売上だけしか見てないとどうなる？売上が上がってもなぜお金がないの？売上！売上！売上！！！

Last updated on 2024年1月8日 By 杉田健吾

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ひとり起業家でひとりビジネスやっていると、一番気になる数字って何でしょうか？以前も書きましたが、やっぱり売上ですよね。

今回のレクチャーでは、売上だけにコミットしているとどうなるかについてお話します。「売上をあげることへの努力は惜しまないよ！」という方は、ぜひこのレクチャーを読んで、次のステップに進んでいっていただきたいです。

今回の内容は
ひとり起業家は売上にコミットしがち？
売上高については把握できている起業家が多い
 売上以外の数字を把握していますか？

お金が手元に残る仕組みづくりに時間とお金をかけるべき！
仕組みづくりを重要視する人は少ない仕組みづくりを重要視する人は少ない
 「気が付いたらお金がない」から脱却したいのであれば

売上が伸びてきたら、次はお金を残すことにコミットしよう

ひとり起業家は売上にコミットしがち？

ビジネスをやっている方であれば、誰しもが思うことは「とにかく早く売上をあげたい」ですよね。売上をあげることはもちろん大事です。でも、そろそろ売上以外にも目を向けてもいいころではないでしょうか。

売上高については把握できている起業家が多い

駆け出しの頃は、特に売上をあげることにコミットしがちだと思います。とにかく早く100万円稼ぎたい。100万円を達成したら次は500万円。その次は1,000万円。そして売上1,000万円を超えたら、次は2,000万円…次は3,000万円…よ〜し5,000万円だ、という感じですよね。

なので、どんなひとり起業家の方も自分の売上については、みんなだいたいの数字は分かっています。

売上以外の数字を把握していますか？

しかし、このような質問をされたらどうでしょうか？

・あなたのビジネスの利益ってどんな推移で動いていますか？

・売上をあげるために経費をいくらぐらい使っていますか？

・毎月の固定費っていくらぐらいありますか？

・ビジネスで稼いだお金と私生活で使っているお金との関係はバランス取れていますか？

・そもそも手元のお金は増えていってますか？

実はこのような質問をされると、みなさん渋い顔をされるんですよね。ここをきちんと見ている人となると、途端に人数が減ってしまうんです。

お金が手元に残る仕組みづくりに時間とお金をかけるべき！

売上にコミットすることももちろん大事ですが、順調に売上が伸びていっているのであれば、次のステップに進みませんか？次にやるべきことは「お金が手元に残る仕組みづくり」をすることです。

仕組みづくりを重要視する人は少ない

ひとり起業家の中で、「利益」や「経費」といった「売上以外の数字」をきちんとおさえて、お金が手元に残る仕組みづくりに時間とお金をかける人といったら、途端に少なくなるのが現状です。ひとり起業家に限らず、社員50名ぐらいまでの会社の社長でも、毎月きちんとこれらの数字を抑えて経営している方はかなり少ないですからね。

「お金を手元に残すために時間を使うんだったら、その時間で売上を伸ばしたほうが効率がいいんじゃない？」「お金を手元に残すためにお金を使うって、なんだか矛盾してるんじゃない？」とおっしゃる方もいます。

たしかに売上をガンガン伸ばしていったほうが手元に入るお金は増えます。でも、手元にお金が入ったとしても、残りはしないんです。さらにお金を手元に残すためにお金を使わなければ、「税金」という形でもっと多くのお金が出ていくことになります。

「気が付いたらお金がない」から脱却したいのであれば

でも、もし、あなたがひとり起業家ならば、今からここの「仕組みづくり」にちょっとだけ時間とお金を使ったら、どうなると思いますか？

毎日と言わないまでも、2週間に1回とか1ヵ月に1回でいいんです。この仕組みづくりに時間を使ったら、間違いなく「稼いだお金がいつの間にか無くなった」という状態から、今までの2倍3倍のお金が手元に残せるようになります。

結局お金を手元に残す仕組みづくり自体は、そんなに難しいことではありません。見るべきことをちゃんと見て、やるべきことをやるだけなんですね。しかし、ほとんどの人がそこに目を向けない、そこを見ようとしないのが現状です。いえ、「たとえ見たとしてもやろうとしない」という方が正しいでしょうか。だから「気がついたらお金残ってね〜し」なんてことになっているんですね。

気が付いたらお金がないという状態から脱却したいのであれば、やるべきことはただ一つです。そろそろ見て見ぬフリはやめませんか？そろそろ本気で稼いだお金をしっかり手元に残す仕組みづくりを始めてみませんか？