【分身の術&分散の術】経営の守りを固める法人化のすすめ

Last updated on 2022年10月31日 By 杉田健吾

今回は、僕のクライアントさんである「Lさん」という女性について、具体例を交えながら法人化のすすめを紹介いたします。以前紹介した分身の術と、今回紹介する分散の術の合わせ技を参考にしてみてください。
この記事では、元国税で現在はひとり起業家(ひとり社長)専門のお金と税のコンサルタントである僕が、法人(会社)を設立することで、手許に賢くお金を残す方法を紹介しています。
賢く節税をしたいひとり起業家は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

今回の内容は

クライアント「Lさん」の紹介
経営の「守り」を大切にしている
成人したお子さん3人は全員社長
分散の術が成功

趣味を仕事に取り入れることも考える
Lさん一族の趣味
会社の事業目的に趣味を取り入れる
趣味の支出を経費化させる
Lさんは分身の術と分散の術の両刀使い

やっぱり経営には「守り」が大事

クライアント「Lさん」の紹介

本題に入る前に、簡単にLさんの紹介をさせてください。

経営の「守り」を大切にしている

Lさんは、とにかく将来に向けて「守り」を大切にしている方です。
正直、僕の独り言や気まぐれの提案を、どんどん実際にご自分の環境で試されています。

成人したお子さん3人は全員社長

Lさんには成人したお子さんが3人おられます。そして、今は全員、別の会社にお勤めです。そして3人のお子さんは知ってか知らずか、それぞれが会社の社長になっています。
しかも、株主も各お子さんです。う〜ん、相続対策もバッチリですね。

分散の術が成功

Lさん自身も、ちゃんと3社の役員になっていて、今はLさんが中心となって、この3社を回しています。つまり、お子さんの3社を使って、ご自分の事業を上手に分散されている状態です。これぞ「分散の術」ですね。
そして、この3社を使って、お子さんたちにも、ちゃんと経営を学ばせています。後継者問題もバッチリですね。

趣味を仕事に取り入れることも考える

こんなLさんですが、面白いのは、この3人のお子さんたち、それぞれに、結構はまっている別々の趣味があることです。

Lさん一族の趣味

Lさん一族の趣味をまとめると以下のようになります。
  • ひとりは、旅行が趣味で、インスタグラム等をかなり使いこなしている
  • ひとりは、写真が趣味で、休日はあらゆるところに出かけて行って、写真を撮っている
  • ひとりは、韓流アイドルの追っかけをしている
  • Lさん自身は不動産物件を見に行くのが趣味
ちなみに、不動産物件を見に行くのが趣味というのは、僕と同じです(笑)。

会社の事業目的に趣味を取り入れる

このように多彩な趣味があったので、僕の提案で3社の事業目的にそれぞれの趣味に合いそうなものを入れました。
これだけ聞くと、訳がわからないですよね。
今の時代、何が将来のビジネスに結びつくかわからない時代です。そして、得てして、趣味などの自分の好きなことが、デザインの仕方でビジネスになる時代です。
そんな趣味がいつ突然、ドカンと、収入が発生するかわかりません。
商品やサービスの中身は何もいじらなくても、ブランディングの仕方を変えただけで、ドカンと売れてしまう時代です。
だから、今のうちからそれぞれの器(法人)を作っておいて、お子さんたちに経営意識を持たせるとともに、Lさん自身の分身の術にも役立てているのです。
 

趣味の支出を経費化させる

趣味を会社の事業目的に取り入れると、節税の効果があります。
なぜなら、お子さんと自分の趣味の活動は当然、それぞれの会社の事業目的に合致しているので、すべて経費化できるからです。また、その活動でいろんなところに行くので、趣味で移動するだけで例の出張旅費がもらえ、社長の財布にお金が貯まっていくわけです。
出張旅費がわからない人は、過去の「旅費規程を作るだけで給料以外に月40万円の無税のお金を得る方法とは?」をご覧ください。
 

Lさんは分身の術と分散の術の両刀使い

趣味を経費にする方法を、Lさんもお子さんも、しっかりと実践しています。
つまり、Lさん自身は、分身の術と分散の術を見事に使いこなしているってことですね(笑)

やっぱり経営には「守り」が大事

今回はLさんを例に、経営の守りについて紹介してきました。
今の時代の流れはものすごくはやく、ビジネスの浮き沈みも激しいですね。だから、これからの若者は一瞬にして億万長者にもなるし、一瞬にして破滅に向かう可能性もあります。
しかし、いつの時代でもしぶとく生き残るのはやはり、「守り」を固めた者ではないでしょうか。
だからこそ、ひとり起業家の方は、自分で立ち上げたビジネス、そして、家族を激しい時代の流れから守ってほしいと思います。
そのための準備として、法人という便利な器を持つことを検討してみてはいかがでしょうか?
それでは、次回もお楽しみに!