やっと我が社も社員旅行に行ってきました!

Last updated on 2023年7月4日 By 杉田健吾

先日、我が社も3年目にしてやっと社員旅行を企画して行ってきました。「社員旅行っていっても、オタクの会社って社員っていたの?」と思われていそうですが、一応ですが、母が役員で、妻が社員になってます。なので、社員(役員含む)の慰安ということで、家族で社員旅行に行ってきましたよ!

そこで不安になるのが子どもの存在ですよね。お子さんがいらっしゃる方は、社員旅行中に子どもの面倒をみてくれる人がいないから、社員旅行には行けないという方がいらっしゃるのではないでしょうか。今回は社員旅行に子どもを連れて行っていいのかについてレクチャーします。

今回の内容は

前回のおさらい:ひとり社長や家族だけの会社でも社員旅行にいけるの?
ひとり社長や家族だけの会社でも慰安旅行を経費できる
福利厚生費にするためのポイントは2つ

子どもを社員旅行に連れて行ってもいいの?
僕の会社では子どもの参加もOK
子どもの旅行代金は経費にはしないほうが良い
福利厚生規程があるからこそ、社員旅行を経費にできる

まとめ

前回のおさらい:ひとり社長や家族だけの会社でも社員旅行にいけるの?

前回のレクチャーで「ひとり社長や家族だけの会社でも、慰安旅行を福利厚生費にするポイント」を紹介しました。今回の本題に入る前に、前回のおさらいを軽くしておきましょう。

ひとり社長や家族だけの会社でも慰安旅行を経費できる

ひとり社長や家族だけの会社でも、その会社が「法人」であれば社員旅行代を経費にすることができます。なぜなら、ひとり起業家こそ、毎日汗水たらしながら必死に、会社の発展のために働いていますよね。会社に慰安してもらう権利があります。

しかし、好き勝手に福利厚生費にしていいわけではありません。ポイントをしっかり抑えておかないと、経費として認められません。

福利厚生費にするためのポイントは2つ

慰安旅行を経費にするためのポイントは2つです。

①国税庁が発表している基準を満たす

②福利厚生規程の中に社員旅行について明文化しておく

国税庁が発表している基準については、こちらのレクチャーで詳しく解説しているので、読んでみてくださいね。

福利厚生規程への明文化については必須ではありませんが、より経費に認められやすくなるという利点があります。ぜひ福利厚生規程を作成しておきましょう。

子どもを社員旅行に連れて行ってもいいの?

さて、ここからが今回のレクチャーの本題です。社員旅行に子どもを連れていってもいいのかについて、今回はレクチャーします。

僕の会社では子どもの参加もOK

僕の会社では社員旅行への子どもの参加を認めています。僕の会社だけに限らず、子ども同伴を認めている会社はたくさんあります。

なぜなら、親が旅行に行くのに子どもを家に置いて行くわけに行かないでしょ?そんな危険なことはできません。なので、当然一緒に行きますよ。

子どもの旅行代金は経費にはしないほうが良い

ただ、子どもの旅行代金についてはやはり遠慮して経費からは外しています。微妙なラインなのですが、子どもの旅行代金ぐらいで後からいろいろ指摘されるのは嫌なので、一応その分は外しました。

きちんと企画して社員旅行に行くのであれば、その社員旅行に親が参加するのなら子どもも連れて行っても何も問題ありません。だって、親のいない家に子供だけ置いて行くわけにはいかないですからね。この場合は子どもにかかる旅行費用は経費にしないでおけばいいってことですね。

ちなみに、母と妻と僕はれっきとした社員なので、3人はしっかり社員旅行代として経費に入れてます。

福利厚生規程があるからこそ、社員旅行を経費にできる

僕の会社の今回の社員旅行で30万円以上の旅行代金を福利厚生費として経費にしちゃいました。当然我が社には福利厚生規程があり、社員旅行について明文化しています。なので、年内にもう一回は社員旅行に行きたいな〜と企画しています。

これも「知ってるか知っていないか?」そして、「やっているかやっていないか?」だけですからね。ぜひこの機会に福利厚生規程を作ってみてください。

まとめ

今回は社員旅行に子どもを連れて行っていいのかについてレクチャーしました。今回のポイントは次の3つです。

・社員旅行に子どもを連れて行ってもOK

・ただし、子どもの旅行代金は経費への算入はしないほうが無難

・社員旅行をしたい場合は福利厚生費規程を作成しよう

今回の社員旅行の話もそうですが、税金の世界って公平な世界のようで実はまったく公平ではありません。ほとんどの人が知らないことばかりなんですね。「知らない人」=「がっぽり取られる」「知っている人」=「うまくやっている」という構図になっています。

その中でも特に「情報が足りない」「情報が入ってこない」「正しい情報がわからない」というのが僕たちひとり起業家なんですね。だから正直すごく損しています。なので、僕は今後もひとり起業家に向けていろんな情報を発信していきますので、別のレクチャーも読んでみてくださいね。