大赤字の会社ってどう?大赤字でも良い会社とその理由を紹介!

Last updated on 2022年10月29日 By 杉田健吾

突然ですが、みなさんは大赤字の会社ってどう思いますか?
もちろん、黒字の方が良いですよね。会社は利益を出さなければ存在意義がないと思っている人も多いと思います。
しかし、実は大赤字を出しても良い場合があるのです。
そこで今回は、大赤字を出しても良い会社とその理由について紹介していきます。

この記事では、元国税で現在はひとり起業家(ひとり社長)専門のお金と税のコンサルタントである僕が、法人(会社)を設立することで、手許に賢くお金を残す方法を紹介しています。
賢く節税をしたいひとり起業家は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

今回の内容は

赤字の副業は確定申告しなくても良い?
会社を作って大赤字で喜ぶ
副業が赤字なら確定申告の必要はない
実際に確定申告していない人が多い

会社が大赤字でも良い理由は「繰り越し」
1年以内の目標は年収1200万円
年収1200万円の税金は300万円?
会社の赤字は10年繰り越せる

法人にするメリットは繰越年数だけじゃない
会社なら経費も幅も広い
出張旅費も利用できる

節税も何事も準備が大事


赤字の副業は確定申告しなくても良い?

僕のクライアントさんに、面白いことをやっている人がいます。

会社を作って大赤字で喜ぶ

まだサラリーマンで、まだ売上が一銭もたっていないのに、会社を作ってしまったんです。
そして、起業するための情報収集や交流会に参加する費用、起業塾に通う費用などを次々と経費化して会社を大赤字にして喜んでいます。
みなさんはどう思いますか?「やば?」「マゾなんじゃないの?」って思ってしまいそうですが、実は有効な手法です。

副業が赤字なら確定申告の必要はない

たいていの方はサラリーマンをしながら副業していても、まだ全然稼げてないし起業塾に通う費用などの経費の方が多くて、赤字だから申告する必要もない。と考える人が多いと思います。
実際にサラリーマンの場合、副業が雑所得なら所得の金額が年間20万円までは、確定申告する必要がありません。そのため、赤字なら確定申告をしても、しなくても、どちらでも良いのです。

実際に確定申告していない人が多い

確定申告しなくて良いなら、面倒だし、確定申告しない方が得じゃん。と考えるかもしれません。そのような考えでもいいと思います。
僕のまわりで副業しているひとり起業家もほとんどが同じ考えです。
うん。それはそれでいいと思いますよ。確定申告も、確定申告に必要な計算も面倒くさいですからね。
でも、起業塾の受講料や、交流会への参加費用その他、あらゆるセミナーへの参加代など、そのお金はどこから出ているのでしょうか?
副業が赤字の場合、その副業の経費として支払ったお金は、もちろんサラリーマンとして稼いでいる給料から出ているのではないでしょうか?
僕の友人も同じように、サラリーマンとして稼いだ給料からあらゆる経費を支払っているのですが、すべて会社の経費として計上してます。

会社が大赤字でも良い理由は「繰り越し」

「赤字をすべて会社の経費にできるの?」「経費にしたら会社が大赤字になってしまうじゃん」と思いますよね。
そうなんです。彼の会社、「今は」大赤字なんです。でも、彼は、ニコニコと喜んでいます。
「やっぱり、マゾなんじゃないの?」と思いますよね。
でも、彼には明確な目標と計画があるから大丈夫です。

1年以内の目標は年収1200万円

彼の目標は、1年以内に月収100万円を超えるというものです。月収100万円を超えるということは、年間収入は1200万円超ですよね。
しかも、彼の業種は、コーチングです。つまり利益率がむちゃくちゃ高いということ!そう80%以上はあると思います。

年収1200万円の税金は300万円?

利益率80%の場合、年収1200万円に対する利益はいくらかというと、960万円です!
すごっ!そうそう、すごいんです。でも、利益がすごいということは、税金もすごいんですよね。
ちなみに、利益(課税所得)が900万円もあったら、税金等で300万円以上は、持っていかれます。
そんなに???
だから、彼は売上がまだない時から、せっせと経費を会社に貯めているのです。

会社の赤字は10年繰り越せる

彼が大赤字でも、経費をせっせと会社に貯めている理由は、事業を会社(法人)にしておけば、赤字を10年間も繰り越せるからです。
つまり、10年以内に利益がドカンと上がっても、その利益を貯めておいた赤字と相殺すれば、税金を払わなくて済みます。よって、大幅な節税につながるのです。
青色申告している個人事業主でも3年間は繰り越せますが、法人であれば10年も繰り越せます。

法人にするメリットは繰越年数だけじゃない

法人化することで得られる節税のメリットは、赤字の繰り越し年数が3年から10年になることだけではありません。

会社なら経費も幅も広い

法人の場合、経費にできる範囲が広くなります。例えば、以下のようなこともすべて経費になります。
  • 高額の起業塾なんかに通う
  • セミナーに参加する
  • 交流会に顔を出す
  • 起業家の集まる懇親会等に顔を出す
こんなことも堂々と経費にできます。

出張旅費も利用できる

読者の中には、前回「複数法人を持つメリットである【分身の術とは?】」で紹介した出張旅費も利用できるのか気になった人も多いでしょう。
そうなんです。僕がやっている、毎月、チャリンチャリンって社長の財布にお金が貯まっていくっていうやつ、あれを売上がない時期でも使っていいんです。
コーチングの彼も当然、せっせとやっていますよ。
赤字の場合、毎月チャリンチャリンと手元にお金は入って来ません。しかし、赤字がチャリンチャリンと会社に貯まって、将来の利益と相殺するのを待っている状態です。
3年も鳴かず飛ばずに赤字を貯めていたら、1000万円以上はかるく貯まるんじゃないかと思っています。つまり、月収100万円越えになっても、しばらくは税金の心配をしなくていいってことです。

節税も何事も準備が大事

今回は、大赤字でも将来の利益のために、確定申告すると良いことがある。という話でした。
起業して成功するためにも、やっぱり準備って大切ですよね。
今回紹介した赤字の繰り越しも、経営でいう「守り」の部分です。だから、経営でいう「守り!」実は、大事なんですよね。
この「守り」も、どうせなら、ひとり起業家にしかできないような方法で、効率よくできたらいいと思いませんか?
こんな話をこのサイトではどんどん紹介していきます。
次回もお楽しみに!