やっぱり素敵な交際費!

Last updated on 2023年8月10日 By 杉田健吾

あなたは一人で外食することってありますか?常に家族と一緒っていう人もいるかもしれませんが、ビジネスをやっているとクライアントと食事をすることも多くなります。そして、その時のためにリサーチも兼ねて一人でお食事をするなんてこともあるのではないでしょうか?

でも一般的には、一人での飲食代って経費になりにくいと言われていて、税務調査で否認されるイメージがありますよね。でも、僕の考えは少し違っていて、一人での飲食代も交際費として経費にしています。そこで今回は、一人での飲食代を経費にしてもよい理由について紹介します。

今回の内容は

一人での飲食代が経費になりにくい理由
一般的には一人での飲食代は経費になりにくい

理由があれば一人の飲食代も経費に
行きつけのお店に行く理由
一人の飲食代を経費にするための理由

ただし経費にできるのは法人の場合のみ
法人化して一人での飲食代も経費にしよう

一人での飲食代が経費になりにくい理由

僕には東京に何軒か行きつけのお店があるのですが、そのお店はクライアントさんといろいろお話しをしたいときも使わせていただいています。そのお礼も兼ねて一人でもよく食べに行っています。この一人での飲食代ですが、経費になるでしょうか?あなたはどうしていますか?

一般的には一人での飲食代は経費になりにくい

通常は一人での飲食代は経費にしにくいって言われますよね。確かに一人でご飯を食べた場合、それが自分のビジネスに全く関係していなければ経費にはなりません。だって、人間はご飯食べないと生きていけないですからね。だから普通は日常的に自分が食べる飲食代は個人的な支出だから経費にならないよって言われるのですね。

まあ、この考え方からすると一人で飲食店に行ってご飯食べる費用って個人的な支出だから「社長!それはポケットマネーで払ってよ」って言われますよね。この考え方も理解はできます。

理由があれば一人の飲食代も経費に

でもね。ちょっと見方を変えて見てみると、あなたにも行きつけのお店ってあると思いますが、なんで行きつけのお店って作るの?って考えたことありますか?

行きつけのお店に行く理由

行きつけのお店を作る理由を考えた場合、自分が楽しむためということもあるでしょうが、それとは別に、そのお店に誰かを連れて行っていい気分になってほしいから、楽しい気分になってほしいから、喜んでほしいからっていうのもありますよね。そのためにせっせと通って、行きつけのお店を探したり作ったりしている。

今日はたまたま一人で来ているかもしれませんが、これも将来のクライアントさんのためだって言えなくもないですね。起業家仲間と親睦を深める場を作るために、行きつけのお店に通ったり探したりしている。そうであるならばこれは立派な経費じゃないの?って思いませんか?えっ?一人での飲食代も経費になるの?って、そりゃ〜ちゃんとした理由があったら、何だって経費になりますよ。ちゃんと理由があればね。

一人の飲食代を経費にするための理由

そしてその理由とは、あなたのビジネスにちょっとでも関係あるか、または今後関係があるようになるかもしれない人たちに

  • 喜んでもらうために
  • 楽しんでもらうため
  • 癒されてもらうため
  • ストレス発散してもらうため
  • 気分転換してもらうため
  • 仲良くなるため
  • 親睦を深めるため
  • 接待するため

等々のためです。もしこのような理由でお店を開拓するために通ったり、探したりしているなら、これも交際費としての立派な理由でいいんでないの?って話ですよね。

ただし経費にできるのは法人の場合のみ

ただし注意してほしいのは、僕がここで言っている交際費になる理由は、あくまでも法人の場合です。個人事業主の交際費の範囲はここまで広くはなく、かなり限定的です。これに対して法人の交際費の範囲ってめっちゃ広いんです。僕の解釈からすると、ほぼなんでも交際費になるんじゃないの?みたいに思える。なので僕は早くから法人化して、かなりの飲食代も交際費にしてます。

法人化して一人での飲食代も経費にしよう

今回は、一人での飲食代を経費にしてもよい理由について紹介してきました。一人での飲食でもビジネスに関係する食事であれば経費にすることができます。そして、ビジネスに関係する食事の例として、クライアントを接待するためのお店のリサーチについて紹介しました。こうやって一人の食事でもビジネスに関係する何かしらの根拠があれば、経費にできるんです。

ただし、一人での飲食代を経費にしやすいのは法人で、個人事業主では難しいです。法人であればたいていの費用を交際費で経費にできると思っています。こんなメリットもあるのでそろそろ法人にと考えているなら、早くやってしまうのもひとつですよ〜。ではでは今日はこの辺で。