ビジネスの現状把握できてる?このまま行くと私どうなるの?

Last updated on 2024年1月12日 By 杉田健吾

あなたの通帳には残高がいくらありますか?その残高はあなたの理想としている残高ですか?今回のレクチャーでは、あなたが理想としている通帳残高を手に入れるための方法を紹介します。「いつまでたってもお金が貯まらないな…」と嘆いているひとり起業家の方はぜひ最後まで読んでくださいね。

今回の内容は

前回のおさらい:ビジネスの現状把握できていますか?
あなたのお金がない理由は?
現状把握ができればどうとでもなる!

現状把握するポイントはどこ?
ポイント①:ビジネスの収支はどうなっているか
ポイント②:お金が残る仕組みづくりはできているか
ポイントを押さえればあとは改善するだけ

現状把握が「お金がない」を打破するカギ!

前回のおさらい:ビジネスの現状把握できていますか?

本題に入る前に前回のレクチャーのおさらいを軽くしておきましょう。

あなたのお金がない理由は?

前回のレクチャーで、あなたの通帳にお金がない理由は「自分のビジネスの現状把握ができていないから」という話をしました。

コンサルティングの世界では「クライアントさんの現状を正しく把握できたら仕事の8割は終わったようなものだ」と言われています。実はあなたのビジネスでも同じことが言えるんです。あなたがビジネスの現状をしっかりと把握できれば、あなたが抱えている問題を改善するための打ち手はいくらでも考えられます。

とはいえ、いまひとつピンとこなかった方もいたのではないでしょうか?

現状把握ができればどうとでもなる!

現状把握ができると、あなたが行きつく先が分かります。簡単にいうと、通帳にお金が貯まらないどころか通帳のお金がどんどん減っていってしまうことが分かります。「そんなのはっきり分かったら不安になるじゃないの?怖い。」と思うかも知れませんが、本当はその現状から目をそらしているから、どんどん不安になるんですね。

見たくないものに蓋をすればその一瞬は不安から逃れられます。しかし、目をそらせばそらすほどその不安は大きくなっていってしまうんです。これでは悪循環ですよね。そうではなくて一度きちんと現状を把握してほしいです。

現状把握するポイントはどこ?

「現状把握っていってもなにを把握したらいいの?」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?現状把握するべきポイントを紹介しますね。

ポイント①:ビジネスの収支はどうなっているか

あなたのビジネスの収支がどうなっているかについて把握しましょう。ビジネスの収支とは、どれくらいの売上があって、どれくらいの経費を使って、その結果どれくらいのお金が残ったかです。売上について把握しているひとり起業家は多いです。しかし、経費や利益については把握していない方がほとんどといっていいでしょう。

売上にコミットすることももちろん大切ですが、いくら使っていくら残ったかを把握できていないと、いつまでたっても通帳の残高は増えません。なぜなら手元に入るお金が増えればお金持ちになったような気になってしまい、どんどんお金を使ってしまうからです。手元に入るお金ではなく、手元に残るお金を重視するようにしましょう。

ポイント②:お金が残る仕組みづくりはできているか

次に大事なことは、お金が残る仕組みづくりができているかです。お金は使わなければ残ります。しかし、売上を伸ばすためにはお金を使うことも重要です。例えばセミナーを受講したり、スペックの良いパソコンを買ったり、起業仲間たちとの情報交換の場に参加したり…などですね。そのお金をケチっては本末転倒です。「お金を使わない」という選択ではなく、「お金を使いながらもお金が残る仕組み」をつくりましょう。

ポイントを押さえればあとは改善するだけ

紹介したポイントをきちんと押さえましょう。ここをきちんと押さえたらあとは簡単ですね。

・どこをどう改善すれば通帳のお金が減っていかないのか?

・いつまでにいくら残したいのか?

・結構使いながらもどんどんお金を残して行くためには、どこをどう改善していけばいいのか?

など…あなただけのプランをワクワクしながら考えればいいんです。

現状把握が「お金がない」を打破するカギ!

今回のレクチャーでは、お金を通帳に残すために現状把握するべきポイントを紹介しました。今回のポイントは次の3つです。

・あなたのビジネスの売上以外の数字を把握すべし

・お金を使わない選択ではなく、お金を使いながらもお金を貯める方法を学ぼう

・現状把握ができれば、あなたのビジネスの最適プランを考えることができる

まずは現状把握をすることからはじめましょう。そのあとのお金をどんどん貯める、お金をどんどん残すための改善の手段はいくらでもあります。その一つとして「法人と個人の税金をいかに最適化して行くか?」ということを僕は提案しています。気になる方はぜひ他のレクチャーも読んでみてくださいね。