なぜ通帳にお金が残ってないの?
Last updated on 2024年1月10日 By 杉田健吾
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コンサルティングの現場では「現状把握が8割だ!」なんて言われます。これはあなたのビジネスにおいても同じことが言えるんです。今回のレクチャーでは、あなたが自分自身のビジネスの現状把握をすることの重要性についてお話します。
あなたの通帳からはどんどんお金がなくなります
あなたの通帳の残高はいくらありますか?
「ああ、今月もお金が全然ない」だなんて嘆いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで「来月はもっと稼がなきゃ」と思っているようでは、来月もあなたの通帳にはお金が残っていないかもしれませんよ。
お金がどんどんなくなる不安を抱えていませんか?
ビジネスをやっていて、こんな不安をかかえていませんか?
・稼いでも稼いでも、お金がなくなる不安
・稼いでも稼いでも、お金が残らない不安
・稼いでも稼いでも、お金が貯まらない不安
つまり、通帳からお金がどんどんなくなる不安です。そんな不安をいつも抱えているのだとしたら、もしかすると自分のビジネスの現状把握ができていないのかもしれません。
あなたのお金が貯まらない理由とはなに?
通帳にお金が貯まらないのはなぜでしょうか?その原因はいったい何なのでしょうか?
・そもそも売上がないから?
・いやいや、売上はあるけど利益がないから?
・いやいや、利益はあるはずだけど、その利益どこに消えていってるのかわかってないから?
・もしかして借金の返済が大きいから?
・次から次と新しいセミナーを受講してるから?
えっ?そもそもいくら稼いで、いくら使って、いくら残ってるかなんて、そんなこと考えたこともないって…?あなたのお金が手元に残らない理由はただひとつです。それは、自分のビジネスのお金の流れを全く見れていないことです。
現状把握をすれば問題解決の糸口が見つかる
今のあなたに必要なことは、もっと稼ぐことではなく、現状を把握することなんです。現状把握ができれば、お金を貯めるための糸口が見つかるので、ぜひとも現状把握にトライしてほしいですね。現状把握のために何をしたらいいのかをお話ししますので、参考にしてみてください。
現状把握さえできればどうとでもなる
冒頭にも書きましたが、コンサルティングの現場では「クライアントさんの現状を正しく把握すること」が仕事の8割だと言われます。つまり言い方を変えれば、「現状を正しく把握できたら仕事の8割は終わったようなものだ」ということです。
現状さえ正しく把握できたら、それを改善するための打ち手はいくらでも考えられるんですね。そうなると不安よりも次の一手を考えるのが楽しくなってくるので、いつの間にか不安がなくなってきて、気がついたら通帳にお金が貯まりだします。
現状把握とは「見える化」すること
「現状把握」とは、言葉の通り「現在置かれている状況を正確に掴むこと」です。では、具体的に何をしたらいいのかと思いませんか?現状把握しろと言われると難しく感じますが、実は簡単です。
あなたのビジネスのお金の流れを「見える化」すればいいんです。つまり、ビジネスを数字で考えることが大切です。レシートや領収書はほったらかしで、なんとなくどんぶり勘定をするのはやめましょう。自分が何にお金を使ったのか、その結果どれくらいお金が残ったのかを正確に把握するんです。数字を見なければ、自分の行動の何が成功につながっていて、なにが失敗につながっているか分かりません。
あなたのビジネスのコンサルティングをするのはあなた自身
さっきもお伝えしましたが、コンサルティングの現場では「現状を正しく把握できたら仕事の8割は終わったようなもの」でしたよね。そこでひとつ質問です。あなたのビジネス、すなわちあなたの会社のコンサルティングって誰がするのですか?
それは…ズバリ「あなた!!!」ですよね。
自分の会社、自分のビジネスの現状把握できてますか?なぜ通帳にお金が残らないのか?なぜ通帳にお金が貯まっていかないのか?その現状を正しく把握さえすれば、そこを改善する打ち手はいくらでも見つけられますよ。これが実はあなたのお金の不安を解消する大きな第一歩に繋がります。
まずは現状把握からはじめよう
今回のレクチャーでは「現状把握することの重要性」についてお話しました。今回のポイントは次の3つです。
・あなたのお金が残らない理由は、自分のビジネスのお金の流れを現状把握できていないから
・現状把握とはつまり「見える化」
・数字で考えるクセをつけると自ずと改善点が見えてくる
ひとりでビジネスをやっていると、どうしても売上を伸ばすことに時間を追われて、ビジネスの全貌がみえてきません。売上をあげることだけをビジネスの成功と捉えがちですが、稼いだお金をいかに手元に残すことができるかが本当の意味でのビジネスの成功です。そのためには、まず現状把握をすることから始めましょう。