ください。
デジタル商品化のハードルに立ちすくむひとり起業家たち
多くのひとり起業家はデジタル商品の作成に不安を感じます。僕のセミナーや講座で、デジタル商品化について話すと、必ずと言っていいほど次のような声が上がります。
「私のサービスはデジタル化できない」
「デジタル商品を作る時間がない」
「お金がかかりすぎる」
これらの不安や懸念は、多くのひとり起業家が共通して抱えるものです。
僕のデジタル商品化への挑戦:コンサルティングをどうデジタル化する?
僕も最初は同じような不安を抱えていました。コンサルティングのような形のないサービスをどうやってデジタル化すればいいのか、悩みました。特に、個別の状況に応じてアドバイスを変える必要があるコンサルティングを、どのようにして一般化し、デジタル商品として提供できるのか。これは大きな課題でした。
しかし、実際に取り組んでみると、これらの不安や障壁は思いのほか簡単に乗り越えられることがわかりました。例えば、デジタル化の方法については、まず自分の持っている知識やノウハウを細かく分解し、それぞれのトピックについて丁寧に説明していくことから始めました。個別の状況への対応については、よくある質問やケーススタディを多数用意することで対処しました。
具体的には、こんな手順を踏みました:
- 自分のコンサルティングの内容を細かく分類する
- それぞれのトピックについて、基本的な説明を書き出す
- 過去のクライアントの質問や事例を整理し、FAQ形式でまとめる
- 複数のケーススタディを作成し、具体的な解決策を示す
- これらの内容を、動画やPDF、音声ファイルなどの形式で提供する
この方法で、僕のコンサルティングの8割くらいはカバーできることに気づいたんです。残りの2割は、オプションの個別サポートとして提供することにしました。
結果、クライアントからは「いつでも必要な情報にアクセスできて便利」「自分のペースで学べるのがいい」といった声をいただけるようになりました。これって、すごいことだと思いませんか?(゜o゜)
時間がない?優先順位を見直してみよう
また、デジタル商品を作る時間的な余裕がないという声もよく聞きます。確かに、日々の業務に追われる中で、新たな取り組みを始めるのは簡単ではありません。僕自身、グループ講座を運営していた頃は、次のプロモーションの準備に追われ、新しいことを始める余裕など全くありませんでした。
でも、ここで立ち止まって考えてみたんです。「このままでいいのか?」って。
そこで決断したのが、デジタル商品の制作を最優先事項にすることでした。具体的には:
- 既存の業務の一部を一時的に縮小
僕の場合は、新規で個別コンサルをやらないと決めました。
- 可能な作業は外注化
カスタマーサポートや動画編集や事務局運営を外注化していきました。
- 朝の時間を利用して少しずつ作業を進める
僕の場合は、起床してすぐの朝の時間が一番脳がクリアな状態でよく働くので、その時間をとにかく毎日確保して、デジタル商品の制作に没頭する時間としました。それ以外の経常業務は午後からやると決めました。
正直、最初の3ヶ月〜半年は大変でした。でも、デジタル商品が完成し、自動で売れ始めると…驚くべき変化が起こったんです!
時間的余裕が格段に増えました。24時間働いてくれるデジタル商品のおかげで、僕の労働時間は大幅に減ったんです。今では、家族との時間や自己啓発の時間をたっぷり取れるようになりました。
この経験から学んだのは、「時間がない」というのは、実は「優先順位の問題」だということ。短期的には大変でも、長期的に見れば大きなリターンがあるものに時間を使う(7つの習慣でいうところの第2領域の仕事ですね)。これが重要なんです( ̄▽ ̄)
お金がかかる?実はそうでもないんです
さらに、デジタル商品の作成には専門的な知識やスキル、そして機材が必要だと思い込んでいる人も多いです。高品質の動画や音声を作成するには、高額な機材や編集ソフトが必要だと考え、初期投資の高さにひるんでしまうのです。
でも、実はそこまでする必要はないんです。
僕が最初に使った機材は、こんな感じでした:
- 撮影:家庭用のビデオカメラ(すでに家にあったものです)
- 音声:同じく家庭用のビデオカメラ
- 編集:無料の動画編集ソフト(Macに標準装備されてるiMovie)
- スライド作成:Microsoft PowerPoint
驚くかもしれませんが、この程度の機材とソフトでも、十分なデジタル商品が作れるんです。
もちろん、徐々にグレードアップしていくのもいいでしょう。でも、最初から完璧を求める必要はありません。むしろ、シンプルな環境で始めることで、デジタル商品作成のコツを掴みやすくなるんです。
また、どうしても自分でできない部分は、アウトソーシングという選択肢もあります。例えば、動画編集や音声編集、ウェブサイト制作なども、比較的安価にアウトソーシングできます。僕も、最初は全部自分でやろうとして躓きましたが、今では適材適所で外注を活用しています。
結果的に、初期投資を抑えつつ、質の高いデジタル商品を作ることができるようになりました。これって、小資本で始めるひとり起業家にとって、とてもありがたいことですよね( ̄▽ ̄)
完璧を求めすぎないこと:まずは行動を起こそう
ここまで読んで、「なるほど、でもやっぱり不安だな…」と思っている人もいるかもしれません。大丈夫です。その気持ち、よくわかります。
でも、ここで一つアドバイスさせてください。それは、「完璧を求めすぎないこと」です。
僕の失敗談を少し話しますね。最初のデジタル商品を作る時、あまりにも完璧を求めすぎて、いつまで経ってもリリースしないとうことがありました。「もっといい内容にしなきゃ」「もっとクオリティを上げなきゃ」と思い込みすぎて、いつまでたってもリリースできなかったんです。
でもね、お客さんは、僕にそこまでクオリティの高い動画を求めていなかったんです。だって、映画を制作しているわけではないので…笑
それよりも、お客さんが求めているもの、それは、自分の知りたい内容が含まれているかどうか、自分の問題をこの動画で解決してくれるのかどうか、だったんです。動画のクオリティは高いに越したことはありませんが、そこまで重要なことではなかったんですね。
そこで僕は、動画のクオリティはイマイチのままでしたが、そこにこだわらず、それよりも早くリリースすることを優先しました。その結果、このクオリティがイマイチの動画ですが、今でも売れ続けています。
そこで学んだのが、「まずは行動を起こすこと」の大切さです。完璧な商品を作ろうとするよりも、まずは「形にする」ことが重要なんです。なぜなら、デジタル商品には、物理的な商品にはない大きな利点があるからです。それは…
随時更新できる!
そうなんです。デジタル商品は、販売後も改善や更新が可能なんです。むしろ、顧客の反応を見ながら徐々に改善していくほうが、より質の高い商品を作り上げることができるんです。
例えば、僕の場合、最初のデジタル商品は本当に基本的な内容だけでした。でも、お客様からのフィードバックを元に、少しずつ内容を充実させていきました。質問の多かった部分は詳しく解説を加え、わかりにくいと指摘された箇所は表現を変えました。
その結果、半年後には、最初の頃とは比べものにならないほど充実した内容になっていたんです。しかも、この過程で多くのお客様との信頼関係が築けました。「自分の意見が反映された」と喜んでくれる方も多かったですね。
だから、皆さんにも伝えたいんです。完璧を求めるあまり、行動を起こさないでいるのは本当にもったいない。まずは、今あるものでスタートを切ってみてください。きっと、想像以上の成果が待っていますよ( ̄▽ ̄)
デジタル商品化で広がる可能性:僕の体験から
ここまで、デジタル商品化への不安や障壁について話してきました。でも、それを乗り越えた先にある可能性の大きさについても、ぜひ知っていただきたいんです。
僕の場合、デジタル商品を導入してから、ビジネスは劇的に変わりました。具体的には:
- 収入が安定し増加した
以前は月の売上に大きな波がありましたが、デジタル商品のおかげで安定した収入が得られるようになりました。しかも、確実に収入は増加していきました。
- 時間的自由度が上がった
24時間働いてくれるデジタル商品のおかげで、僕の労働時間は大幅に減りました。今では、家族との時間や自己啓発の時間、ひとり旅、健康維持のためのジム通いなど、人生向上のために多くの時間を取れるようになっています。
- 地理的制約がなくなった
デジタル商品は場所を選びません。海外旅行中でも、山奥でも、販売は続きます。実際、昨年はかなりの日数を旅行していましたが、その間も安定した収入がありました。
- スケーラビリティが向上した
個別対応やグループ講座には人数の制限がありましたが、デジタル商品にはそういった制限がありません。今では、以前の10倍以上のお客様にサービスを提供できています。
- 新しい可能性が開けた
デジタル商品を作る過程で、新しいスキルや知識を身につけることができました。それが、さらに新しいビジネスチャンスを生み出しています。僕の場合は、自動化の仕組みを構築するためのスキルが飛躍的に伸びましたね。
これらの変化は、僕の想像をはるかに超えるものでした。正直、最初はここまでの変化が起こるとは思っていませんでした。でも、一歩踏み出してみたら、こんなに素晴らしい世界が待っていたんです。
皆さんへのメッセージ:勇気を持って一歩踏み出そう
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。長くなりましたが、僕の経験から、デジタル商品化への不安や障壁は、思っているほど高くないということをお伝えできたでしょうか?
もちろん、簡単だとは言いません。挑戦には勇気が必要です。でも、その一歩を踏み出す価値は十分にあります。なぜなら、その先には、あなたの想像を超える可能性が広がっているからです。
最後に、これからデジタル商品化に挑戦しようと思っている方へ、いくつかのアドバイスをさせてください:
- 小さく始めること
完璧を求めず、まずは小さな商品から始めてみましょう。失敗を恐れずに、とにかく形にすることが大切です。
- お客様の声に耳を傾けること
デジタル商品は、お客様のフィードバックを元に改善できます。常にお客様の声に耳を傾け、商品をブラッシュアップしていきましょう。
- 継続すること
成果が出るまでには時間がかかることもあります。諦めずに継続することが、成功への近道です。
- 仲間を作ること
同じように頑張っている仲間がいると、心強いものです。交流会やオンラインコミュニティなどで、仲間を見つけてみましょう。
- 自分を信じること
あなたには、必ず誰かの役に立つ知識や経験があります。自分の価値を信じて、それをデジタル商品という形で世に出してみてください。
デジタル商品化への道のりは、決して平坦ではありません。でも、その先には、きっとあなたの理想のビジネスと生活が待っているはずです。僕も、全力でサポートさせていただきます。
さあ、一緒に新しい挑戦を始めましょう!あなたの成功を心から応援しています( ̄▽ ̄)
ではでは、今日はこの辺で。。。( ̄▽ ̄)