プライベートの旅行を出張に変えて、会社から出張手当をもらう方法
Last updated on 2022年12月30日 By 杉田健吾
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みなさんは年に何回くらいプライベートの旅行に行っていますか?
もし、そのプライベートの旅行に自腹で行っているなら、大きな損をしているかもしれません。なぜなら、ちょっとした工夫で、会社のお金で旅行に行き、出張手当までもらえるからです。
そこで今回は、プライベートの旅行を出張に変える方法を紹介します。旅行好きの方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
プライベートの旅行で起業家仲間に会う
ひとり起業家のみなさんは、プライベートで旅行に行く時に、旅行先で起業家の仲間とちゃんと会っていますか?実はこれがすごく重要なことです。
旅行先が決まったら仲間を探す
起業家として独立した方なら、起業塾とか、交流会とか、セミナーとか、いろいろと参加していると思います。そんな中で、全国に起業家の仲間が増えていきますよね。僕の場合は、家族旅行であれ、個人的な旅行であれ、行く場所が決まったら、その旅行先に起業家仲間が居ないかを必ず調べて、できるだけ会える時間を作っています。
旅行先で仲間に会う理由
旅行先で起業家仲間に会う理由は二つあります。
- 仲間に会いたい
- 会社の出張経費にしたい
純粋に仲間に会いたいというのが一番の理由ですが、それとは別に単なる個人旅行をせっかくなので、会社の出張にして経費にするためです。当初の旅行の目的がたとえ個人的なものであったとしても、旅行先で自分のビジネスの仲間と会って情報交換すれば、立派な出張に早変わりしますよね。
そのため、個人的な旅行であっても、起業家仲間に会うなどして、仕事に結びつけることがとても重要です。旅行の中で、仲間に会うのはたった1時間だけでも良いので、ぜひ絡めてみてください。
プライベートの旅行を出張に変える方法
旅行先で起業家仲間に会う理由はわかっていただけたでしょうか。しかし、起業家仲間に会っただけでは、その旅行を出張にすることは難しいです。
プライベート旅行を経費にできる条件とは
ここで問題です。「5日間の旅行で、たったの1時間だけ起業家仲間に会っただけ」という場合、その旅行は経費にできるでしょうか。
海外旅行のところでも書きましたが、5日間のうちの1時間仕事をしただけでは、「旅行自体は個人的な旅行でしょ?」と言われてしまいます。しかし、2泊3日の旅行で、起業家仲間に会って、もう1日は自分のビジネスに関係する場所を視察したとします。もちろん、視察場所は無理やり作っても大丈夫です。
ビジネスのついでに、「せっかくなので観光もしました」というのであれば、半分以上は事業に関係したことをしますよね。そうであれば、プライベートの旅行が会社の出張に早変わりです。その結果、旅行代金は経費にできるということになりますね。
プライベート旅行を出張にするには証拠作りが大事
旅行に行って、起業家仲間と会っただけでは、仕事をした証拠がないですよね。そこで、SNSなどを使って証拠作りをします。まず、起業家仲間に会って情報交換しているところや視察しているところを写真に撮りましょう。そして、その写真をフェイスブックなどのSNSにアップします。
そうすることで、仕事をした証拠にもなりますし、マーケティングにもつながります。同時にマーケティングまでしていれば、立派な出張ですよね。SNSに投稿したついでに、メルマガ等にも誘導しておいて、新規顧客もゲットしてしましょう。
あとは、簡単な出張報告書(メモ書き程度でもOKです)を作っておけば、もう完璧ですね。ここまでしておけば、誰もこの旅行をプライベートな旅行とは言わないでしょう。
出張なら出張手当ももらえる
もともとプライベートな旅行でも、仕事をすれば会社の出張なので、もちろん出張旅費規程が適用されます。ということで、以下のようなものをしっかりともらっておきましょう。
- 交通費
- 宿泊費
- 食事代
- 接待費
- 旅費日当
ちなみに、夫婦で旅行に行く場合、奥さんが会社の役員なら、奥さんの分も経費にできます。つまり、経費が約2倍にできますね。ただし、子供の分はさすがに経費にできません。子供にかかった費用は経費から除いてくださいね。
プライベート旅行も出張にしよう
今回は、プライベートの旅行を出張に変える方法を紹介しました。出張にできれば、もともと自腹で払わなければいけない交通費や宿泊代、食事代などを会社のお金で払うことができます。ついでに、出張手当までもらえます。
税金が減り、お金がもらえて、思い出まで作れるなんて、出張って最高ですね。そして、やっぱり、ひとり起業家ってやめられませんね〜。
みなさんもひとり起業家になって、法人化して、出張旅費規程を作ってみましょう。ではでは、今日はこの辺で。次回もお楽しみに。