出張がないなら作っちゃいな!旅費規程が不要な社長はいない!

Last updated on 2023年1月6日 By 杉田健吾

みなさんが店舗型ビジネスのひとり社長だったら、旅費規程を作る意味があると思いますか?店舗型ビジネスだと、ほとんど出張する機会がないかもしれません。そうなると、旅費規程を作っても、出張手当はもらえませんよね。だから、旅費規程を作っても節税効果が薄いと思ってしまいます。

しかし、本当に店舗型ビジネスだと、出張が少ないのでしょうか。実は、どんなビジネスでも、出張することは可能です。そして、出張したほうがビジネスが成功するといっても過言ではありません。そこで今回は、出張がないビジネスで出張する方法を紹介します。出張が少ないからという理由で、旅費規程を導入しないでいる方はぜひ参考にしてみてください。

今回の内容は

出張がないビジネスに旅費規程は意味がない?
店舗ビジネスに旅費規程は意味がない?
店舗型ビジネスでも出張すればいい

店舗型ビジネスと出張とは?
他の店舗で学ぶのも出張
出張がないなんて言ってられない

出張を経営に生かすのが社長の仕事
社長は出張ばかりしていたほうが上手くいく
社長は出張するのも仕事

出張がないなら作っちゃいな

出張がないビジネスに旅費規程は意味がない?

先日、僕のところにこのような質問がありました。「うちの会社は店舗型なのであまり出張がありません。こんな会社でも出張旅費規程を導入して効果あるのでしょうか?」そうですよね。これはどうなの?って気になりますよね。

 

店舗ビジネスに旅費規程は意味がない?

たしかに店舗型のビジネスの場合、どこかに出張するというケースは少ないかもしれません。それどころか、ほとんどないかもしれませんね。出張がほとんど無いなら、やっぱり旅費規程を導入する意味はないの?って思えてきますよね。

結論をいってしまうと、確かに現状から考えたら店舗型のビジネスで出張がほとんどない会社なら、出張旅費規程の効果はあまりないかもしれません。

 

店舗型ビジネスでも出張すればいい

ただし、旅費規程の効果がないのは、あくまでも「現状からすると」という条件付きの話です。当然、現状を変えれば、旅費規程の効果も変わりますよね。つまり、店舗型のビジネスであろうと、社長が出張すればいいだけの話です。

 

「え?いやいや、店舗型なのに出張なんか無いやんか?」って思われるかもしれません。しかし、自分の店が店舗型であっても、同業他社や他業種の繁盛店を見に行くことは絶対に必要ですよね。出張は意外と身近なところにあるものです。

 

 

店舗型ビジネスと出張とは?

僕は店舗型ビジネスにも、店舗型ビジネスなりの出張があると思っています。

 

他の店舗で学ぶのも出張

あなたのお店がラーメン屋さんなら、他の人気のラーメン屋に行って学ぶことはいくらでもあると思います。例えば、

 

  • 店舗まで見に行ったり
  • 食べに行ったり
  • 店舗の運営の仕方を見たり
  • スタッフの動きを見たり
  • 声の掛け方等々を参考にしたり

 

こんなことをしていますよね。別にラーメン屋だからといってラーメン屋に行かなくても、繁盛している他業種のお店でも、見学に行けば絶対に何か学ぶことがありますよね。つまり、店舗型ビジネスでも、社長がどこかに行けば、何かを学んでいるんです、そして、それがビジネスにつながるのであれば、それは立派な出張になるのです。

 

出張がないなんて言ってられない

つねに社長が、他店の人気の秘訣について、敏感にアンテナを張って学んでいる会社は、必ず伸びますよね。逆に、これをやらない会社は衰退するしかないと僕は思っています。つまり、たとえあなたの事業が店舗型だったとしても、出張がないなんて言っている場合ではないんです。

 

 

出張を経営に生かすのが社長の仕事

「いやいや。そんなこと言ったって、社長が出張してばっかりだと会社が回らなくなるよ〜」と心配される方がいるのもわかります。でも、僕はそうは思いません。

 

社長は出張ばかりしていたほうが上手くいく

僕は、社長が出張しているほうが実は会社はうまく回るのになあ〜なんて思っています。正直言って、うまく回っている会社って、社長がほとんど店舗にいなくて、スタッフに任せている会社が多いのが現状なんです。逆に、社長がずっと店舗にいないとスタッフが働かないという会社は、ちょっとやばいと思います。

 

だから、

  • 社長は出張ばかりしていてほとんど店舗にいない
  • 実際のお店はスタッフが回している

という会社の方が絶対に成長していくんです。  

社長は出張するのも仕事

そもそも社長の仕事って経営なんですよね。だから社長って、ほんとは店舗にずっといたらダメなんですよ。もっともっと積極的に出張して、店舗はさっさとスタッフに任せたほうが良いんです。そして、自分はいろんな業界、いろんな場所、いろんな人と会って、常に時代の流れを肌で感じていることの方が大事なんですよね。その上で、経営者として自分の会社の今後の方向性について判断するといった姿勢が必要ではないでしょうか?

 

 

出張がないなら作っちゃいな

今回は、出張がないビジネスで出張する方法を紹介しました。店舗型ビジネスのように、一見出張がないようなビジネスでも、出張を作り出せることが分かったと思います。どんなビジネスでも、外に出て時代の流れを感じることは重要ですよね。

 

だから、店舗型の事業であっても、「出張がない!」なんて言ってないで、「出張がないなら作っちゃいな!」って思います。そうなれば、旅費規程の効果がどんどん上がっていきますよね。そんなときのために、今から旅費規程を導入してみませんか?このサイトでそのお手伝いをできれば幸いです。ではでは、今回はこの辺で。次回もお楽しみに。