自宅で仕事をしてるなら社宅にしたら?家賃の9割経費にする方法

Last updated on 2023年3月13日 By 杉田健吾

僕の周りのひとり起業家さんは、けっこうな割合で自宅を賃借している方が多いです。そして、ひとり起業家なので当然自宅でも仕事をします。そして家賃の一部を会社の経費にしています。あなたも家賃の一部を経費にしているひとり起業家のひとりなのではないでしょうか?

しかし、仕事場を経費にする方法には限界があるんです。どんなに頑張っても家賃の半分を経費にすることは難しいでしょう。しかし、その家を社宅にしたら、家賃の9割も経費にできる可能性があることを知っていましたか?

そこで今回は、自宅を事務所としても使っているなら社宅にしようという話をします。社宅を活用していない人はぜひ参考にしてみてください。

今回の内容は

自宅兼事務所だと経費にできる割合が少ない
社宅なら家賃の9割を経費にすることも可能
自宅兼事務所なら社宅にしよう!

自宅兼事務所だと経費にできる割合が少ない

自宅兼事務所といってもほとんどの方が、完全に分離した仕事部屋があるわけではありません。リビングでパソコンの作業をしたり、Zoomでセッションしたりといった使い方がほとんどではないでしょうか。

このようにプライベートの部屋と仕事部屋が明確に分離されていない場合は、どうしても事業用割合(仕事で使っている割合)は低くなってしまいます。まあ頑張っても5割は難しいでしょう。正確に計算すると2割~3割くらいになってしまいます。

2, 3割になってしまうと、自宅の家賃が月20万円なら、経費にできるのは月4万〜6万円程度が限界となります。まあ、これでも経費にならないよりはマシだとは思いますが、できればもうちょっと経費にしたいですよね。そこで自宅の家賃を経費にするなら、僕のレクチャーでも何度も紹介していますが、社宅にしたら?って話です。

社宅なら家賃の9割を経費にすることも可能

自宅を社宅にするには、会社が大家さんと賃貸借契約を改めて結ぶ必要はありますが、うまく変更できればそのまま社宅にできます。今住んでいる家にこだわらなければ、会社名義で賃借できる自宅を最初から探してもよいでしょう。条件があえば家賃の9割を経費にできるかもしれません。しかも、自宅兼事務所であれば通常の社宅利用と比べて、もっと経費割合は上がるって知ってましたか?「公的使用があれば」ってやつです。

ちなみに、家賃が月20万円ならその9割は18万円ですよ!月18万円も経費にできるってことは、年間216万円も経費にできるってことですからね。税率が3割なら65万円、4割なら87万円の節税になります。しかも、これが毎年毎年節税できるって話ですからね。社宅を使える人は、使わない手はないって思いませんか?

自宅兼事務所なら社宅にしよう!

今回は、自宅を事務所としても使っているなら社宅にしましょうという話をしました。

ひとり起業家だと、自宅でも仕事をしている人がほとんどですよね。しかし、その自宅を社宅にしていないと、事業用割合で経費を計算しなければいけません。そうなると、頑張っても家賃の3~4割しか経費にできないでしょう。しかし社宅にすれば家賃の9割が経費にできるかもしれません。しかも事業用割合を気にする必要もありません。今、自宅で仕事をしているなら、その自宅を社宅にしてみてはいかがでしょうか?

それではまた。