社長のボーナスで社会保険をドカンと節税!

Last updated on 2023年4月5日 By 杉田健吾

以前のレクチャーでは、「月給10万円にすると社会保険をガツンと節税できる?」というお話をしました。この対策は賢く活用すると本当に助かりますから、起業初期の頃は特に上手に活用して社長の手許にお金をしっかり残していってほしいと思います。

今回のレクチャーは、いよいよ社長のボーナスの活用です!社長のボーナスの活用方法を知っているか知らないかで手許に残るお金にガツンと差がでます。手許にたくさんお金を残したいという方は最後までぜひ読んでくださいね。

今回の内容は

月給を10万円にすると社会保険をガツンと節税できる?
社長の月給を10万円にすると社会保険料の額はいくら?
会社に利益が残るようになった場合、月給10万円のままではいかない?

社長のボーナスを上手に活用せよ!
賞与と月給では社会保険料の算定方法は違う?
社会保険料の額はいくら?
社長のボーナスの活用をやるかやらないかで大きな差がでる

まとめ

月給を10万円にすると社会保険をガツンと節税できる?

軽く以前のレクチャー「月給10万円にすると社会保険をガツンと節税できる?」のおさらいをしておきましょう。

社長の月給を10万円にすると社会保険料の額はいくら?

社長の月給を10万円にすると、社会保険料が毎月3万円弱ですという話をしましたね。

(内訳)

厚生年金保険料:17,934円

健康保険料:11,426円

この金額を、法人と個人で折半して負担することになります。なので、社長の月給を10万円に抑えたままで賢くお金を回せれば、税金も社会保険もかなり負担が軽くなります。その結果、お金を手許に残せるのです。

会社に利益が残るようになった場合、月給10万円のままではいかない?

しかし、そうは言っても、ビジネスがうまく行き出して、法人に利益がどんどん残るようになってきた場合、そろそろ社長の給料を上げないとまずいよねという状況になってきます。そこで何も知らない税理士さんに任せてしまうと、「じゃあ社長の月給を50万円にしましょう」とか「100万円にしましょう」ってやってしまうんですね。

なにも考えずに月給を増やしてしまうと、社長の月給に対する社会保険料ってとんでもない金額になっていくんです…。ちなみに、そろそろ月給100万円(年収1,200万円)はもらいたいよねと思い、社長の月給を100万円に上げたとすると、この社会保険料っていくらになると思いますか?

なんと…!月々22.7万円、年間273万円にもなるんです。えっ?ええっ?えええ〜〜〜と驚いちゃいますよね。さらに月給を150万円(年収1800万円)も取ってしまうと、社会保険料はなんと月々27.5万円、年間330万円にまで達してしまうんです。月27.5万円って介護付き有料老人ホームよりも高い金額になりますからね。どんだけ持ってくねん!ってツッコミたくもなります。

社長のボーナスを上手に活用せよ!

実は、今回のテーマである「社長のボーナス」を活用すると、あら不思議。同じ年収だったとしても、社会保険料の額をかなり抑えられるんです。

賞与と月給では社会保険料の算定方法は違う?

賞与にかかる社会保険料は、月給にかかる社会保険料の算定方法とは次のように違います。

月給にかかる社会保険料:4〜6月の給料をもとに算出された額が毎月同額

賞与にかかる社会保険料:賞与の額×保険料率で算出された額

ただし、賞与にかかる社会保険料には上限があり、賞与の額が、健康保険料では年間573万円、厚生年金では月間150万円までしか社会保険料がかからないことがポイントです。例えば、5月に支給した賞与の額が1,000万円だとしても、1,000万円全額に保険料率をかけるのではなく、健康保険料は573万円までに対して、厚生年金は150万円までに対して保険料率をかけることになります。

社会保険料の額はいくら?

具体的にどのくらいの差がでるのかみてみましょう。

年収(万円)ボーナスを活用した場合の社会保険料の額(万円)月給だけでもらった場合の社会保険料の額(万円)差額
1,200万円年間120万円年間273万円年間153万円
1,800万円年間120万円年間330万円年間210万円

この表を見ていただいたら分かるように、なんと最大で、200万円以上も節税(節約)できてしまうというわけですね。社長のボーナスを賢く活用するかしないかだけで年間200万円以上も差が出るなんて、意味がわからないですよね。

このコンサルだけで、コンサル料50万円もらってるコンサルタントもいるくらい、効果のある対策なんです。50万円のコンサル料を支払ったとしても、毎年毎年200万円も節税できるなら安いもんですがね…笑

社長のボーナスの活用をやるかやらないかで大きな差がでる

社長のボーナスの活用方法を知らない方が多い中、賢く活用している経営者がいるのも事実です。同じ給料なのに150万円も200万円も社会保険料を安くできちゃうなんて、やらないのが本当にもったいないと思いませんか?しかも、その効果は1年限りではない!毎年毎年続くんですから、もうどんだけ違うの〜って。本当に知ってるか知っていないか、やってるかやっていないかだけで、こんなに大きな差がつくんですよ!

だからこそ…、ここ、ここ、ここをしっかり守る!とても大切です。

まとめ

今回のレクチャーでは、社長のボーナスを活用することで社会保険料をガツンと節税できる方法について話しました。今回のポイントは、次の3つです。

・社長にもボーナスをだすことができる

・会社に利益が残るようになったら社長のボーナスの活用の検討を!

・ボーナスを活用することで、社会保険料を200万円以上も節税できる

ということでせっかく興味を持っていただいた税の世界について…、ぜひ今回はその理解をさらに深めていただき、社長の手許にお金がどんどん貯まり出す経営にぜひチャレンジしてみませんか?そのために今学ぶことへの投資、とっても有意義だと思いますよ〜。もし私からのメッセージにあなたがピピッと来たのであれば、ぜひこの機会にチャレンジしてみませんか?