【40・50代の強み】「私には何もない」は嘘。あなたが持つ億単位の資産とは?
Last updated on 2025年12月8日 By 杉田健吾
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こんにちは、毎朝メルマガ1通で年収1000万円を稼ぐ専門家の杉田健吾です。
僕は47歳で起業しました。20年以上も起業の本を読み続け、知識だけは誰にも負けない自信があったんです。
でも、現実は甘くありませんでした。起業8ヶ月でたったの「14,500円」しか稼げなかったんです。
もうね、当時は本当にどん底でした。
「俺には才能がないのかもしれない…」「20年間、一体何を学んできたんだ…」って、本気で自分を責めましたし、起業したこと自体を後悔しかけた瞬間も正直ありました。
でもね、不思議なもので、どん底まで落ちて失うものが何もなくなると、逆に冷静に自分のことを見つめ直せるようになるんですね。
そして、その真っ暗闇の中で、僕はたった一つだけ光り輝く「あるもの」を見つけたんです。

今回の内容は
僕に唯一残されていた「武器」
あなたの「キャリア」は、億単位の資産です
強み①:経験の深さが「生きた知恵」になる
強み②:「時間」だけが築ける信用
強み③:人生経験が育んだ「落ち着き」が安心感を生む
「当たり前」を疑うことから、すべては始まる
あなたの価値に気づこう
まとめ
僕に唯一残されていた「武器」
起業当初の僕は、「財務コンサルタント」なんて漠然とした肩書きを名乗って、いろんな本で学んだ小難しい理論ばかりを振りかざしていました。
自分に自信がなかったから、知識で武装しようと必死だったんですね。
でも、そんな机上の空論は、誰の心にも響かなかった。
「俺って、コンサル向いてないのかな…」
本気でそう思い込み、完全に自信を失っていた時、ある起業家仲間の友人と話す機会があったんです。
その頃、僕は自分自身のために「1人社長のための節税」をいろいろと試していました。僕にとっては、長年のキャリアもあって、ごく当たり前の知識だったんですが、その話をポロっと漏らしたんです。
そうしたら、彼が目を丸くしてこう叫んだんですよ。
「え〜!!!!そ、そ、そんなことできるんですか〜!?それ、めちゃくちゃ知りたいです!教えてくださいよ〜!」って。
…え?
僕にとっては本当に衝撃でした。自分が当たり前だと思っていたことが、他の人にとっては「お金を払ってでも知りたい価値」だったなんて。
その瞬間に、僕の頭を覆っていた分厚い雲が、サーッと晴れていくような感覚になったんです。
僕が20年以上かけて無意識に蓄積してきた経験。それこそが、僕に残されていた「武器」だったんだって。
あなたの「キャリア」は、億単位の資産です
「いやいや、杉田さんだから特殊な経験があったんでしょ?」「私には、そんな特別な経歴なんてないよ…」って思いましたよね?
そう思う気持ちは、痛いほど分かります。僕も、友人に指摘されるまで全く気づけませんでしたから。
でもね、断言します。
もしあなたが社会人としてこれまで真面目にキャリアを歩んできたのなら、あなたの中にも僕と同じか、それ以上の「億単位の資産」が眠っています。
僕たち40代、50代が持つ最大の強み、それは、若い世代には絶対に真似できない「時間」が育んだ経験と信用なんです。
強み①:経験の深さが「生きた知恵」になる
もしあなたが長年、同じような仕事に携わってきたのなら、考えてみてください。
あなたが新人の頃に何度も繰り返した失敗。それを乗り越えるために編み出した自分なりの工夫。
それは、今まさに同じ壁にぶつかっている若手にとっては、どんな教科書よりも価値のある「生きた知恵」です。
後輩から「また同じこと聞いて申し訳ないんですけど…」と相談されるその内容は、あなたにとってはもう体に染み付いた「当たり前」かもしれません。
でも、その「当たり前」の業務プロセスこそが、多くの人がつまずくポイントであり、お金に変わる「有料級のコンテンツ」の原石なんです。
強み②:「時間」だけが築ける信用
起業したての若者が一番苦労するのは、「この人は本当に信頼できるのか?」という壁を乗り越えることです。
でも、僕たちは違います。
例えば、あなたが特定の業界で10年、15年と仕事をしてきたという、その「事実」。それだけで、「ああ、この人はこの道のプロなんだな」という無言の「信用」が生まれます。
それは、会社の知名度とは関係ありません。取引先や同僚との間で、一つ一つの仕事を誠実にこなすことで築き上げてきた「あの人が言うなら間違いない」という、あなた個人への信頼。
この時間だけが育むことのできる「見えない資産」は、若い世代がどんなに頑張ってもすぐには手に入れられない、強力な参入障壁になるんです。
強み③:人生経験が育んだ「落ち着き」が安心感を生む
そして、これが一番大きいかもしれません。
僕たちには、仕事での失敗、人間関係での挫折、家族との葛藤など、様々な困難を乗り越えてきたからこその「落ち着き」と「精神的な強さ」があります。
お客さんは、ただノウハウを知りたいだけじゃありません。特に大きな決断を迫られている時ほど、「この人なら、安心して任せられる」という「絶対的な安心感」を求めています。
人生経験を重ねることで自然と身についた、ちょっとやそっとのことでは動じない落ち着き。そして、実体験に裏打ちされた言葉の重み。
これはあなたが持っている大切な財産であり、知識や勢いだけでは決して出すことができない、僕たち世代ならではの最大の武器なんです。
「当たり前」を疑うことから、すべては始まる
売上14,500円のどん底で、僕がやったことはたった一つでした。
それは、「自分にとっての当たり前を疑ってみること」です。
僕にとって、会社の数字を見ることや節税を考えることは、呼吸をするのと同じくらい当たり前のことでした。だから、それが「価値」になるなんて思いもしなかったんです。
でも、その「当たり前」を必要としている人が、世の中にはたくさんいた。僕の逆転劇は、その事実に気づいたことから始まったんです。
あなたも今日から、自分のキャリアを違う角度から眺めてみませんか?
「ただの職務経歴」だと思っていたその紙切れが、実はダイヤモンドの原石がゴロゴロ転がっている宝の地図に見えてくるかもしれませんよ。

あなたの価値に気づこう
多くの40代、50代が、自分の本当の価値に気づかずに「私には何もない」なんて思い込んでしまっています。
でも、それは大きな間違いです。
あなたがこれまで歩んできた、そのキャリアは、誰にも真似できないあなただけの貴重な資産です。その価値に気づき、正しく磨いてあげることさえできれば、それは必ずお金に変わります。
まとめ
今日お伝えしたかった重要なポイントをまとめます。
- 「当たり前」が最大の武器です。自分にとって当たり前の知識や経験が、他の人にとっては「お金を払ってでも知りたい価値」になります。
- 40代・50代には億単位の資産があります。真面目にキャリアを歩んできたなら、時間が育んだ経験と信用という資産が必ずあります。
- 経験の深さが「生きた知恵」になります。あなたの失敗と工夫の経験は、同じ壁にぶつかっている人にとって、どんな教科書よりも価値があります。
- 時間だけが築ける信用があります。10年、15年と同じ業界で仕事をしてきた事実が、若い世代には手に入れられない強力な参入障壁になります。
- 人生経験が育んだ落ち着きが安心感を生みます。困難を乗り越えてきたからこその精神的な強さと、実体験に裏打ちされた言葉の重みが最大の武器です。
あなたが「当たり前」にやっている、その仕事。もしよかったら、一度、紙に書き出してみてください。
- 毎朝、何をどんな順番でやっているか?
- トラブルが起きた時、どうやって対処しているか?
- 後輩やスタッフに仕事を教える時、どんな言葉を使っているか?
そこに、あなたの「億単位の資産」のヒントが隠されていますよ。
ではでは、今日はこの辺で…

