銀行融資は無税のお金って知ってた?
Last updated on 2023年6月7日 By 杉田健吾
–
あなたは投資用の不動産に興味ありますか?株や投資信託の次なるステップとして、不動産投資をやってみようかなと考える方が最近増えているようですね。
そこで今回のレクチャーでは、不動産投資で効率よくお金持ちになる方法を紹介します。
不動産投資はキャッシュでしたら損?
先日から、久しぶりに投資用の不動産を視察しにいろいろと回っています。法人だと投資用の不動産の視察も出張にできて、しかも、出張旅費規程でしっかり節税もできてほんと一石二鳥でいいですね。
ということで、コロナ以降なかなか人と会う出張は減っていたので、しばらくは投資用不動産に会いに行くのを理由に全国を出張しようと思っています。
今回のレクチャーでは、不動産投資に付き物の銀行融資についてお話ししますね。
6,000万円の物件をどうやって買う?
先日ある物件を見に行って来ました。約6,000万円ぐらいの中古の一棟アパートです。築古ではありますが場所も利回りも評価もなかなかいい物件だったので、この条件なら買ってもいいなあ〜と思っていました。
ところで、あなたならこの6,000万円の物件が欲しい場合、どうやって買いますか?
銀行から9割程度融資を受けて買うのがおすすめ
6,000万円の物件を買うお金なんてないよ〜と思われる方がほとんどですよね。もちろん僕もキャッシュで6,000万円はさすがに出しません。
このご時勢ですし、出来るだけキャッシュは手元に置いておきたいですからね。そもそも今自分の手元にあるキャッシュって、税引き後のとても貴重なお金ですからね。そんな貴重なお金は簡単には使えません。なので、できることなら1割程度の600万円〜800万円ぐらいのキャッシュを用意して、残りは銀行から融資してもらおうかと現在交渉中です。
銀行融資で投資用不動産を購入しよう!
「【借金編】無税のお金を使い倒せ!」のレクチャーで借金を活用して、不動産を購入する話を少しだけしましたね。ここではもっと掘り下げて詳しく説明します。
銀行融資で無税のお金が作り出せる
銀行融資を引き出して、投資用の不動産を買うことを「レバレッジを効かす」と言いますが、なんでそんなことをすると思いますか?
一番の理由は無税のお金を作り出すためです。
この物件に融資がついて5,500万円のキャッシュを銀行さんが貸してくれたとしたら、この5,500万円って僕からしたら借金ですが、実は無税のお金なんです。つまり、銀行さんから借金したお金ってまだ税金がかかっていないお金ですよね。お金としてはもらったけれど税金はまだ引かれていないお金ということです。5,500万円の収入があったら、その5,500万円がそのまま使えるということですね。
稼いだお金は税金を払わずに手に入れることはできない
本来であれば、お金は私たち起業家が稼いだら、絶対に「税金というフィルター」「税金というゲート」を通さないと自由に使えないと以前から言っていますよね。
あなたが5,500万円稼いだとしたら、「税金というゲート」をくぐるためには30%ぐらいの通行料(税金)を支払わないといけないんです。つまり、5,500万円を自由に使えるようにするためには、1,650万円も税金を支払わないといけない…。ゲゲゲですよね。
結果、自由に使えるお金って、あれよあれよと3,850万円に減ってしまっています。「あれ?私のせっかく稼いだお金はどこ行ったの?」と思われるのも仕方ありません。
キャッシュで不動産を買うのは効率が悪い
6,000万円の物件を自分のキャッシュで買おうと思ったら、本来は税引き前のお金で8,500万円ぐらい稼がないと買えないんですね。2,500万円も余計に稼がないといけません。
しかし、なんと銀行の融資を引っ張って来ると、融資を受けたお金は無税のお金なので、そのまま6,000万円の物件に充当できるんです。2,500万円を余分に稼ぐ余計な時間がかからないので、不動産を早く手に入れて収益を得るのが早くなるという利点もあります。融資を使って不動産を買うというのは、効率のよい手段なんですね。
だから、お金持ちは借金と税金を使ってさらにお金持ちになっていきます。これが借金と税金を賢く使ってお金を増やしていく仕組みの一つです。
まとめ
今回のレクチャーでは、銀行融資を活用して不動産投資をする理由を紹介しました。今回のポイントは次の3つです。
・不動産投資をするときには銀行融資を活用しよう
・銀行から融資をしてもらったお金は無税のお金
・借金と税金を賢く使ってお金持ちはさらにお金持ちになる
不動産投資に興味のある方はぜひ参考にしてみてくださいね。