社長一人で料理屋に^ ^これって経費?

Last updated on 2023年9月5日 By 杉田健吾

社長一人での食事は経費にできないって聞いたことありませんか?世間的には社長一人の食事は、仕事がなくてもするものだから経費にできないって言われていますよね。お堅い税理士さんや調査官も同じことを言うでしょうね。

僕もほとんどの食事は経費にならないと思います。でも、全ての食事が経費にできないかというとそうでもないんですよね。一人で食事をしても、その理由がビジネスに関係のあることなら、ちゃんと経費として落として良いんです。そこで今回は、社長一人で料理屋に行ったときの食事代を経費にできる理由について解説します。

今回の内容は

社長一人の食事代はさすがに経費にできない?
一人での食事を交際費にするのはさすがにまずいのでは?

一人での食事を経費にできないとは言いきれない
一人で食事をしただけではもちろん経費にできない
なぜ一人で食事をしたのかその理由が大事
理由がおもてなしのためなら交際費でしょ

節税脳を鍛えれば一人での食事も経費にできる

社長一人の食事代はさすがに経費にできない?

先日、ある友人のおすすめで都内のオシャレな料理屋さんに一人で行ってきました。なんの目的で行ったかと言うと、お世話になった起業家さんを今度、おもてなしするためです。おっ、出てきましたね「お・も・て・な・し」。この言葉っていい響きですよね。お・も・て・な・し!

僕のレクチャーを長いこと読んでいただいてるあなたなら、次に僕が何を言うかもうお分かりですよね。そうそうこの言葉、おもてなしという言葉が出てきたということは、一人での食事も交際費として僕の会社(法人)の経費にできるんじゃないの?っていう発想ですね。

一人での食事を交際費にするのはさすがにまずいのでは?

えっ?ちょっとちょっと、杉田さんさあ〜それってちょっとおかしくない?交際費って取引先を接待した場合に使う経費ですよね。取引先をおもてなしした時に支払ったお金が、交際費として経費になるって話でしたよね。なのに今日の話って、杉田さんが一人でお店に行っただけですよね。

たしかに今度、お世話になった起業家さんをもてなすために行ったのかもしれませんが、それって杉田さんが一人で勝手に料理屋に行ってご飯を食べただけですよね。そんなの交際費って言わないんじゃないの?そんな社長が一人でご飯を食べに行ったお金まで交際費って言うのは、ちょっとまずいんじゃないの?

一人での食事を経費にできないとは言いきれない

ふふふ。いいところ見てますね〜。なかなか勉強してますね〜。いい感じで頭が固くなっていますね〜。これね。お堅〜い税理士さんや、うるさ〜い調査官が言いそうなセリフですよね。社長が一人で飲食した費用は経費には認めないよ!っていうセリフです。でもこのセリフ、僕に言わせると頭が硬すぎます。

一人で食事をしただけではもちろん経費にできない

確かに僕がお店に一人で食事に行ったというワンシーンだけを見ると、それって社長が一人でごはんを食べに行っただけでしょ?って言われて、そんなもん経費になりますかいな!って叱られそうです。でもね。そもそもの目的は?って話で、そもそもなんでその料理屋さんに行ったの?なんでそんなオシャレな料理屋さんに一人で行ったの?なんで彼女を連れていかないの?(おいおい、話がそれたよ〜)って話ですよね。そこんところをちゃんと考えてますか?って話です。

なぜ一人で食事をしたのかその理由が大事

なんで僕が一人で食事に行ったかというと、最初にも言いましたがお世話になった起業家さんを今度「お・も・て・な・し」するためです。そのために事前に実際に自分でその料理屋さんに行って、実際に自分で料理を味わってみて、お店の雰囲気を実際に味わってみて、このお店でちゃんとその起業家さんに喜んでいただけるか?おもてなしに値するか?を事前にお金を使って下調べしに行ってるんですよね。

理由がおもてなしのためなら交際費でしょ

だったらこれ、やっぱり人をもてなすための費用ってことになりますよね。たしかに僕が一人でご飯食べに行っただけですが、その目的はお世話になった起業家さんを今度もてなすための費用ですよね。だったらこれって結局は、自分のビジネスに関係する人を”もてなす”ために支出するお金ですよね。と言うことはそれってやっぱり交際費ですよね!って話です。

節税脳を鍛えれば一人での食事も経費にできる

今回は、社長一人で料理屋に行ったときの食事代を経費にできる理由について解説してきました。頭がお堅い専門家からすると、社長が一人で食事をするというシチュエーションだけで、経費にはできないと決めつけてしまいがちです。しかし、僕の考えはちょっと違います。

社長一人で食事に行ったとしても、わざわざ料理屋さんに足を運んだ理由があるんです。その理由が例えば誰かをおもてなしするための準備(下調べ)だったら、それはもうもてなすために支出するお金でしょってことです。それなら交際費を使っても良いよねってことですね。このように理由がビジネスに関係あるなら社長一人の食事でもしっかり経費にできるんです。

どうですか?だんだんと節税脳が鍛えられてきましたか?えっ?杉田さんさあ〜それって結局は、ものは言いようなんじゃないの?って思いましたか?ははは。いいところに気がつきましたね。その通りです。ものは言いようなんですよね。ただね、注意すべきはものは言いようでも、それが単なる屁理屈なのか?理屈が通っているのか?ということが重要ですからね。なので僕はこのレクチャーで、あなたの頭にいろんな概念をお届けしているんですね。

と言うことであなたも節税脳をどんどん鍛えていただいて、自分のビジネスのお金は自分でしっかり守るんだ〜という意識・知識・知恵を僕のレクチャーでゲットしてくださいね。ではでは。今日はこの辺で。