ひとり社長の一番の仕事はキャッシュを手許に残すこと!残すには節税が近道!
Last updated on 2023年2月8日 By 杉田健吾
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ひとり社長は、売上を上げることに全力を使えば良いと思っていませんか?
実はその考え方では、売上は増えてもキャッシュが手許に残らないかもしれませんよ。しっかりキャッシュを残したいのなら、対策をしなければなりません。そのためには、なぜ売上より手許キャッシュの方が大事なのかを理解しましょう。
そこで今回は、売上より手許キャッシュのほうが大事だという話をします。
経営者の最も大切な仕事とは?
突然ですが質問です。経営者の一番の仕事ってなんだと思いますか?
経営者の仕事は売上をあげること?
この質問をさせていただくと多くの方は、「そりゃ〜売上げを上げることでしょ?」とおっしゃいます。はい。もちろん、それも立派な経営者の仕事ですね。
「あれ?違うの」
「じゃあ、利益を上げること?」
うん。ちょっと近づきましたね。それも、とても大切な経営者の仕事ですね。そうなんです。多くの経営者の方は「ビジネスといえば売上だ〜!」と思っているんです。本当にそうでしょうか。
売上より手許にキャッシュを残すことのほうが大事
経営者の中にも、売上さえ上がれば、
- きっと楽になる
- もっといい生活ができる
- もっと贅沢ができる
- もっと素敵な人生が掴める
と信じて、日々、売上を上げることに多くの時間を費やしている人がいます。
でも、このサイトで勉強しているあなたなら、もしかしたら、もう気がついているかもしれませんね。あなたが本当に目を向けるべきところは、売上を上げることではなくて、あなたの手許にキャッシュ(現金)を残すことだと。
「売上を上げる=キャッシュが貯まる」ではない
実はビジネスって、売上を上げたからといって、あなたの手許にキャッシュが貯まっていくわけではないですよね。決算書がいくら黒字だからって、あなたの手許にキャッシュが貯まっていくかと言ったら、そうじゃないですよね。
あなたはこのカラクリに気が付いていましたか?このカラクリに気付かないと、いくら売上を上げても、キャッシュが手許に残らないなんてことが起きてしまいます。
キャッシュを手許に残す方法は節税!
それでは、どのようにすれば、キャッシュが手許に残るのでしょうか?
キャッシュを残すなら節税が一番
僕はひとり社長が自分の手許にキャッシュを残すために、最初に抑えるべきポイントは、「税金を減らすこと」だと思っています。
キャッシュを残すポイントを勘違いして、よく経費削減をやってキャッシュを増やそうとする経営者の方がいます。しかし、経費削減をしてしまうと、下手をすると売上も減っちゃいますよね。しかも、経費削減にピリピリするのって、せっかく起業しているのに楽しくないですよね。それって、本末転倒じゃないの?って思ってしまいます。
なぜ、もっと節税しようと思わないの?
でも、「税金を減らすこと」って、みなさんあまり真剣にやっていないですよね。
実は、節税って今すぐにでもできるし、コストもほとんどかかりません。かかるのは、あなたの手間ぐらいです。そして、あなたのビジネスへの悪影響もまったくないのに、あなたの手許にキャッシュ(現金)が増やせます。メリットだらけなのに、なぜ、みんなもっと早くからやらないの?って、思ってしまいます。
今すぐ節税の7つ道具にチャレンジ
ではいまからどうすれば良いか、みなさんはもうすでに、知っているかもしれませんね。今すぐできる「手許キャッシュの残し方」「手許キャッシュの増やし方」は、僕がこのブログで、何度も何度も、手を替え、品を替え、お伝えしています。
守る経営の「節税の7つ道具」ってやつですね!「節税の7つ道具」がわからない人のために、まとめるとこんな感じです。
1. 法人を有利に設立して賢く節税する方法
2. 旅費規程を賢く活用してがっぽり節税
3. 役員報酬を賢く活用して税金の最適化を図ろう
4. 社長のボーナスを賢く活用して手許キャッシュを増す
5. グレーを限りなく白に近づける節税脳の鍛え方
6. 住宅規程を活用して賢く節税
7. 福利厚生規定を活用して賢く節税
後悔するより、今がチャンス
今回は、売上より手許キャッシュのほうが大事だという話をしてきました。
僕はひとり起業家、ひとり社長、ひとり経営者の仕事って、売上を上げることも利益を出すこともとても大切だと思っています。しかし、一番大切なことは、いかにあなたの手許にキャッシュ(現金)を残すかだと思っています。
手許にキャッシュを残す近道は、「税金を減らすこと」です。節税は、すぐにできて、コストがかからず、本業への悪影響もないですよね。でも、みなさん真剣にやりたがらない。
でも、僕のクライアントさんの中には、節税に目覚め、手許にキャッシュが増えている人がたくさんいます。そして、彼らは以下のような言葉をよく言います。
- 「あ〜もっと早く知っておけば」
- 「あ〜もっと早くからやっていれば」
- 「あ〜やってない人ってもったいないなあ〜」
でもね。本当は、知ったときこそ、あなたがチャレンジするときなんです。だから、遅いということはありません。すぐに節税にチャレンジしてみましょう。
ではでは。今日はこの辺で。