お金が出ていかない経費を作れ!

Last updated on 2023年1月11日 By 杉田健吾

経費って誰かに支払った費用って思っていませんか?たしかに、原価率が高い業界では、経費のほとんどが誰かに支払った費用になるでしょう。そのため、お金が出ていく費用が経費になると思っている人が少なくありません。

しかし、誰かに支払わなくても、つまりお金が手元から出ていかなくても経費にできる費用があります。そこで今回は、お金が出ていかない経費について紹介します。

今回の内容は

お金が出ていかない経費の代表が出張手当

お金が出ていく経費と出ていかない経費
お金が出ていく経費とは
お金が出ていかない経費とは

お金が出ていかない経費を作ろう!

 

お金が出ていかない経費の代表が出張手当

僕はよくコンサルの中で、「お金の出ていかない経費を作りましょう」みたいなことを言っています。しかし「お金の出ていかない経費」の意味を、あまり理解していただいてない?かもしれません。この「お金の出ていかない経費」っていうものの代表が、出張旅費規程で作り出せる出張手当などです。事業を法人化して、出張旅費規程を導入して、出張するたびに出張手当なるものを出す。

 

これって、今まで無かった経費(存在しなかった経費)を新たに作り出したってことなんです。しかも、出張手当の何が良いかっていうと、お金が外に出ていかない経費だということです。

 

 

お金が出ていく経費と出ていかない経費

そもそも、お金が出ていく経費と出ていかない経費の違いを理解しておきましょう。

 

お金が出ていく経費とは

普通の経費って、お金が出ていく経費ですよね。例えば以下のようなものが、お金が出ていく経費です。

  • 喫茶店でお茶して、お茶代を払い会議費にした
  • 文房具を買ったので、消耗品費として経費にした

 

このように、どこかに(誰かに)お金を払ったから経費になるのが、お金が出ていく経費です。

 

お金が出ていかない経費とは

一方、お金が出ていかない経費の代表が出張手当です。出張手当という経費は、誰にもお金払っていないのに経費にできるんです。いや、正確には、自分(社長)に出張手当を払っているのに、それが経費になるという話です。しかも通常、自分(社長)にお金を支払ったら、所得税や住民税がかかりますが、出張手当はそれらの税金もかかりません。

 

これはすごいですよね。

 

仮に、月に5万円の出張手当を払ったら、社長のお金は年間60万円も増える。5年で300万円、10年で600万円ですからね。月に10万円なら年間120万円、10年で1200万円。月に20万円なら年間240万円、10年で2400万円のお金が無税で作り出せるってことです。

 

こんなにお得な経費は他にはないですからね。使わない手はありません。

 

お金が出ていかない経費を作ろう!

今回は、お金が出ていかない経費について紹介しました。お金が出ていかない経費の代表が、出張手当です。出張手当は、法人化して、出張旅費規程を作って、出張をすれば経費にできます。今回も紹介したように、出張手当はとってもお得な経費です。そのため、僕はこのサイトで、何度も何度もおすすめしています。

 

しかし、せっかく法人化したのに、まだやっていない人が多いというのが現実です。

 

う〜ん。なんで?って思うのですが、みなさんはどのように感じましたか?そこのひとり社長さん。さっさと、出張旅費規程を導入して、稼いだお金をしっかり守りましょう。それでは、今回はこのへんで。次回もお楽しみに!