海外出張で支度金を超えるメリットとは?旅費規程の出張手当を紹介!
Last updated on 2023年1月31日 By 杉田健吾
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前回は、支度金がもらえるから、海外出張に行くなら旅費規程を導入した方が良いですよ。という話をしました。
どうですか?旅費規程の良さが少しはわかっていただけましたか?でも、支度金の数十万円では満足できないという人も多いでしょう。実は、旅費規程のすごさは、支度金だけではないんです。そこで今回は、支度金だけでは満足しないあなたのために、もう一つの大きなメリットを紹介していきます。
海外出張の旅費規程メリット
僕が、海外出張をする際に旅費規程を導入した方が良いと言っているのには、以下のようなメリットがあるからです。
旅費規程のメリット1:支度金
前回、仕事で海外に出張することになれば、まず会社から「支度金」というものがもらえます。という話をしました。覚えていますか?この支度金が、1つ目のメリットです。
海外に出張するためには、いろいろと携行品などを準備する必要があります。そうなれば、
スーツケースや旅行用カバン、携帯の充電器等の備品などいろいろと買わないといけません。だから、そのお金を会社が出してあげましょう!「はい、10万円」と、おこづかいみたいにもらえるものが「支度金」という話をしましたね。
旅費規程のメリット2:日当(出張手当)
海外出張において、支度金以外の旅費規程のメリットとして、日当(出張手当)が挙げられます。旅費規程で規程している日当(出張手当)も、支度金と同様に無税のお金として受け取れる貴重なお金です。今回は、この日当(出張手当)についての話をしていきましょう。
日当(出張手当)のすごさとは?
それでは、日当(出張手当)がどのようにすごいのか、解説していきます。
旅費規程の日当とバイトの日当の違い
旅費規程でもらえる日当って、聞いたことありますか?「日当?日当って、あの一日働いたらもらえる、バイト代みたいなあれのことでしょ。」う〜ん。確かに言葉は同じですが、旅費規程の日当はちょっと違います。
バイト代としてもらえる日当は、あくまでも給料です。給料なので、もらってしまうと、この日当には税金がかかりますよね。当然、社会保険もかかりますね。しかし、旅費規程の「日当(出張手当)」って、税金も社会保険もかからないんです。
「おっ?この間の支度金と同じじゃん」そうなんです。同じ「日当」なのになんで?と思ってしまいますが、旅費規程で言っている日当とは以下のようなことを指しています。
「勤務地を離れて仕事をするので、いつもとは違ういろいろな経費(外食、電話、その他もろもろ)がかかるよね、だからその諸雑費の補てんといった意味合いで、一定額を会社が支給しましょう。」ということです。だから、旅費規程の日当(出張手当)は給料ではなく、経費なんです。
1人当たり1日2万円の出張手当
あなたが海外出張に行ったら、会社からは、例えば「1日2万円あげる!」っていわれて、出張手当をもらえることになります。
「おおお!なに?僕が海外に出張して、うろうろしているだけで、バイトもしていないのに1日2万円ももらえるの?てことは何?10日間、海外出張していたら2万×10日で20万ももらえるってこと???」
そうなんです。これはまた、太っ腹ですよね。給料とは別に出張手当がもらえます。
「じゃあ、もしかして、これも夫婦が役員の会社で、2人で海外出張したなら、2倍ももらえるってこと?」
そうなんです。なんと10日の海外出張で、40万円ももらえてしまうんです。
支度金と出張手当だけで月給を越える?
「じゃあ、前回の支度金20万円と合わせて、10日間で60万円ももらえるってこと?」
そうそう。そうなんです。夫婦で10日間の海外旅行(いや海外出張でした)で「俺の月給より高いじゃん。」みたいなことが起きてしまうんです。しかも、この出張手当と支度金は、経費になるし、もらった本人は税金も社会保険もかからないんです。
出張旅費規程による支度金と出張手当のすごさを、わかっていただけましたか?
出張旅費規程で出張手当をもらおう
今回は、出張旅費規程のもうひとつのメリットとして、出張手当を紹介しました。
旅費規程の出張手当は、税金も社会保険もかからないのに、経費にできるので節税になります。1回で2度おいしいお金です。しかも、出張の日数が長ければ長いほど、もらえる額も増えていきます。どうですか?だんだんと、海外出張になぜ旅費規程がいいのか、わかってきましたか?でもね。旅費規程のすごさは、まだまだこんなもんじゃないんですよ。
「マジ?」
はい、マジです。でも、ここから先は、まだ話せませんね(笑)
ではでは。今日はこの辺で。