税金払うくらいなら使っちゃえ〜?

Last updated on 2023年4月27日 By 杉田健吾

前回のレクチャーでは、節税の本来の目的について書かせていただきました。節税の本来の目的は、「お金を手元に残すこと」でしたよね。今回もその続きをもう少しだけさせてください。

今回の内容は

税金を払わないほうが良いとは限らない
無駄な経費で利益を減らすのは本末転倒
税金を払った方がお金が手元に残る場合もある

手元に残るお金が多いなら納税もあり

税金を払わないほうが良いとは限らない

時々勘違いして、なんとしてでも税金払わないぞ〜って方がいらっしゃいます。税金払うくらいなら使っちゃえ〜みたいな方ですね。このような考え方はちょっと違うかもしれないので注意してくださいね。何度も言いますが、節税の本来の目的は手元にお金を残すことです。これを忘れないでくださいね。

無駄な経費で利益を減らすのは本末転倒

みなさんの中に、もしかしてこんな方はいませんか?このまま確定申告したら利益(所得)が100万円残るので、このまま何もしないと税金がかかってしまう。税金を払うのは嫌だから、この100万円を経費で使って利益を「0」にしてしまおう!って方です。みなさんは、こんなことやっていませんか?

意外とやっている人が多いんですよね。「えっ?やってますけど、何かまずいですか?」って思っている人もいるかもしれませんね。でも、この節税方法って手元にお金残りませんよね。節税の本来の目的は手元にお金を残すことですから、本来の目的からはずれた節税方法になってしまっているんです。

税金を払った方がお金が手元に残る場合もある

そもそも100万円の利益(所得)に対する税金って、せいぜい15万か20万円ですよね。法人なら最大でも30万円ほどです。その15万円の税金を払わないようにするために、無駄に100万円を使ってしまったら本末転倒です。これでは会社のお金がなくなるのも当然ではないでしょうか。

無駄なお金を使うよりも、多少税金を払ってでも85万円が手元に残っている方が安心ですよね。この違いを勘違いしないでくださいね。節税の基本はいかに手元にお金を残すか?ですからね。今回は税金を払った方が手元に残るお金が多いと判断できるなら、税金も喜んで支払いましょう。だって、その税金はきっと誰かの役に立ちますからね。

手元に残るお金が多いなら納税もあり

今回も「節税の目的は手元にお金を残すこと」について解説してきました。税金を払うのが嫌だから経費をパーッと使って、節税した気になっている人が少なからずいます。しかし、その経費は事業のためになっていますか?

事業のためにならない経費を使ってお金がなくなるくらいなら、税金を払ってでも手元にお金を残した方が良い場合もあります。ここが見分けられるようになりましょう。そのためにも節税脳を鍛えてくださいね。

それではまた。