最初が肝心!読者の心を掴んで離さない!ステップメール最初の21日間設計術

Last updated on 2025年7月4日 By 杉田健吾

こんにちは、杉田健吾です。今日は、ステップメールで成果を出すために最も重要な「最初の21日間の設計」について詳しく解説していきます( ̄▽ ̄)

多くの起業家がステップメールを7通程度で終わらせてしまいがちですが、僕がお勧めしているのは120通のステップメールです。そして、その中でも特に重要なのが最初の21日間なんです。

この記事では、120通のステップメール全体の成功を左右する「最初の21日間で何を伝えるべきか」について、具体的に解説していきます。

今回の内容は

なぜ最初の21日間が大事なの?
21日間の4つの役割パート
感情パート:「興味付け」による読者の感情を動かす方法
論理パート:「教育」による読者の納得を得る方法
恐れパート:「悩みの顕在化」で行動の緊急性を高める方法
希望パート:「解決策の提示」で前向きな期待を作る方法
フロント商品のセールスの入れ方
まとめ:21日間設計の重要ポイント

なぜ最初の21日間が大事なの?

人の脳には「21日間同じことを繰り返すと習慣になる」という構造があるんですよ。これは脳科学でも証明されている事実で、新しい行動パターンが脳に定着するまでにかかる期間なんです。

この脳の特性を活用することで、読者にあなたのメルマガを読む習慣を定着させることができます。毎日決まった時間にメールが届き、それを読むことが習慣になれば、読者はあなたのメッセージを受け取る準備ができた状態になるんですよ。

さらに重要なのは、この21日間で読者の記憶にあなたの商品やサービスへの興味を刻み込むことができること。人間の記憶は繰り返しによって定着するので、21日間かけて段階的に情報を伝えることで、読者の頭の中にあなたの提供価値がしっかりと根付くんです。

つまり、最初の21日間は単なる情報提供の期間ではなく、「読者の興味と記憶を定着させ、あなたのファンになってもらうための期間」として位置づけるわけですね。この基盤がしっかりできていれば、その後の商品セールスの成功率は格段に上がりますよ( ̄▽ ̄)

21日間の4つの役割パート

この21日間を効果的に使うために、僕は4つの役割パートに分けて設計しています。

①感情パート(興味付け)
②論理パート(教育)
③恐れパート(悩みの顕在化)
④希望パート(解決策の提示)

です。

人は感情によってモノを買い、その後、論理によって感情で買ったものを自分の中で正当化するという心理があります。この人間心理に基づいて、まずは読者の感情の部分に働きかけ、感情を変化させてから論理のパートに移るという流れを作っているんです。

でも、感情が動いて論理的に納得したとしても、まだ多くの人は行動に移せない場合があります。そこで恐れのパートで緊急性を認識してもらい、最後の希望のパートで解決策を見せてあげるんですね。

では、それぞれのパートについて詳しく見ていきましょう。

感情パート:「興味付け」による読者の感情を動かす方法

感情パートでは、21日後に販売する商品に興味を持ってもらうための興味付けをします。

読者が「えっ?何それ?」「そんなことできるの?」「そんな効果があるの?」といったように、あなたの商品に興味が沸くような内容の話を5通用意するんです。

このパートのコツは、まずは読者の「え?」という感情を引き出すこと。詳しい説明はまだしなくていいんです。とにかく興味を持ってもらうことに集中しましょう。

例えば、僕は次のような話をして読者の興味を引いています。

「僕の会社では、ある技を使うことで、利益600万円が”ゼロ”になります」

「その結果、会社の税金・年金・健康保険等の支払額を年間たったの36万円程度にできる」

というような話。これを聞いた読者は「えっ?そんなことが可能なの?」と興味を持ちますよね。

また、「東京の事務所に滞在するだけで1日2万円以上、懇親会に参加すれば3万円以上が給料以外に手元に入ってくる仕組みを作っている」という話もしています。

10日間の東京滞在で30万円以上(実際には毎月40万円以上)が税金のかからない状態で自分の手元に入ってくるという話を聞いて、読者は「一体どんな仕組みなんだろう?」と興味を持つわけです。

このように、読者の「えっ?」「そんなことできるの?」という感情を引き出すような話を用意することが、感情パートでは重要なんですよ( ̄▽ ̄)

論理パート:「教育」による読者の納得を得る方法

感情パートで読者の興味を持たせることに成功したら、次は論理パートです。

ここでは、読者が「自分の感情が動かされたのは正しいことなんだ!」と論理的に納得できるような内容の話を5通用意します。

動いた感情を論理で正当化してもらうわけですね。

感情パートで「え?」と思った読者に対して、「なるほど、そういう理由があるのか」と納得してもらうための内容を書くことが大切です。

恐れパート:「悩みの顕在化」で行動の緊急性を高める方法

論理的に納得してもらっても、まだ多くの人は「いつかやろう」という状態です。そこで恐れパートの出番です。

ここでは、読者自身が気がついていない、もしくは薄々気がついてはいるが言語化できていない悩み、不安、恐れを、あなたが読者の代わりに代弁してあげるんです。

これによって、「いますぐ、もしくは、できるだけ早く行動を起こさないといけないのでは?」という緊急性を認識してもらいます。

「このままだと損し続けてしまう」「みんなは得しているのに自分だけ損している」といった不安や恐れを言語化してあげることで、行動への緊急性を高めることがポイントです。

例えば、僕は次のような話で読者の不安を顕在化させています。

「実は、サラリーマンや個人事業主の方が勘違いしていることがあります」

という切り出しから始めて、個人事業の経費に関する一般的な誤解について話を展開します。

多くの人が「個人事業なら領収書があれば何でも経費になる」と思っているのに対して、実は法人の方が経費計上の基準が緩いという事実を伝えるんです。

この話を聞いた読者は「え?」「もしかして今まで損してた?」「このままじゃまずい」「このままだと毎年何十万円も損してしまうかもしれない」という不安や恐れを感じ始めます。

このように、読者が気づいていない損失や不利益を具体的に示すことで、「このままではいけない」という行動の緊急性を高めることができるんです。

希望パート:「解決策の提示」で前向きな期待を作る方法

恐れパートで緊急性を認識してもらったら、最後は希望パートです。

悩み・不安・恐れに対する解決策を提示して、希望の未来を見せながら、あなたの商品を買う理由を少しずつ与えていきます。

不安だった読者に対して、「大丈夫、解決策があるんですよ」「こんな明るい未来が待っているんですよ」という希望を示すことが大切です。

例えば、僕の場合は、法人化のメリットについて具体的な数字を示しながら、希望を持ってもらえるような話を展開しています。

「法人化することで、年間の税負担を100万円以上減らすことができる」

「法人の経費計上基準を活用すれば、今まで使えなかった経費も認められる」

「役員報酬の設定次第で、社会保険料も大幅に抑えることができる」

といった具体的なメリットを示すことで、読者に「なるほど、こんな方法があったのか」「これなら自分も変われるかもしれない」という希望を持ってもらうんです。

このように、具体的な数字とともに、読者が実現可能だと感じられる解決策を示すことが、希望パートでは重要なポイントになりますよ^^

フロント商品のセールスの入れ方

この21日間の流れの中で、僕はフロント商品(500円〜1000円程度の低価格商品)をセールスしています。

論理パートの中で、読者が論理的に納得し始めたタイミングで、「まずはこちらから試してみませんか?」という形でフロント商品を紹介するんです。

このフロント商品の役割は、読者に「お金を払ってでも学びたい」という気持ちになってもらうこと。たとえ500円でも、お金を払って学んだ内容は、無料の情報よりもはるかに真剣に受け取ってもらえるんですよね。

まとめ:21日間設計の重要ポイント

この記事でお伝えした21日間の設計は、120通のステップメール全体の成功を左右する最も重要な部分です。多くの起業家が軽視しがちな部分ですが、ここをしっかりと作り込むことで、その後の商品セールスの反応が劇的に変わってくるんですよ。

改めて、この21日間の設計で押さえておくべき重要なポイントをまとめておきますね。

感情→論理→恐れ→希望の順番を守ること。この順番が人間の心理に沿った自然な流れなので、必ず守ってください。

各パートで5通程度のメールを用意すること。内容の濃さよりも、読者との接触頻度を重視しましょう。

フロント商品のセールスは論理パートで行うこと。読者が納得し始めたタイミングが最適です。

21日間で信頼関係を築くことを最優先にすること。売り込みよりも、まずは読者との関係性を大切にしてくださいね。

この21日間をしっかりと設計できれば、その後の商品セールスの成果は劇的に変わってきます。ぜひ、じっくりと時間をかけて設計してみてくださいね( ̄▽ ̄)

ではでは、今日はこの辺で。。。( ̄▽ ̄)