これ経費になりますか?これって経費になりますか?という質問、、、。

Last updated on 2023年5月26日 By 杉田健吾

最近また、こんな質問をされることが増えました。それが今回のタイトルでもある「これって経費になりますか?」というもの。確かに、経費にできることはなるべく経費にしたいですよね。だからこんな質問をしているんですよね。でも、この質問をしてくる人って、経費の本質を分かっていない人だなあと思うんですよね。

だって、経費の本質を分かっている人はこんな質問はしませんからね。他の聞き方をしてきます。そこで今回は、なぜ「これって経費になりますか」という質問がダメなのか、経費の本質が分かるとどのように考え方が変わるのかについて解説していきます。

今回の内容は

「これって経費になりますか?」という質問に一言

経費になるのではなく、経費にするという考え方
経費にしたいなら経費にする理由を考える
経費にするためのポイントは2つ

節税脳が鍛えられてくると考え方が変わる

節税脳を鍛えて楽しく節税しよう

「これって経費になりますか?」という質問に一言

僕は最近「○○は経費になりますか?」という質問をたくさんいただきます。例えば、

  • 友人との食事は経費になりますか?
  • カフェでお茶したのですが、このお茶代って経費にできますか?
  • カメラを買ったのですが、これって経費になりますか?
  • スーツは経費なんですよね?
  • 映画に行ったのですが、これって経費になるの?
  • 旅行に行ったのですが、これって経費になるの?

って、こんな質問をいただくんですよね。でもね、これって実はちょっと違うんです。

えっ?何が違うの?って思うかもしれませんが、違うんです。僕のレクチャーを学んでいただいてる方ならもうわかりますよね。えっ?わからない。失礼しました。それでは、きちんと書きますね。

経費になるのではなく、経費にするという考え方

例えばスーツを経費にしたければ、スーツが経費になるのかではなくて、スーツが経費になるようにデザインするってことが大事です。また、友人との食事が経費になるのではなくて、友人との食事が経費になるようにデザインするってことです。このニュアンスの違い、わかっていただけますか。

経費にしたいなら経費にする理由を考える

以下のようなシチュエーションも同じことです。

  • 友人との食事
  • カフェでのお茶
  • 一眼レフのカメラ
  • おしゃれなスーツ
  • 人気の映画
  • 〇〇との旅行

これら単体ではもちろん経費にはなりません。そうじゃなくて、

  • 友人との食事がなぜ経費なのか?
  • この一眼レフのカメラがなぜ経費なのか?
  • このおしゃれなアル○ーニのスーツがなぜ経費なのか?
  • 人気の映画「鬼滅の〇〇」がなぜ経費になるのか?
  • 〇〇との旅行がなぜ経費と言えるのか?

ここに理由が必要ですよって話でしたよね。僕のレクチャーを学んでいただいた方なら、ここらへんの話は理解していただけますよね。そして、法人になるとこの理由づけがかなり有利になるよっていう話でしたよね。

経費にするためのポイントは2つ

法人の場合、経費にするためのポイントは以下の2つです。

  1. 法人のお金を使う理由
  2. もっぱら仕事のために使ってる

この2つをクリアしていれば経費になるよって話でしたね。

この辺りの考え方、つまり節税脳が鍛えられてくるとひとり起業家ってかなりのものが経費にできるんだ〜ってことがわかってきます。

節税脳が鍛えられてくると考え方が変わる

先日、僕のグルコンでの参加者の方の発言に感動しました。「同じものや状況でも経費になるかならないかは人によって違いますよね」って。う〜ん。素晴らしいですね。そこが言いたかったんだよ〜って思いました。

ここがわかってくると質問の仕方が変わってきます。「これ経費になりますか?」ではなくて、「これどうやったら経費になりますかね?」となるわけです。そして、「そっかあ、こういう理由がつけば経費にできるんじゃないですか?」っていう考え方になるんですね。

ここまでくると、もう何をどうデザインすればいいのかが見えてきたって感じですね。みなさんとても楽しく学んでます。

節税脳を鍛えて楽しく節税しよう

今回は、なぜ「これって経費になりますか」という質問がダメなのか、経費の本質が分かるとどのように考え方が変わるのかについて解説してきました。つまり、「これって経費になりますか」ではなくて、「これをどうやったら経費にできるか」を考えることが重要なんです。

このように考えられるようになるには、節税脳を鍛える必要があります。そして、節税脳が鍛えられてくると、経費にできる幅が広がってきて、どんどん面白くなってきます。そこを理解していただきたいので、僕は定期的に、セミナーをやったり、グループ講座をやったり、オンライン動画を販売したり、メルマガやレクチャーを書いたりしています。なので、あなたもひとり起業家ならぜひ節税脳をしっかり鍛えていってくださいね。それではまた。