ワンちゃんエステが経費なら私は？

Last updated on 2023年7月7日 By 杉田健吾

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前回のレクチャーでは、南麻布で一緒に住んでいるペットのワンちゃんの月20万円かかっているエステ代が、なんと賢い経営者にかかると全部会社の経費になるという話をしました。今日はさらに突っ込んで、ペットのワンちゃんのエステ代が会社の経費になるんだったら社長である私のエステ代はもちろん経費にできるでしょ？というお話をしていきます。

今回の内容は

社長自身のエステ代は経費になるの？
社長のエステ代は認められない
僕自身は認めてあげたいけど難しい

社会通念上もエステ代は経費になりにくい

ビジネスの攻めと守り両方大事

社長自身のエステ代は経費になるの？

社長自身のエステ代は経費になるの？

ペットのエステ代が経費になるなら、社長のエステ代も経費にできるのかってあなたはどう思いますか？ペットのワンちゃんが経費OKなら、そりゃ〜私は社長なんだからOKちゃうの？って思いますか？これね〜。さあ〜どうなんでしょうか。

社長のエステ代は認められない

これね。実はかなり難しいと言うのが現状です。というか、正確には認められるケースもあるのですが、かなりその範囲は狭いということです。

まあ普通に会社を経営している女性社長が、月に1回経営者の身だしなみとしてエステに行っているとします。私は自分の会社の社長です。だから私自身が会社の広告塔なんです。だから私がエステで自らを常に磨いて美しくいることが会社には必要なんです。だからこの私の毎月のエステ代は会社の経費でいいでしょ！と言ったとしても、これははっきり言って認められない。

いやいや、そんなのあなたの勝手でしょ！そんなの会社の事業に関係しているって言わないでしょ！あなたが常に美しくあることが会社の事業に関係しているだなんて理由は、経費として認める理由にはならんぜよ〜って言われて終わりですね。

僕自身は認めてあげたいけど難しい

でも僕は、これはちょっとひどいと思いますがね。だって女性社長が常に美しくあることって、絶対会社の売上に影響していますからね。というか、ひとり起業家とか、ひとり社長とか、ひとり経営者の場合、社長自身の魅力が売上に大きく影響するのは間違い無いですからね。

それからしたら社長の魅力を上げるために社長が常に美しくあるために支払うお金って、会社の経費でいいんじゃないの？って僕は思いますが…。でも今の日本では社長自身の美容に関する費用はまだまだ経費として認められていないんです。

社会通念上もエステ代は経費になりにくい

最後は社会通念上から判断して、社長自身のエステ代は経費には認められないって言われるんですね。えっ？社会通念上って何？って思われるかもしれませんが、社会通念上って簡単にいうと社会一般に通用している常識や見解ということです。そしてこの「社会一般に通用する常識」というのが実は曲者で、僕らみたいなひとり起業家の常識からするとかなりズレているんですよね。もうね。うっそ〜。マジで〜。そんな常識あり〜？みたいな。

はっきり言って、かなり国税寄りの、国税の都合のいいような、国税側から見た常識で判断されることがめっちゃ多いんです。もうちょっと俺たちひとり起業家の常識も理解してよ〜って思うことがいっぱいあります。でもね。そんなの知ったことか！って。だから僕はひとり起業家、ひとり経営者、ひとり社長こそ節税脳を鍛えないといいようにやられるよ！って言ってるんですね。

ビジネスの攻めと守り両方大事

だからこそ、ひとり起業家は自分で自分を守るために、税金の知識、会計の知識、お金の知識、経営の知識をしっかり鍛えていきましょうって僕はこのレクチャーを通じてあなたにお伝えしているんですね。

ひとり起業家はマーケティングを学ぶこと（ビジネスの攻めの部分ね）もすごく大事です。起業家としては外せない知識ですよね。でもね。それって実はコインで言ったら表の部分だけなんですよね。そしてコインには実は裏の部分もあるんです。

その裏の部分が、税金や会計やお金（財務）の知識、つまりビジネスの守りの部分なんですね。そして僕が言いたいのはコインの表だけしか見てなかったら、賢い人たちそして権力のある人たちにいいようにやられてしまうよ！ということです。

だから、そんなことにならないようにひとり起業家こそ、僕はビジネスの「攻めと守りの知識」「コインの表と裏の知識」を少しでも早くゲットして、あなたのお金を狙っている多くの外敵からあなた自身を、あなたの家族を、そしてあなたの大切な人たちを守っていきましょうね〜。

社長自身のエステ代は経費になるの？

今回は、ワンちゃんのエステ代が会社の経費になるんだったら、社長のエステ代も経費にできるの？という話をしてきました。結論をいうとかなり難しいということです。なぜなら、「社長自身の美容に関することは、社長個人が負担すべきだ」という考え方が、日本ではまだまだ一般的な考え方（社会通念上の考え方）だからです。

このように国税側の一方的な解釈で経費にならないものがまだまだ多いので、節税脳を鍛えて自分のお金を守りましょう。ビジネスの攻めでお金を稼ぐことも大事ですが、守りも同じくらい大事ですからね〜。それではまた。