なぜ講座ビジネスは「終わりのない営業地獄」になってしまうのか
Last updated on 2025年6月12日 By 杉田健吾
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こんにちは、杉田健吾です。今日は、講座ビジネスが抱える深刻な構造的問題について、僕自身の体験を交えながらお話ししたいと思います( ̄▽ ̄)

今回の内容は
なぜ講座ビジネスは「休めない」のか
僕が体験した「終わりのないサイクル」
「無限ループ」の正体
なぜこのループから抜け出せないのか
さらに追い打ちをかける「飽きられる」問題
「休めない」現実
あなたも「終わりのない営業地獄」にはまっていませんか?
解決策は「自動で販売できる仕組み」を作ること
なぜ講座ビジネスは「休めない」のか
講座ビジネスには、多くの人が見落としている厄介な特徴があります。それは、講座が終わった安堵感を味わう間もなく、次の集客への不安が始まってしまうことです。
この不安の正体って、実はとても深刻なんですよね。講座を終えた達成感や充実感を味わう間もなく、次の集客への不安が頭をもたげてくる。これって、健全なビジネスの状態とは言えませんよね( ̄O ̄;)
僕が体験した「終わりのないサイクル」
僕は以前、年に2、3回の連続講座を開催していました。具体的には、まず集客のためのフロントセミナーを企画し、SNSやメルマガで告知を行います。そして、フロントセミナー当日は2時間程度のセミナーを実施し、その後説明会をやって本講座への案内を行う…という流れでした。
この流れ自体はシンプルなものですが、実際にはかなりのエネルギーを必要とします。説明会が終わると、興味を持ってくれた方との個別相談を順次行い、本講座への参加を検討していただきます。そして、本講座が始まれば3ヶ月〜4ヶ月かけて受講生をサポートしていく。一見すると年に2、3回という落ち着いたペースのビジネスモデルのように思えますが、実は大きなプレッシャーと常に隣り合わせの日々でした。
「フロントセミナーに人が集まらなかったらどうしよう…」「今回は十分な成約が取れなかったらどうしよう…」こういった不安が常に頭の中を巡り、フロントセミナーが近づくにつれて、そのプレッシャーは日に日に大きくなっていきました。そして、講座が終わって一息つく間もなく、次の講座の準備と集客のことを考え始める…このサイクルが続いていたんです。
年に2、3回というペースは、外から見ると余裕があるように見えるかもしれません。でも実際は、常に次の講座のことが頭から離れない状態で、本当の意味での休息がない日々が続いていました。
「無限ループ」の正体
講座ビジネスの厳しい現実は、以下のような無限ループにあります:
- フロントセミナーの集客を行う
- フロントセミナーを開催して説明会に繋げセールス
- 必要に応じて個別面談を実施してセールス
- 連続講座を実施し、受講生をサポートする
- 次の講座に向けてフロント集客の準備を始める
- そして再び1に戻る…
このループを図式化してみると、本当に「終わりがない」ことが分かります。どこにも「休息ポイント」がないんですよね。
なぜこのループから抜け出せないのか
このループの厳しさは、「行動が止まれば売上も止まる」という点にあります。集客がうまくいかなければ、フロントセミナーの参加者は減り、セールスがコケれば成約数は減少します。そして収入も減ってしまうのです。
つまり、あなたは止まることが許されない状況に追い込まれているんです。これって、どう考えても健全ではありませんよね。
さらに追い打ちをかける「飽きられる」問題
さらに、同じフロントセミナーを何度も開催していると「飽きられる」という課題も出てきます。そのため、毎回少し新しい要素を入れたり、集客メッセージを変えてみたり…と、常に頭を悩ませることになります。
この「飽きられる」問題って、講座ビジネスならではの厄介な課題なんです。
同じ内容でも、それを必要としている人は常にいるはず。でも、同じメッセージを同じ市場に向けて発信し続けていると、どうしても反応が落ちてくる。だから、常に新しい切り口を考えなければならない。
これって、本質的な価値提供とは別のところで、余計なエネルギーを使わされているということなんですよね。

「休めない」現実
僕の場合、連続講座の準備と受講生のサポートで毎日追われるように忙しく過ごしていました。そして、それが終わったら、休む間もなく次の連続講座のための準備とプロモーションが始まる…という忙しさの連続でした。
あなたはこんな経験はありませんか?講座が終わった満足感もつかの間、すぐに次の集客のことを考えなければならない焦り。休日も頭の片隅で次のフロントセミナーをどうやって満席にしようと考えている自分がいる。家族と過ごす時間でさえ、フロントセミナーの集客のことが頭から離れない。
この状況の何が問題かというと、心から休むことができないということなんです。
体は休んでいても、頭は常にビジネスのことを考えている。これでは、本当の意味でのリフレッシュができません。そして、そのストレスが蓄積されて、さらに疲弊していく…という悪循環に陥ってしまうんですよね。
この「常に販売し続けなければならない構造」は、多くのひとり起業家にとって大きな負担となっています。そして、この構造から来る精神的なプレッシャーは、決して軽視できるものではありません。
講座ビジネスで成果を出そうと思えば思うほど、この「終わりのない営業サイクル」に巻き込まれていく。これが、多くの講師が直面している現実なんです( ̄O ̄;)
あなたも「終わりのない営業地獄」にはまっていませんか?
今日お話しした「常に販売し続けなければならない構造」をまとめると、以下のような問題があることが分かりました:
・講座が終わってもすぐに次の集客への不安が始まる
・フロント集客→セールス→講座実施→また集客という無限ループ
・同じ内容でも「飽きられる」ため常に新しい切り口を考える必要がある
・心から休むことができない精神的な負担
これらの問題の根本にあるのは、「あなたが常に動き続けなければならない」という構造です。
解決策は「自動で販売できる仕組み」を作ること
では、どうすればこの問題を解決できるのでしょうか?
答えは、自動で販売できる仕組みを作ることです。あなたが直接動かなくても、ステップメールを通じて商品の価値を伝え続け、商品が売れ続ける仕組みを構築するんです。
僕自身も、この「常に販売し続けなければならない構造」に疲れ切っていました。でも、ステップメールによる自動化を取り入れることで、この問題から完全に解放されました。
今では、僕が寝ている間も、旅行中も、家族との時間を楽しんでいる間も、このステップメールが自動的に商品の価値を伝え、その結果、商品が売れ続ける仕組みができています。
このステップメールを使った自動化の具体的な方法については、また別の記事で詳しく解説しますね( ̄▽ ̄)
ではでは、今日はこの辺で。。。( ̄▽ ̄)