2-3 あなたの「当たり前」が最高のデジタル商品になる理由【半歩先の先輩の価値】
Last updated on 2025年9月12日 By 杉田健吾
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こんにちは、毎朝メルマガ1通で年収1000万円を稼ぐ専門家の杉田健吾です。
「私なんかに売れる商品なんて作れるわけがない、、、」
オンラインビジネスへの第一歩を踏み出そうとした時、多くの1人社長がこの巨大な壁にぶつかります。
「世の中には、もっとすごい専門家がたくさんいるし、、、」
「私が持ってる知識なんて、お金をいただけるレベルじゃない」
「今さら私なんて、本当に必要とされているのかな?」
この気持ち、痛いほどわかります。
なぜなら、何を隠そう、起業当初の僕が、まさにこの沼のど真ん中でもがいていたからです。
「自分に売れる商品なんかない、、、」本気でそう思い込み、完全に自信を失っていました。
この記事を読むことで、あなたの「当たり前」の知識がなぜ価値のある商品になるのか、そしてどうすれば自分だけの商品を見つけられるのかがわかります。

今回の内容は
全く売れなかった「優等生コンサル」時代
本の知識だけでは売れない現実
「え〜!!!!」友人の一言がすべてを変えた
衝撃の気づきの瞬間
あなたの「当たり前」は、当たり前じゃない
専門家と当事者のギャップ
「あなたというフィルター」を通すから価値になる
オリジナリティの本質
フィルターの構成要素
あなたにしか救えない人が、必ずいる
半歩先の先輩の価値
伝える努力の重要性
あなたの「当たり前」を商品にする方法
ステップ1:自分の「当たり前」を棚卸しする
ステップ2:周りの人にリサーチしてみる
ステップ3:当事者視点で整理し直す
あなたの価値を信じてください
まとめ
全く売れなかった「優等生コンサル」時代
起業したての頃、僕がやろうとしていたのは、中小企業の財務コンサルでした。
自分に圧倒的に自信がなかった僕は、とにかく、いろんな専門書を片っ端から読み漁って、そこに書かれている正しい知識、立派な理論を一生懸命インプットしたんです。
そして、その知識を使って「財務コンサルタントです」と名乗っていました。
本の知識だけでは売れない現実
でもね、、、全く売れませんでした。
今思えば当たり前ですよね。だって、僕が提供していたのって、本の知識をただ自分なりにまとめただけの情報。そんなもの、インターネットで検索すれば、いくらでも無料で出てきます。
そこには、僕自身の経験も、僕自身の体温も、何も乗っていなかった。だから、誰の心にも響かなかったんです。
「俺って、コンサル向いてないのかな、、、」そんな風に落ち込む毎日でした。
この時期の僕は、「専門知識があれば売れる」「正しい情報を提供すれば価値がある」と思い込んでいました。でも、実際は全く違ったんです。
情報自体の正しさや専門性だけでは、お客さんの心は動かない。そこに、提供者の経験や想い、そして相手の状況に寄り添う視点がなければ、ただの情報の羅列になってしまうんです。
「え〜!!!!」友人の一言がすべてを変えた
そんな売れない日々の中、僕が自分自身のために、こっそりとやっていたことがありました。
それが「たった1人でも法人を設立して賢く節税する方法」だったんです。
僕にとっては、元国税というキャリアもあって、「起業するなら、さっさと法人にした方が有利に決まってるよな〜」くらいの、本当に当たり前の知識でした。
だから、これが商品になるなんて1ミリも考えたことがなかったんです。
衝撃の気づきの瞬間
でもある時、起業家仲間の友人と話していた時のこと。
「杉田さんって、社長なんですね。会社って、一人でも作れるんですか?」って聞かれたんです。
「うん、作れるよ。というか、一人だからこそ会社にした方が、めっちゃお得なんだよ」
そう言って、僕が自分のためにやっている節税の話をポロっと話したら、彼が目を丸くして、こう叫んだんです。
「え〜!!!!そ、そ、そんなことできるんですか〜!?」
「それ、めちゃくちゃ知りたいです!教えてくださいよ〜!」
って。
、、、、、、え?
僕にとっては衝撃でした。「へぇ〜、みんなこんなことを知りたいんだ、、、」って。
そこで初めて、自分の「当たり前」が、誰かにとっての「すごい価値」になる可能性に気づかされたんです。
この瞬間が、僕のビジネス人生を変えた分岐点でした。自分では当たり前すぎて価値を感じていなかった知識が、他の人にとっては喉から手が出るほど欲しい情報だったんです。

あなたの「当たり前」は、当たり前じゃない
でも、その時の僕はまだ半信半疑でした。
「だって、そんな節税の話なんて、みんな顧問の税理士さんから聞いてるんじゃないの?」って。
そこから、いろんな起業家さんにリサーチしてみたら、またまた衝撃の事実が、、、
「いや、税理士さんから、そんな話、聞いたことないですよ」って言う人ばかりだったんです。
僕の方が「え〜!?そうなん!?」ですよ、ほんとに。
専門家と当事者のギャップ
今だからわかるのですが、これって、僕が「1人社長」という当事者だったからこそ気づけた視点だったんですね。
多くの税理士さんは、たくさんの従業員を抱える会社の顧問はしていても、1人社長のリアルな悩みや、本当に知りたい情報には、意外と気づいていなかったりする。
この、専門家と当事者の間にあるちょっとしたズレ。ここに、巨大なニーズが眠っていたんです。
専門家は確かに深い知識を持っています。でも、その知識が、実際に困っている人の状況に合わせて、適切に伝えられているかというと、必ずしもそうではない。
一方、当事者として経験した人は、同じ立場の人が本当に知りたいことや、つまずきやすいポイントを肌で理解しています。この「当事者視点」こそが、大きな価値を生むんです。
「あなたというフィルター」を通すから価値になる
僕が伝えていた1人法人の節税ノウハウって、正直に言って、そこまで高度な専門知識ではありません。
でも、なぜ多くの方に響いたのか?
それは、
「ひとり起業家としての視点」
「元国税としての視点」
「税理士としての視点」、
この3つの視点を、僕というフィルターを通して、「1人社長のリアルな悩み」に寄り添う形で語ったからなんだと思うんです。
オリジナリティの本質
何度も言いますが、これは「すごい専門知識」じゃないんです。でも、僕の経験というフィルターを通したからこそ、他の誰にも作れないオリジナルの商品になったんですね。
これは、僕が今やっているビジネス系のデジタル商品でも全く同じです。
ステップメールの作り方、デジタル商品の作り方、Kindle出版の仕方、、、僕よりも詳しい人、僕よりも稼いでいる人なんて、世の中にいくらでもいます。毎日のように、すごい実績を掲げた広告が流れてきますよね。
でも、だからと言って、僕の商品が売れないかというと、そうじゃない。「杉田さんから教わりたい」そう言ってくれる方が、たくさんいてくれるんです。
それはきっと、僕の数々の失敗談や、IT音痴だった過去も含めた、僕というフィルターを通して伝えているからなんだと信じています。
フィルターの構成要素
「あなたというフィルター」は、以下のような要素で構成されています:
あなたの経験 – 成功だけでなく、失敗や挫折の経験も含めて
あなたの視点 – 特定の立場や状況から見た独自の視点
あなたの人柄 – 伝え方、語りかけ方、価値観
あなたの強み – 得意分野や専門性
あなたの想い – なぜその分野に取り組むのかという動機
これらが組み合わさることで、同じ情報でも、あなたにしか伝えられない価値が生まれるんです。
あなたにしか救えない人が、必ずいる
僕が今日、一番伝えたかったことはこれです。
あなたが「私なんて、、、」と思っている間にも、
「あなたにしか、伝えられない人」
「あなたにしか、救えない人」
が、世の中にはたくさんいるんです。
偉い先生の正しくてキレイな正論よりも、不器用でも同じ痛みを知っている「半歩先の先輩」の言葉を、喉から手が出るほど欲しがっている人がいます。
半歩先の先輩の価値
「半歩先の先輩」という表現がポイントです。遥か遠くにいる雲の上の専門家ではなく、少し前まで同じところで悩んでいて、今は一歩先に進んでいる人。
そんな人からのアドバイスは、現実的で親しみやすく、「自分にもできそう」と思わせてくれます。完璧すぎる成功者の話よりも、同じレベルから少し上がった人の話の方が、より具体的で実践的なんです。
だから、僕たち1人社長は、起業した以上は、その人たちに向けて、もっともっと意欲を持って伝えていかないといけない。そう思うんです。
「私なんて必要ない」なんて言って、簡単に諦めちゃダメですよ。
伝える努力の重要性
もし、そう感じてしまうとしたら、それは、まだまだ伝え方が、伝える数が、、、
全然足りてない!!!
ってことですからね。
あなたという存在を必要としている人に、ちゃんと届けてあげる。それも、僕たち1人社長の大切な使命なんです。
多くの人は、「価値がない」のではなく、「価値を伝えきれていない」だけなんです。適切な人に、適切な方法で、継続的に伝え続けることで、必ず価値を認めてくれる人が現れます。
あなたの「当たり前」を商品にする方法
では、どうすれば、あなたの「当たり前」を価値のある商品にできるのでしょうか?
ステップ1:自分の「当たり前」を棚卸しする
まず、あなたが当たり前だと思っている知識や経験を書き出してみてください。
仕事で身につけたスキル、趣味で得た知識、人生経験で学んだこと、何でも構いません。「こんなの誰でも知ってる」と思うことでも、とりあえず書き出してみましょう。
ステップ2:周りの人にリサーチしてみる
次に、その知識について、身近な人に聞いてみてください。「これって、みんな知ってる?」「こんなこと、興味ある?」と。
きっと、あなたが思っている以上に、知らない人、興味を持つ人が多いはずです。
ステップ3:当事者視点で整理し直す
最後に、その知識を「当事者の視点」で整理し直してみてください。
専門書に書いてある内容ではなく、あなたが実際に体験して感じたこと、つまずいたポイント、工夫したこと。これらを中心にまとめ直すんです。
あなたの価値を信じてください
あなたが「こんなこと、当たり前だよな」って思っていること。それは、あなたがこれまで一生懸命生きてきて身につけてきた、知識と経験の結晶です。
それは、他の誰にも真似できない、あなただけの「資産」なんです。
そして、その「当たり前」は、今まさに過去のあなたと同じ場所で立ち尽くしている誰かにとっての、希望の光になるんです。
その価値に気づいてあげられるのは、あなたしかいませんよ。
まとめ
今日お伝えしたかった重要なポイントをまとめます:
- 専門知識だけでは商品は売れない
本から学んだ知識だけでは、誰の心にも響かない情報になってしまいます。 - あなたの「当たり前」は価値がある
当事者として身につけた知識は、同じ立場の人にとって非常に価値があります。 - あなたというフィルターが価値を生む
同じ情報でも、あなたの経験や視点を通すことで、オリジナルの商品になります。 - 半歩先の先輩の価値
完璧な専門家よりも、同じレベルから少し先に進んだ人の話の方が響きます。 - 伝える努力を続ける
価値がないのではなく、まだ適切な人に届いていないだけです。
あなたの「当たり前」を必要としている人は、必ずいます。
その価値を信じて、勇気を持って伝え続けてください。きっと、あなたにしか救えない人との出会いが待っているはずです。
応援しています!