あなたの財布から誰が勝手にお金を持っていくのか?

Last updated on 2023年5月26日 By 杉田健吾

以前「自分は何もお金を払わずに経費を作り出す方法」というレクチャーの中で、借金を使って減価償却の魔法を賢く使う方法について紹介しました。そして、実は借金って無税のお金なんですよ〜ってお話もしましたよね。理解していただけたでしょうか?

今回のレクチャーでは、僕がどうしてここまで無税のお金をおすすめするのかについてお話しようと思います。「法人作ったり、規程作ったりなんて面倒くさいし、払う税金なんて微々たるものでしょ?」「無税のお金の魅力がそんなに分からない」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

今回の内容は

サラリーマンは知らないうちに損をしている?
あなたの財布から勝手にお金がなくなる
かつての僕も税金をガッポリ取られていた
令和4年度の国民負担率は47.5%

起業家とサラリーマンの違いってなに?
サラリーマンが100万円を稼ごうと思った場合
自分の会社を持つと自由にデザインできる
サラリーマンと起業家は手元に残るお金に年間360万円も差が出る

まとめ

サラリーマンは知らないうちに損をしている?

僕がおすすめするいろいろな節税方法等って何やっていると思いますか?僕のレクチャーを長く読んでる方ならもうお気づきだと思いますが、一言でいえば「法人を賢く活用して無税のお金を作り出そうよ!ひとり社長になって無税のお金を使いこなそうよ!」ということです。

あら?まだピンと来ない?

あなたの財布から勝手にお金がなくなる

簡単に言うと、あなたが汗水垂らしてせっかく稼いだお金ってすごく貴重で大事なものなのだから、できるだけ政府が勝手にあなたの財布に手を突っ込んで税金等として持って行かないように、しっかりと賢く守ろうぜ!ということです。

例えば、会社にお勤めの方はあなたが稼いだお金ってお給料として得ていますよね。実はこのお給料ってあなたの手元に来た時には、もうすでに政府があなたの財布に勝手に手を突っ込んで、税金や社会保険料等をがっぽり持って行った後のお金ですよね。給料明細を見ると、所得税や住民税、健康保険料、厚生年金、雇用保険料という項目で結構な金額を引かれていませんか?

かつての僕も税金をガッポリ取られていた

僕もサラリーマン時代が長かったのでよく分かるのですが、年収は毎年上がっているにも関わらず、手取りはいつまでたっても増えないなと思っていましたからね。不思議で不思議でなりませんでした。当時は残業も半端なくしていたので、お給料の額面はかなりもらっていて、給料明細を見るとにやけてしまっていました。でも手取りの方を見ると…「あれ?あれ?あんまり増えてない…。というか、いつまでたってもあまり変わらない。なんで?おかしいなあ〜?」と思っていました。

今ならよく分かりますが、お給料って増えれば増えただけ政府に勝手に税金と社会保険料等でがっぽり持っていかれるようになっていたからなんですね。でもほとんどの会社勤めの方ってそんなに深く考えないじゃないですか。だって、会社が勝手に計算してあなたのお給料から勝手に引いて、気がついたらあなたの財布から消えてしまってるからですね。本当にこのシステムを考えた政府はすごいですね。

令和4年度の国民負担率は47.5%

国民負担率というのは、租税負担率と社会保障負担率を合計したもののことをいいます。つまり国民全体の所得に占める税金と社会保障費の負担の割合のことです。厳密には企業の所得も含まれているので、個人の負担割合というわけではありませんが…。

令和4年度の国民負担率はなんと47.5%!所得の半分を税金で取られているということになります。ちなみに昭和45年度には24.3%だったので、ほぼ2倍になっています。少子高齢化に伴い、今後も国民負担率は高くなると考えられます。

国民負担率をみると、なにか対策をしなければと思いませんか?厳しいことをいうようですが、何もせずにただ黙って税金を納めるだけでは、一向にあなたの手元にお金は残りません。

起業家とサラリーマンの違いってなに?

先ほどなにか対策をしなければといいましたが、サラリーマンのできる対策って限られているんです。僕は途中でこのことに気がついたので、勝手に持っていかれる「サラリーマン」という状態を早く抜け出さないといけないと考えるようになりました。

結果、今はこうして起業して、会社を作って、無税のお金を自分でバンバン作り出せる状態に身を置けるようになりました。無税のお金をバンバン作り出せる状態になると、サラリーマン時代との違いがあまりにあり過ぎて怖いぐらいですね。

サラリーマンが100万円を稼ごうと思った場合

例えば、会社員の方が月100万円のお給料を得るとどうなるかというと、かなりざっくりですがこうなります。

社会保険の自己負担額  12万円

源泉所得税       10万円

住民税           7万円

およそ30万円程度が勝手に引かれて、手取りは70万円程度になってしまうんです。さらに、あなたの給料に対して会社も社会保険を半分負担していて会社も12万円を払っているので、全部で40万円以上のお金が勝手に持っていかれることになっています。

会社が負担してくれる分は今は考慮しなくてもいいのですが、つまりあなたが会社に勤めながら汗水垂らして100万円稼いだとしても、100万円が給料としてあなたの手元に入るときには70万円になっていると…。まだ私一円も使っていないのに、もう30万円無くなってるの?誰が勝手に使ったんじゃい、って怒りたくもなりますね。

やっとここから自分の生活費を支払うことになります。

・友人とご飯に行ったお金

・自宅の家賃

・旅行に行ったお金

・飲み会のお金

・ジムの会費

・大事な集まりで使う素敵な洋服とバック

などなど、たくさんお金が必要です。ひえ〜まじか〜そりゃ〜お金たまらんわな〜ってなりますよね。

自分の会社を持つと自由にデザインできる

自分でビジネスをはじめて自分の会社を持つとどうなるでしょう。

自分が稼いだ100万円は一旦は会社の収入になるので、まだ政府に勝手に税金も社会保険料等も持って行かれていない状態ですね。なのでここから先はあなたの腕の見せ所です。

「このお金をどうやって無税の状態で賢く使ってしまおうか?」「どうやって無税の状態で自分の手元に持ってこようか?」「どうやって無税の状態で将来のための投資に回そうか?」といろいろと考えることができるんです。いろいろとデザインすることができちゃうんです。つまり、稼いだ100万円をまったく税金等が引かれる前の状態で好きなように使えるのですね。

サラリーマンと起業家は手元に残るお金に年間360万円も差が出る

両者の違い、やっぱ大きいですよね。毎月30万円の差です。それって年間360万円ですよ。

この違いは大きいですよね。

無税のお金の意味が分かっていると、起業家って無税のお金を他からも持ってくることができるんだということも分かってきますからね。(借金とか出資という人のお金ですね)なので、やっぱひとり起業家っていいよな、さらにひとり社長っていいよな、楽しいよなと思えますよね。

まとめ

今回のレクチャーでは、無税のお金を手にできる起業家とできないサラリーマンの違いを紹介しました。今回のポイントは次の3つです。

・サラリーマンの財布からは勝手に税金が持っていかれる

・サラリーマンのできる節税対策は限られている

・会社を作って無税のお金を作り出せば、サラリーマンと年間360万円の差がつく

ということで、会社を作って、みなさんもぜひ、一緒に人生を楽しみましょうね。