私、、、面倒くさいのはダメなんですほとんど手間をかけずに節税したいって?

Last updated on 2023年7月14日 By 杉田健吾

前回のレクチャーで、内部留保ってなんだ?という話をしました。その話の中で、「うちの会社の内部留保は赤字です。でも会社のキャッシュはかなり潤沢にあります。」という話をしました。そして、内部留保があるけどキャッシュがない会社との違い、そしてこの秘密をわかっていただけるかな〜という話をしました。

あなたはこの違い、秘密をわかっていただけましたか?理解できなかった方のために、今回は内部留保が赤字なのにキャッシュがある理由のヒントをお話しします。

今回の内容は

キャッシュが潤沢な理由は無税のお金にあり

税金のフィルターを通す前に減さない準備をする

内部留保よりキャッシュの方が大事

キャッシュが潤沢な理由は無税のお金にあり

僕の会社の内部留保が赤字でもキャッシュが潤沢な秘密は、実は僕がこのレクチャーでずっとおすすめしている、失敗しない法人化そして旅費規程&役員報酬等の活用なんですね。つまり、ひとり起業家が法人という便利な器を持つことで、とても賢く無税のお金を作り出すことが可能となる。その結果、頑張って稼いだ自分のお金をしっかりと自分の手許に残るように守っていく仕組みづくりができる!ということですね。えっ?無税のお金って何?なんて今更言わないでくださいね。

今の世の中、何かお金を稼いだら、本来は税金というフィルターを必ず通さないといけないんです。自分が稼いだお金って、税金というフィルターを必ず通さないと自由に使えないんです。そして、フィルターを通すときにあなたに何も知識がないと、せっかく頑張って稼いだあなたのお金が、気がついたら3割ほどいつの間にか無くなっているということになってしまう。そしてあるとき気付くんです。あれ?私の稼いだお金はどこに行ったの?ってね。

税金のフィルターを通す前に減さない準備をする

知らないうちにお金が減っているのが、今の日本の税金の魔法なんです。何も知識がなかったら、何も守る手立てをしなかったら、税金というフィルターもしくは税金というゲートって言ってもいいかな、このゲートを通る時に必ず通行料を払わされるんです。つまり、あなたが何も知識がなかったら、あなたが何も手立てをしなかったら、100万円稼いだお金がこのフィルター、このゲートを通ったら、あれっ?と言ってる間に、70万円とか、60万円とか、50万円になっている。あれ?私のお金どこ行ったの?ってね。

後からいくら慌てて騒いでも、税金で取られたお金はもう返ってこないですからね。だから僕はこの税金というフィルター、税金というゲートを通す前に、しっかり準備をしておきましょうね。ってもう何年も言い続けているという訳です。

内部留保よりキャッシュの方が大事

今回は、僕の会社がなぜ内部留保が赤字なのにキャッシュが潤沢にあるのか?その理由を紹介しました。それが、失敗しない法人化そして旅費規程&役員報酬等の活用による無税のお金を作り出す仕組みですよ、という話をしました。なんとなくおわかりいただけたでしょうか。

しかし、多くの会社は無税のお金を作り出す仕組みなんて持っていません。その結果、会社に内部留保をどんどん貯め込んで、税金というフィルター、税金というゲートを通す時に、多くの税金を払い続けているんです。それではやはりキャッシュは残らないですよね。

しかも、内部留保が潤沢にあったとしても、これは単なる過去の利益の累積でしかなく、あなたの会社に内部留保というキャッシュ(現金)が潤沢にあるわけではないよということでしたね。そんなもんはとっくの昔に在庫とか建物とか土地等の別の資産に変換されてて、間違いなくそんなお金、あなたの手許に残ってはいないはずですからね。

ちなみに、僕は会社では、無税のお金を賢く作り出す仕組みを存分に使っているので、税金を最小限に抑え、その結果、内部留保は赤字ですが、なぜかキャッシュが潤沢に残っているというわけです。ということで、そろそろそこのあなたも知識という武器をゲットして、税金というフィルター、税金のゲートを賢くクリアする準備をする時ではないでしょうか。それではまた。