一人での外食は経費?
Last updated on 2023年5月10日 By 杉田健吾
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みなさん節税脳鍛えられてきましたか?食事代って毎日かかるものだし、月にすると結構な出費ですよね。だから経費にしたいっていう人が多いんですよ。僕のレクチャーでは以前にもカフェやランチの話をしてきたのですが、食事は関心が高い内容なので今回も一人での外食が経費になるかについて解説していきます。
ホテルのラウンジのコーヒー代1,300円は高い?
僕はよくホテルのラウンジで打ち合わせをします。ラウンジを利用するときに払うコーヒー代1,300円は安いと思うか、高いと思うか。あなたはどう思いますか?
ホテルのラウンジは打ち合わせに最適
なぜホテルのラウンジかと言うと、やはり人と話をするときはある程度の空間が欲しいなあ〜って思っているからです。そして、クライアントさんとの話って、やはり内容が濃い話になるので、さすがにスタバのように人がいっぱいいるところで話すのはちょっとなあ〜って勝手に思っているからです。
簡単に言うと、ホテルのラウンジなら落ち着いて話せるということですね。この落ち着いて話せる空間を手に入れるために、1,300円もするコーヒーを飲んでいるってことなのですが、この1,300円のコーヒーが高いと思うか安いと思うか。
コーヒー代が1,300円なら高いと感じるかも
確かに単なるコーヒー代と考えたら1,300円は高いと思ってしまいます。でもね。この空間を確保しようとしたら1,300円は安い!都内で会議室を借りたら1時間2,000円以上はしますからね。ちょっといい会議室なら1時間5,000円以上してもおかしくない。この会議室を2時間、3時間借りたら一体いくらですか?って話ですね。
会議室として1,300円払うなら安い
会議室のような空間がホテルのラウンジならコーヒー代だけで確保できるんです。そう考えたら、安いと思いませんか?やはり、どうせお金を使うならコストパフォーマンスをしっかり考えたいですよねって話です。
今日の本題「一人での外食は経費?」について
あれ?杉田さんさあ〜今日は何のお話?タイトルは一人での外食は経費?って書いてあるんだけど、ホテルのラウンジの高〜いコーヒー代と何か関係あんの?って思いましたか?そうですよね。やっぱそう思いますよね。でもね。これが大ありなんです。
一人で昼食を取っても経費にできる例
僕はクライアントさんと打ち合わせをするとき、ホテルのラウンジを使うことが多いと書きました。しかし例えば、お昼の13時から打ち合わせがあるとしたら、ホテルのラウンジには11時ぐらいに入って仕事をしていることが多いです。
なぜ2時間も前に入るかというと、いいホテルのラウンジって、早めに入らないと席を確保するのが難しいからという理由と、結構居心地がいいので仕事がはかどるという2つの理由があるからです。そしてそんなときは必ずホテルのサンドイッチを頼んで昼食も済ませてしまうことが多いんです。これってどう思います?この場合、もちろん僕は一人で昼食を取っているのですが、この昼食代って経費になるでしょうか?これはもちろん、経費になります。
事業に関係がある食事なら経費にできる
通常であれば一人でご飯を食べたって経費にはなりませんよね。だって、ご飯って仕事をしている時であろうが、仕事をしていない時であろうが、人間は生きるためには食べますからね。だからそんなもんは会社の事業に関係ないので経費にできません!って言われます。
しかし今回の僕のホテルのラウンジでの昼食は、僕はあえて早めに来て打ち合わせの場所を確保しているんです。そして、たまたまそれがお昼時を跨いでいるので昼食を取ったという流れです。つまり、この打ち合わせをするための空間を確保するためにはその食事も必要だったと言うことなんですね。だったらこの昼食代ももちろん経費でいいんじゃないのって話ですね。
同じ食事でも経費になるかは理屈しだい
この感覚、この理屈、わかっていただけますか?つまり、あなたのビジネスをするためにその支払いが必要だったと言えれば、それを経費にして何が悪いの?って話ですね。ここが重要なポイントです!
つまり、同じ一人で外食をするのであっても、そのシチュエーションによって経費になるかならないかは変わってきますよって話ですね。ここがわかってくると、かなりの範囲であなたの支出の大部分が経費にできることがわかってきます。これが僕がよく言う節税脳を鍛えようぜ!って話ですね。
外食を経費にしたいなら節税脳を鍛えよう!
今回は一人での外食が経費になるかについて解説してきました。結局のところ、ほかの経費と同様に、経費にできるかどうかは事業に必要な外食かどうかが重要です。つまり、事業に必要だと説明できればいいわけですね。
もちろん苦しい言い訳ではだめですよ。胸を張って事業に必要ですと言える理由を考えましょう。そのためにはやっぱり節税脳を鍛えるのが一番ですね。これからも僕のレクチャーでしっかり節税脳を鍛えていきましょうね~。それではまた。